古宮址から見る霧島連山中岳天孫降臨神籬斎場
上記の写真は2008年1月の撮影した物
年が明け、元旦となったが前日とは打って変わって全くの快晴であった。
朝から宿の露天風呂に入り、ゆっくりして霧島神宮に初詣しようと出たが、余にも長い車の渋滞を目にしたので、予定を変更して古宮址のある高千穂河原に行く事にした。しかし、ここも前日の雪の為、通行止めになっていたので先に御池に行った。
御池と高千穂岳
この写真は当日の物でとても綺麗だが、余り良い気はしなかった。この池は火口湖で一番深いと言う。その為、戦争後戦車や武器を沈めたという話を妹から聞いていた。周りを散策していると、ノワタリさんが、強い霊気を感じられ、そこからは足が進まなかった。そこで私達はまたお清めをして、祝詞をあげ、般若心経と光明真言を唱えた。上記の写真を見ると 池の真ん中にボートに乗っている人もいたみたいだが、岸辺には人はいなかった。ただ野良犬がハヤシさんのお菓子が欲しいらしく付いてきていた。
お昼になると、国道は相変わらずの渋滞だったが、高千穂河原への道は通行止めも解除になり、その道へ進んだ。対向車にも出会わず、私たちのしかいない。前日の悪天候で登山者もいないみたいで境内もお正月とは思えないくらい空いて閑散としていたが、さすがに空気が澄んでいてすがすがしくとても気持ちの良い、何か背筋がシャンとするような場所だった。
人けが無いので上の写真のようにノワタリさんは天孫降臨神籬斎場で思う存分祈り、歌を歌った。2008年にお参りした時、ノワタリさんは「国の為...」お言葉を頂いた。私はその言葉をきっちり覚えていないのでその旅のときに書く予定です。
本当に天孫降臨の大事な場所であるのに参拝者はいなかった。みんな、新しい神社の方に行くのになぜ?としか言えない。
終えて石段をおりてから、参拝者がやって来た。境内にあるお店で遅いお昼にした。
おじいちゃんが一人で店をしていたが、おそばと甘酒を頂いた。そこにも私達以外客はこなかった。その後、まだ道は込んでいたので、もう元宮に行ったので、霧島神宮には行かず、方向を替え山道を走り硫、黄谷温泉の霧島ホテルに行った。名前のごとく近づくにつれ、硫黄の臭いがきつくなって来た。
さすがに温泉は人が多く、数種類の温泉施設があり、プールのように広いのもあったが広すぎて落ち着かず、結局(与謝野)晶子の湯と言う名前の露天風呂でのんびり寛いだ前日はよほど疲れたみたいで、その日はもう動く気もしなかった。ここは、坂本龍馬が新婚旅行に訪れたので写真やいろいろな展示物が廊下に置いてあった。今回はここで終了し、空港に向かったが、ハヤシさんの信長の痕跡を尋ねる事は出来なかった。 本当にお疲れ様~。