今日から消費税率がupされ8%になった。
導入時は「高齢者福祉の為」と言うが、現実には高齢者にとってますます住みにくい世の中になってきている。
今月より年金は減額、預金金利は100万預けても100円余りの利息…。
お年寄りは年金で生活をし、定期預金の利息などで家電の買い替えやスーツなどを買っていた。
しかし、税負担や医療費負担は増える一方でサービスは低下している。
昔のように高額な贅沢品に対しての税金をupして、生活必需品には掛けないようにすべきである。以前オーストラリアだったと思うが、食料品も食パンのようなものには掛らず、サンドイッチのような加工品や菓子類に掛けてあった。 十把一絡げに税をかけるなんて怠慢だ。低所得者に対して給付金をを給付すると言うが、ポーズだけで少額である。
顔見知りのまだ70前のシングルの女性に母が最近出会ったが、その人は運が悪く勤めていた会社が閉鎖になり厚生年金を満額かけることが出来ず、後パート勤めでつないでいたが、怪我をされて満足に働くことも出来ずにいた。
「家賃がいるから、年金だけでは生活できない…。まだ本調子でないけど仕事にいかないとね。怪我が左手で良かったわ。」とこぼした。
私もシングル、他人事ではない。
以前も書いたが、高齢者の万引きが多い。このままでは年寄りはに「死ね」と言うようなものである。
高齢者でも、働ける人は働いていたし、そういう職場もあり、今のように介護福祉士などと言う制度がないころは、結構お年の方が介護や縫製の仕事をされていた。
自分の家族を介護しながら、他の人も看るようなことをされていたが、今、若者さえも仕事を選べない時代である。
隣町に住んでいる叔母が言っていたが、人口の少ない街にスーパーとドラッグストアが乱立し、近所の食料品店が閉店してしまい、独居の運転できない手押し車で買い物に行く老人達は困っていると言う。
私達の生活を犠牲にして大企業優先の政府の方針、みんなの党の渡辺喜美の8億の借入金が問題になっているが、政治に金が掛りすぎで、小選挙区の選挙では立候補者は変わらない…。
大企業に対する法人税は減税になるが、中小企業に対しては実質増税になる見込みであり、相続税も上がって来、私達は何の為に働くのかと思ってしまう。一人であれば、どこか物価の安い国に行来たいくらいだ。
余程政治家は献金が欲しいのか大企業の方に向き、一般の国民の生活は益々圧迫され、地方は疲弊しつつある。
税負担が重く、このまま0金利が続くのであれば、消費に回る金は無く上向く訳は無い。
まるでイソップ寓話の北風と太陽みたいだ。