エルグレコ

12／26

朝6時になると、あちこちのベッドから、色々なメロデイーが流れてきます。

大概はすぐに止めてくれますが、1人だけ起きない奴がいて、延々と流れ続けてます（怒）

起きないなら目覚まし掛けるな！（厳禁）

シャワーを浴びて、8時に台所へ。

貧乏農場みたいな朝食？が用意されてます





外へ出ると・・・寒ッ！サンダルの素足の爪先が凍傷になりそうなほどです（泣）

吐く息も白いです。

バルセロナより南な筈なんですが、急に寒波が襲ってきたか？

エルグレコが愛した古都「トレド」は、マドリッドから新幹線で30分とお手軽な筈なんですが、どうやって切符を買うんだろ？

また昨日のあそこ？

行ってみたら、レシートを打ちだす機械が故障中（泣）

待ってるスペイン人も困ってる様子です。

こりゃ待ってても仕方ないわ、と見切りを付けて、コンコースの中をうろついて。

自販機はあるんだよな・・・いじってみます。

トレドって字が出てきますが、それ以外スペイン語では歯が立ちません（泣）

おッ？イギリスの国旗のボタンが？

押すと、解る解る（何しろ6年間も学んだからね）ピッピッ押してるうちに往復！の指定券！がウニョ～ッ！と出てきました





のはいいんですが、人気なのか2時間後の出発です。

ちょっと散歩しますか。

地下鉄でスペイン広場へ





屋台が建ち並んで広場じゃないですが。

真ん中にドンキホーテの像がありますが、それだけです





グランビアの通りを歩いて、デスカルサス・レアレス修道院









ルーベンスのタペストリー等があるキッターノさんお勧めスポットですが、覗くと・・・ツアーしか入れないようです（泣）

待ってられないのでパス。

少し南のマヨール広場





ここも出店が建ち並んでますが・・・





ただの広場です。





夜来れば、クリスマスのイルミネーションでしょうか？

更に南のサンイシドロ教会。

閉まってます・・・





本当に観光地でしょうか？

地下鉄でアトーチャ駅に戻ります。

トレド行きのホームがわかりません？





案内板を見ても、番号が出る訳でなく、時間が迫ってきてさすがに焦り、職員と思しき人に何回か聞いて、

全く離れた所のX線を通ってホームに辿り着きます





解り辛すぎる（泣）

しかも30分で着くのにX線ですか？

幸い席は2人掛け





脚が伸ばせて快適です。

ああ、終点でしたか。しかも行き止まりって事は、新幹線しか走ってないのか？この線は





途中で何処にも止まらないし。

人々の足じゃないんですね？使い勝手悪すぎます。

駅前に出ると、バスが待ってます。

街までは川を渡って歩いて30分らしいですが、見るからに観光バスなんで（笑）「トレド？」と聞くと「トゥーフィフティー」





橋を渡って坂を上がった狭い広場で皆下ります









どこでしょ？

とりあえず中心部のカテドラルへ行きたいのですが、古い町並みが迷路のようになってまして





攻め込んだものの迷ってしまった兵士のような気分で、絶対観光地では無い路地を徘徊しているうちに





ピョコン！と尖塔が見え看板が現れ





ようやく辿り着きました





そこまで来てみれば人だらけです





またしても大聖堂ですね？













それだけですが・・・





どこかにグレコの絵もある筈ですが、どうでも良くなってきました（笑）





ただ、冷たい空気に身をさらして佇みます









この先にも博物館なり教会はあるんですが、深入りしない方が懸命です。

















人の流れに乗って歩いて行くと









みやげ物通りを過ぎて、最初の広場の少し手前の大きい広場に出ました





こっちがメイン通りだったか

（続く）

マドリッド到着

マドリッド・アトーチャ駅に時間通りに到着。





この先のチケットを買っておきますか。

受付機でレシートを取って待ちます。

2つボタンがあって、どうやら当日券と前売り券らしく（オールスペイン語）多分こっちだろうと当りを付けて（笑）

窓口は10くらいあるんですが職員は何をしているのでしょう？2つしか開いてません。

前売り券は40人待ちなんですが、遅々として進みません。

リュックに腰を下ろして持久戦です。

当日券の方は次々番号が進んでいきますが。

う～ん、ここまで待って、もう引き下がれないな、と思いつつ2時間！ようやく私の番が来ました。

さて、「オラ！」と挨拶して、用意した紙を提示。2人！2人！とだけ強調します（笑）

・・・カード決済も含めて3分で切符が出てきます。

私の前の20人（20人くらいは、番号を呼ばれても出頭しなかった、ダミー？）は一体何を買いたかったのか？

全く理解できません。

それにしても、もう少し窓口をあけろよ！と。





地下鉄で2駅。アントンマーティン駅。





う～ん、寂しい通りです。クリスマスだからか？

店もほぼ閉まってます。

通り名を頼りに、裏通りにあるドミトリーを訪ねます。

こちらも予約入ってました。

腕時計型の鍵を渡されます。

ドアの開け方も難解です（かなり苦戦）

やっと扉を開けると、曲がった部屋にざっと10個の2段ベッド。獣の臭いがたち込めてます（不思議にすぐ慣れた）





さて、夕食は？

いくつかレストランは通りにありましたが、1人で入ってもねぇ（手元も寂しい）

当てずっぽうに歩いてて、中国系のスーパーを発見！





ワインもビールもありましたのでここで我慢。サラダは無いな。

蛸に挑戦してみますか。





硬いですが、噛んでるとニンニク味が浸みてきてまあ食べれます。





コルク抜きの極意が解りました！（笑）

てこの原理なのね？

窓口に居た黒人が食堂に入ってきて、「トモダチーッ！」と叫んでオーブンに何か入れてます（笑）

歌ってます。

酔っ払いか？



7時頃には出来上がり！

獣の部屋に戻ってベッドに





wifiは飛んでませんね？

備え付けのパソコンでブログのチェックは出来ましたが、何のコメントもついて無いし、G MAILはなぜか辿り着けません・・・