めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

森田芳光

2015-11-08 07:18:25 | 日記
寝たら絶対に起きませんね(泣)

10/31(土)

朝食後、コーヒーで目を覚ませて出社。

朝から小金井の一軒家でリフォームです。

風呂場の床にシートを貼り付けます(温かい、滑らない、見栄えがいい)

瞑りそうな眼を励ましながらシートの裁断、ボンドの混合(2液性)塗布、貼りつけ、目地のコーキングと工程は進みますが、

見た目重視のコーキングは先生(K君。先輩の20代)のレベルに達しない出来だったようで、私からヘラをひったくって、ブツブツ

言いながら手直ししてました(早く仕上げないとコーキングの表面が固まってしまう)

前の晩オールしてるオッサンに作業させるからそうなるんです(自業自得)

体が悲鳴を上げてますが、休む訳にはいきません。

映画祭オールナイト第2夜は森田芳光特集です。

監督自身が20代後半、この映画館で働いていたのだそうです。

辛い青春でしたね?

88 阿修羅のごとく

向田邦子の原作で、NHKドラマになってましたね。

子供の頃でしたので話の内容は全く記憶に無いのですが、エンデイングの曲が妙に耳に残ってトラウマになってました。

後に曲はトルコの国歌だということが判り、ズーッと心に残っていたのが、5年前の放浪の時にイスタンブールの軍事博物館で

軍楽隊の演奏のメインの曲だった事で解消されたのでした。

思いついてネットで調べてみたら、当時大成建設にて工事中だったボスポラス海峡のトンネルが完成して、鉄道も通ってる

そうです(ヨーロッパとアジアの架け橋)

これは乗りにいかなあかんな(リスト入り)

カッパドキアも観てないし。

4姉妹がそれぞれの恋愛事情を繰り広げますが、上の2人はともかく(笑)深津絵里はちょっととろそうな上に彼氏が中村獅堂!

眼鏡を掛けてどもってる演技がわざとらしいです。

末っ子の深キョンか、やっぱ(何が?)

2作目は「失楽園」

公開当時、話題になってました(裸で)

う~ん…全く覚えてません(これも数に入れられんな)

頑張って起きていようという気にならないくらいの出来だという事です。

ああ、本当に覚えてないな。

3作目は

89 家族ゲーム

松田優作が出てて、素直に終わる訳がありません(笑)

しかも伊丹十三も絡んできます。

家庭教師として真面目に振舞ってますが、内面には狂気がひそんでまして、それが徐々に表に顔を出してきます。

反抗的だった生徒も徐々に慣らされていって、最後はロボットのように優作に従ってます。

最後はハチャメチャ、食べ物をパイ投げみたいにして(かなり下品)

まさに優作でした。

今月は頑張りました。

数えたら18本。

今年は新記録樹立ですね。

出だしの出遅れてましたが(1月 2本、2月 4本)よく持ち直せました。しかも1ヶ月海外に行ってたのにね?

11/1(日)は大手町で排水管の洗浄立会いです。

大便器は良いのですが(口径が太いし、詰まりがない)小便器が曲者で、便器を外して配管を覗くと、必ず尿石が

鍾乳洞のように付着してます(泣)





人様の排泄物の名残を、素手で掃除してる姿を子供には見せたくないなぁ…

臭いも結構しますし、服にもつくでしょうね?

「衛生業者」は所詮トイレ屋だよ、と当の衛生やさんが言ってましたが、まさにこれです。

1日尿石に取り組みました(私は見てるだけですが)

お疲れ様です。

二日酔いの朝・・・

2015-11-08 06:24:08 | 日記
しかも、昨日の最後が思い出せません(泣)

ちゃんと支払いしたのか心配です…

日記もすっかり溜まってしまいました(汗)

2本目は「美しさと哀しみと」

1965年製作で、フィルムが古くてカラーがセピア色になっていたそうで、どうしようか?と思ったら加賀さんのご好意で

ニュープリント版を作ってくれたそうです。

フィルムの持ち主が加賀さんだったって事でしょうか?

川端康成の原作で、八千草薫(若ッ!)の弟子役の加賀まり子が、山村聡の浮気相手として奔放に振舞ってます(ある意味

狂気)京都を舞台にしていて、着物や街並みの美しさがありますが、話は単調で眠くてzzz

これはさすがに数には入れられませんね(泣)

3本目は

87 泥の河

1981年製作なのに白黒なのは、自主制作だからでしょうか?

戦後の大阪下町の話です。

うどん屋のおやじは田村高廣。誰かのお兄さんでしたか?

とぼけたオヤジで、ひもをつけておかないとどっかに飛んでいっちゃいそうな風来坊をつなぎ止めてる妻が藤田弓子。

いいなあ、こういう夫婦。

小学生の1人息子が主人公ですが、夏のある日、見慣れない船が堤防に繋いであります。

同年代の男の子と、少し上の姉、そして母親は仕切られた別のスペースにいて、最初は姿を見せません。

子供を学校にも行かせず、母親はどうやら体を売って商売しているようで、街では働けない容姿なんだろうな?と思ってたら

ようやく登場した母親は…綺麗じゃん?

そりゃそうか、加賀まり子だもの(笑)

こんな貧しい人が沢山居たんでしょうね?

昭和30年くらいです。

馬車(!)で運送業を営んでるおっちゃんが、「今度中古のトラックを買うんや!」と主人公に氷を奢ってくれたすぐ後に

車に轢かれて亡くなってます。

現代で言うとミャンマーくらいの民度でしょうか?

フェリーで川の船着場に着いたら、人力車の呼びかけが凄かったですものね?(しかもバカ安で、乗るのが申し訳ないくらい)

バングラディシュの町なかでも人力車が大活躍してましたね(雨季で未舗装の道路は泥だらけで、とても歩く気がしなかった)

人間が懸命に生きてるってのが良いです。

夏が過ぎて、挨拶も無しに船がどこかへ移動していくシーンでエンドロール。

宮本輝原作だそうです。

本もそのうち読んでみますか。

(因みに麻雀放浪記は持ってないよ~ん!とのぶさんが言ってました)