友田好文著「コーヒーブレイクに地球科学を」(海猫屋)を読んでいたら、重力測定の話が出ていました。
国土地理院が設置した水準点の場所で重力を測定する。
1952年に岩手県を調査したときのことが具体的に書かれています。
『岩手の路は泥まみれの路で、轍の跡が深く刻まれ、高級な外車は腹を擦って使えなかった』
高級な外車はオールズモビルです。
『県の土木科の大きなジープが使われた』
『山間の家には、電気もなく、畳も無かった』
『山道で、背丈の倍くらいに炭を背負った少年を見た』
私が子供の頃、まだ電気が通っていない集落がありました。
1960年代半ばくらいでしょうか。だから、岩手県に限った話ではないと思います。
1952年だと、67年前。そんなに古い話でもないように思うのですが、現在との違いはものすごく大きいことをあらためて感じました。
国土地理院が設置した水準点の場所で重力を測定する。
1952年に岩手県を調査したときのことが具体的に書かれています。
『岩手の路は泥まみれの路で、轍の跡が深く刻まれ、高級な外車は腹を擦って使えなかった』
高級な外車はオールズモビルです。
『県の土木科の大きなジープが使われた』
『山間の家には、電気もなく、畳も無かった』
『山道で、背丈の倍くらいに炭を背負った少年を見た』
私が子供の頃、まだ電気が通っていない集落がありました。
1960年代半ばくらいでしょうか。だから、岩手県に限った話ではないと思います。
1952年だと、67年前。そんなに古い話でもないように思うのですが、現在との違いはものすごく大きいことをあらためて感じました。