天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

God bless Reiwa

2019-04-22 14:03:38 | 日記
散歩の目を楽しませてくれるモッコウバラは、木香薔薇と書いて、中国原産で江戸時代に渡来したとか。そよ風にも揺らめく撓み枝にしがみ付く黄色の小花の群れは可憐で、花言葉は純潔、あなたにふさわしい人、などと少し気恥しくなって困る。
人間は、何も夜じゅう寝ないで考え抜かなくても、ふとしたきっかけで名案に気付くことが多い。エジソンとかアインシュタインもそうだったと思う。プランターのフリージアが所狭しと生き生き咲き誇っていたのを、間引きするように切ってトイレに飾ると、とってもよく似合うことに気が付いた。空間が広がり香りも清々しく、気分的に出も良くなったようである。昼のうどんには人参とネギに、シイタケかしめじ、あるいはえのきたけ、舞茸に小松菜などを入れていたけれど、余っていたアスパラガスを3センチ大に斜め切りして煮炊いたら、これが柔らかくて、甘くて、蕩けるような味がした。北海道産を贅沢するわけにはいかないけど、海外産で十二分に美味かった。最近NHKラジオ英会話で習った表現で言うと、I'm into asparagus. かな。
いよいよ平成も残り少なくなった。皇太子殿下も妃殿下も三千年の皇祖皇宗に思いを馳せ、厳粛なご気分でおられるとともに、多少の緊張はなされていると思う。大丈夫。随神の道(かんながらのみち)をゆったりと着実に歩まれればいいのです。以前、NHKの特番を観たら、平成天皇がご即位の大方針として国民の目線に立つと仰られ、また行動に移されたとき、宮内庁の頑迷固陋な能無し役人どもが、威厳が損なわれる、軽々しいなどと批判したと伝えられるが、平成天皇の治世は平和が保たれ、素晴らしかったではないか。昭和天皇もチャーミングであったけれど、平成天皇は勝るとも劣らない。皇祖皇宗は常に沈思しながら遠回りであっても時代の先端を駆け抜けてこられた。そうでなければかくも長きにわたり国体が護持できるはずがない。新規の気風に改めるのに躊躇などされてこなかった。令和天皇も、知性輝く典雅な皇后と、国民の敬愛ますます篤い内親王に支えられ、国際的に尊ばれる時代文化を切り開いていかれることであろう。一身を捧げて悔いのないご龍顔ではないか。May God bless Reiwa!

山吹と 木香薔薇の きを尽くし
みの一つこそ 捧げめみかどに



アスパラガス

freesia

木香薔薇


八重の山吹

*掛詞(1)黄=気
 1)山吹と木香薔薇の黄=黄づくし
 2)気を尽くし=精魂を込めて
*掛詞(2)実=身
 1)実の一つ=山吹は八重には実は無いけれど、一重には実が成る
 2)身の一つ=一身を捧げ
*掛詞(3)May=May
 1)願わくは...成らんことを
 2)5月
◇本歌=七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
~急に雨に降られた道行く人が農家に雨具を借りに来た時、娘さんが蓑も何も無かったので、実の(みの)成らない八重の山吹を一枝渡して、残念ながらお貸しできるものはありませんと、風流に伝えたという有名な逸話を残した歌。