天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

ブロックヒット

2021-04-07 14:29:07 | 日記

 

 北朝鮮の東京五輪・パラリンピック不参加が表明されるなど、行く川の水のように、昨日と同じように見えて真底の事態は激しく移り変わっていく。競泳のオリンピック代表選手が日々流れるように決まっていくのに、大阪府の新型コロナウイルス肺炎新規感染者数が7日は800人台に最多記録を更新した。災厄に呪われたかの国の気分を一新したくても、これでは福原に遷都することも叶わない。悪疫に医師も専門家も、ワクチン調達の政治家も当てにできない時は、喚き罵り合いジタバタしても何の役にも立たず、目の前の様をただ見聞き、記憶と記録に留め、火の粉が降りかからないよう身を守るしかない。
 感染が第4波を懸念させるほど拡大しつつあるため、3月に始めた卓球教室を4月から退会した。ただ、昼カラオケで高齢者の感染が増えているとの噂は聞くけれど、ピンポン・シニア同好会の方は吉と出るか凶と出るか、マスク着用で、も少し続けようと思う。
 周りの桜は散り果て、緑葉を残すのみだけれど、弘前城の桜は今月中旬に開花の予報とか。まだ会社勤務の頃、子供も巣立ち、思い切り贅沢をして、ゴールデンウイークに東北花見ツアーに出掛けたら、あらかた散った後だった。バスガイドさんが、見る前から期待を損なわないよう、言葉に気を遣っていたことを思い出す。自分の目で見ないとよく分からないし、実際に見た事が現実である。しかし、1回見たくらいで実態を言い表せる物はなく、時により場所により変化し、捉えどころがない。同じ歴史を繰り返した歴史が1度も無いことが、数十万年にわたって人類が飽きもせずに子孫を再生産してきた所以と思われる。飽きさせないために、時や場所や人を支配し得ると錯覚させたのが、造物主の意地悪である。どんな天才もどんなバカも1つの人生しか持っていない満たされ無さが、何億人の頂点に立つ為政者の虚ろな表情から読み取れる。ピンポンの上手が攻めまくってきて、最後に強烈なスマッシュを放った時、目を瞑ってラケットを出したら、相手コートに返って得点できた昨日の事を思い出し、そんなことを考えた。

弘前は
蕾のままか
弾けぬる
周りの木々と
何れ羨まむ