シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2015年12月10日午後 バルセロナ~ 男子JrSP、オープニング、ペアSP、男子SP

2016-02-13 18:06:39 | 旅行
再び試合会場へ。いよいよ試合観戦です。会場の前ののぼり、今年は羽生くんのもありました。去年のグランプリファイナルの「オペラ座の怪人」、あの興奮ときの興奮が蘇ります。今年はどうでしょう。


あっその前にランチしました。ホテルの隣のショッピングセンタで早々の日本食。日本人シェフのいる人気のある和食は休憩中だったので、あきらかに日本人のいない和食屋さんで妥協。期待しないで食べたら意外にも美味しかった(見かけで判断してすみませんでしたっ)海老フライとアボガドのスシロール。


カニカマとアボガドのスシロールもなかなかいけました。


ホテルで少し休んでから男子ジュニアの試合を観戦するため会場へ。昨年とはまた違っていることが、それはこの物々しい車両とおまわりさん達、、やっぱりテロの影響かな。


会場には去年のハビの衣装!


スケート靴屋さんには今年も羽生くんののぼり。去年は新ロミジュリバージョンだったので、、去年のほうが個人的は好きです(新ロミジュリ衣装好き)


さて、男子ジュニアの試合、いけめんなローマン・サドフスキーくん。たまたま見ていたJGPブラチスラヴァで優勝して注目した選手です。この日はちょっと調子悪かったよう。


草太くんは3Aが残念でしたが、フリーに期待。トップは安定した強さのネイサンくん。これは強敵だ。。


男子ジュニアの試合からオープニングセレモニーまでは時間が空いていたので、遅ランチを食べて間もなかったのですが、せっかくの男子ショートのときにお腹がぐーとなったら困るので念のため軽く食べておくことに。またまたショッピングセンタのフードコートに向かうと、6,7人のスペイン少女グループと写真撮っています、なんと真ん中にいるのは真央ちゃんじゃないですか!Mちゃんと私たちも頼んじゃう?どうしようってグズグズしていると行ってしまう真央ちゃん、やっぱ無理だよね。と思っていたら急にくるっとUターンして私たちのほうへ歩いてきます。すると思いきったMちゃんが写真をお願いします。スケートファン先輩であるMちゃんはもともとは真央ちゃんの大ファン、復帰した演技を見て涙しちゃったぐらいのファンなのです。すると真央ちゃん、いいですよ~ってほんわか答えてくれました。まさに天使ってかんじでした。。真央ちゃんが私を見つめて(レンズ越しですが、、)ほほえんでくれた一枚です。あとで気づいたのですが真央ちゃん斜めにモデル立ち、やっぱりいつも美しく見えるように意識しているプロなんだなーって感心。そして薄着、、さすがフィギュアスケーター。


可愛い真央ちゃんの下に並べるのも気が引けるのですが、、やきそば食べました。昼と同じ店。今度は期待して食べたのですが、、ちょっとでした。


さて再び会場へ。まずはオープニングセレモニー。前回のシンプルなものよりだいぶ凝った演出になりました。
いよいよペアのショートがはじまります。前半は中国ペア2組とカナダ組、アメリカ組の4組。今回ペアはエリック・ボンパール杯のフリー中止の救済システムのため7組出場なのです。1組めの中国ペアが男性のごっつさと小柄の少女の組み合わせがなかなかインパクトありました。カナダのジュリアン・セガン&シャルリー・ビロド、若々しくて楽しそうですっかりファンになってしまいました。続いて後半の3組、ベテラン勢ということもありやはり若手前半4組とは私でもわかるぐらいレベルが違います。
後半2番目に登場した川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ。


アーティスティックな素晴らしい演技でクセニヤ・ストルボワ&ヒョードル・クリモフについで2位につけました。


ラストはメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード組。曲はエルトン・ジョンの Your Song、ずるい、、この曲には絶対やられちゃうじゃないですか(笑)。この2人のアスリートっぽさは川口さん達とはまったく違う魅力。ただ今回はメーガンの珍しい転倒がありまさかの3位、調子悪いのかな、、そういう場面を見てしまうとものすごく不安になってきます。

そしていよいよ男子のショート。6分練習。今回は席はジャッジ側6列目の中央というかなりの良い席です。そのためか写真の下部に写っているようなすごいカメラをもった方も多かったです(プロかな)


真っ先に飛び出していく羽生くん、今年もあほ毛さんがいい感じで立ってます。


気合いの入った顔な感じです。


前回のグランプリファイナルのときMちゃんが「絶対羽生くんは出場します」「羽生くんは絶対優勝します」と根拠がないながらもきっぱり断言して不思議な安心感をあたえてくれていたのですが、今回は「絶対羽生くんは出場します」「でも優勝はどうかなぁ」とまたまた根拠がないながら優勝を断言してくれないので不安いっぱい。


そもそもNHK杯が完璧すぎたのでさすがに今回連続は難しいよね、出場してくれただけでも感謝しなきゃっとおもう私の前でジャンプ、


不安を吹き飛ばしてくれるようなきれいな着氷!ちなみに前回のNHK杯、ブログの初めにも書きましたが、いきなり2つクワドの構成変更に「私のバルセロナがぁ~」っておののいていたのですが、さすが羽生くん、あっさり2つのクワド決めてくれました。でも私があの時一番驚いたのがシットスピン。手がいろんなところからでてきて(笑)それでいて美しく、しかも音楽にぴったり合っていて(もはやそれは当然なのかな)スピン好きの私は変な声が出そうなほど驚いてしまったのでした。。


さあジャパンジャンパーを脱いでいよいよ練習本番!


はじめこの衣装を見たとき去年のほうがシンプルで良かったと思ってしまったのですが、金色の部分も改良が加えられたせいか(たと思いこんでます。最初シルエットが微妙だったのに気にならなくなったので)見慣れたせいか、これはこれでありかもと思うようになってきました。なによりコールドへの心意気がすごいなぁと。私も観戦するときのアクセサリはゴールドにしなきゃな(実はもってない、、)


結局はなんでも着こなしちゃって格好良しです。


クロスするところ、ツボです。


エレガントに凛々しい。。


ジャンプは次々に決まっていて調子は相変わらず良さそうです。


羽生くんの写真撮ってるときのあるある(私限定かもですが)


ジャンプの写真を撮ってると


想定以上にジャンプが高いので頭がフレームアウトしちゃいます(まじです)


きれいな着氷、、の写真ばかりがブログにはのることに。


ちなみに今年はスタッフなサラちゃん?とおもったのですが場内解説で活躍してました!よかった。


やっぱりこのブルーきれい。紫がかった青よりパリ散の衣装とかこういう明るいブルーが似合うなぁ。


どんどん緊張してきます。


ちょっと渋い表情されるとバクバクがアップしてしまう、、


会場も観客でいっぱいになりました。いい席をとっている日本人が多いので放送では日本人だらけの印象を受けるとおもいますが後列ほど外国人率高いです。でもやっぱり去年より圧倒的に日本人率高まってるよう。ちなみに私の隣は中国系の女子でした。ボーヤンくんのファンかな。


羽生くんの練習見てると音楽が聞こえる錯覚おきます。


特にバラード一番は演技と音楽と合い過ぎてて。


バラード一番はとにかく編曲が好きです。明るい曲調のところをすべて切り捨て不安定な旋律だけ集めて繊細というより脆い感じさえする美しさが羽生くんにぴったり。バトルさん、ありがとう。


超技巧なのにアーティスティック、悲しみとか愛しいとかわかりやすい感情でない、むしろ無機質な感じなのに芸術性を感じさせてしまうのがすごいです。ちなみに私にとってはSEIMEIはよりアスリートぽい感じ。勿論それも大好き。フィギュアスケートはスポーツですからね(プルのうけうり)


6分間練習が終了し、リンクにはトップバッターであるダイスだけが残ります。「Bring Him Home」、衣装もこの美しい曲に合った素敵衣装、4サルコウも素晴らしくきまって本当に美しいプログラムでした。

次にパトリック、この普段着衣装で王者の貫録出せるのはさすがです。ところがはじめの4Tが3Tになってしまい、更にコンビがザヤってしまって(これは織田くんの解説みてわかったことですが^^;)スピンもうまくいかず、、終わったあとの暗い顔が切なかったです。試合を観戦するどうしても立ち会ってしまう辛いシーン。


3番目はボーヤンくん。エレベータであった縁もあり応援しないわけにはいきません。4ルッツ高かった!ボーヤンくん、ジュニアのときのあまりにも棒な演技がある意味衝撃的でしたが見違えるように上手になった、、


4番目のしょーまくん。この頃には再び心臓バクバク。にしてもリンクだと大きくみえる!私は今シーズンのプロ、フリーより断然ショートがすごいと思ってます。フリーは曲自体でも盛り上がるけどショートはこんな難しい曲で盛り上げちゃうのだから。4Tの転倒が残念だったけれど、ボーヤンくんとは僅差、フリーで頑張れ、あっでも、ボーヤンくんもガンバれ。

そしていよいよ羽生くん登場、、ノーミス連続までは望みません、1回ぐらいミスあっても大丈夫だし、うんうん大丈夫。大丈夫だよね。


ジャッジ側ならではの至福、美しいスタートを正面からみることができます。でも今回もまた心臓が口から出そうになり本当に手に汗が、、もちろんもうカメラはこれでしまって真剣モードで観戦です!


まずはゆったりしたピアノに合わせた美しい滑り出しからのサルコウ-イーグル、きれいに決まり過ぎて唖然。そしてたたみかけるよう緊張感のある旋律に私の緊張もマックス!その中での完璧な4T3T!会場もすごい歓声です。こうなるとあとは安心の3Aだけ(この感覚をもたせる羽生くんすごい)なのでちょっと落ち着きながら美しいスピン堪能します。そしてすべてを解放するような曲調にのった優雅で軽やかなステップ、ここで客席から無謀な手拍子が。。気持ちはわかるけど、この高難度な曲には拍手合わせられないんですよ(笑)フェードアウトしていく拍手の中で優雅に舞いつづけ最後のスピン、そしてフィニュッシュ。完璧。本当に最高な芸術、見せていただきました。会場もすごいことになっちゃいました。

どきどきしてたんだよぉーよかったよぉ的なリアクション。


ワールドに比べればたいぶ少ないですが、、氷上で祝うプーさんたち。


フラワーガールも大変そう。


ひとりぼっちのキスクラ。でもちゃんと隣にはプーコーチ。


そしてラストはハビのマラゲーニャ。やっぱり緊張してたのかな。羽生くんもすぐに退場せずに見守ってました。
スペインでスペイン・フィギュアスケータの氷上のフラメンコ、やっぱり最強です。会場の盛り上がりも半端なかったです。それにしてもハビ、随分貫録ついてきた!やっぱり世界王者の称号はすごいんですね。


終わってみれば圧巻の勝利、2位ののハビとは何と19点差!これならフリーの演技、試合でははじめて落ち着いて見れるかも!!大満足でホテルへ戻って祝杯をあげるのでした!


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