シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2024年9月10日 ニース ~緊急事態発生~

2024-10-08 22:53:55 | 旅行
スキポール空港の出発はかなり遅れたのですが(前記事で書き忘れたのですが、係員さんたちが難しい顔して話し込んでいてなかなか飛行機に乗せてくれなかったのでドキドキでした。その後なにも説明されず乗せられるのもまたドキドキでしたが^^;)5分遅れ位で到着、リカバリ素晴らしいです。機内持ち込みキャリー組が多かったせいか、スーツケースもあっという間にでてきてすぐに空港を出られます。そして、秋(オランダ)から夏(ニース)に戻りました^^。でも湿度が低いので、まとわりつくような嫌な暑さではありません。
今回借りるアパートの大家さんからは「空港を出るとき連絡してね」と言われていたのでAirbnbのチャットで連絡、すぐに「アパートの前でハウスキーパーさんが待ってるよ」と連絡をくれます。今回の大家さんは、アパートや周囲情報などきめ細かく+レスポンス良く連絡をくれて助かります。
空港からアパートまではトラム2号線で1本!チケットは私はモバイルアプリで、MちゃんのiPhoneはアプリ対応がないため券売機で購入。ただ空港の券売機では10ユーロの空港用チケットしか売っていないのですが、モバイルアプリでは通常の1回乗車券(1.7ユーロ)で乗れちゃったんですよね。私は不正乗車してしまったのでしょうか...でも帰国時は2人とも空港へ1回乗車券で乗れた、、謎のままでした(→無人運転なので聞けず)。
ちなみにトラムはスーツケース置き場はないので混雑する車内、スーツケースを工夫してキープしながら座る必要があります。
終点のオールドポートからはスーツケースをコロコロして5分ちょっと離れたアパートに向かいます。アパートはそのオールドポート沿いなのでわかりやすい場所、カラフルな建物や豪華クルーザーを見てはキャハキャハしながら歩きます。パリほど石畳してないので意外と楽と思っていたら最後に階段...ルートを工夫すれば階段なかったのですが、油断してました。
アパートに到着すると、キックボードとバゲットを持った男性、ピエールさんが明るく声をかけてくれます。早速、ゴミはここで、エレベータの乗り方(2人ぎりぎり乗れる小型サイズ!でもあるだけでめっちゃありがたい)といろいろ説明してくれます。
いよいよお部屋にはいるとこの景色が迎えてくれます!テンションマックスです。


海が青い!!


意外と山に囲まれている!


テンションを必死に抑え、ピエールさんの説明を聞きます。キッチンは食器洗いもレンジも冷蔵庫も食器、調味料(!)その他もろもろ完備。


ベッドルームはこんな感じ。ドラム式洗濯乾燥機の使い方も教えてもらい、最後にお礼に日本のお菓子をプレゼント(日本人の性)。すごいテンションで喜んでくれて「ディナーのあと食べるよ!お礼に、、」自分のリュックをみて「バゲットはあげられないけど(→くれないんかい)この水をプレゼントするよ」とペットボトル2リットルいただきました。意外と助かる(笑)。


ピエールさんが帰り、さて「荷物を開けて落ち着こうとしたところ、、緊急事態発生!「スーツケースが開かない!」byMちゃん...
今朝ユトレヒトで荷物を詰めてスキポール空港で預けて、、それだけなのに開かなくなっていたのです。スーツケースはTSAキーと3桁の番号合わせ。キーはそもそもなく、3桁の番号を合わせるだけで開くはず。何かのきっかけで番号がずれたのか、そもそもキーが壊れたのか。とりあえず設定したキーの周辺で開く番号がないか試すのですがびくともせず。。
日本であれば、鍵屋さんに相談するところですが果たしてフランスの場合は?すがるように大家さんに事情を話して鍵屋さんはあるか尋ねます。するとありがたい即レス「鍵屋さんに持って行くと壊されるだけだから(→そうなの??)やめたほうがいい。ギャラリーラファイエット(フランスの老舗デパート)にそのスーツケースのメーカー、リモワのお店があるから行ってみれば」という有益なアドバイス!
この時18時すぎ、 ギャラリーラファイエットの営業は20時まで、アパートからラファイエットは歩いて20分、十分間に合います!早速出発することに。ところが今度はアパートのドアの鍵がかからない!このアパート素敵なんですがなにぶん古い建物なので建付けに微妙な所があるのと、そもそも鍵のかけ方が独特。。ピエールさんに教わったとき、理解したつもりになって、実際にやってみなかったことを大後悔。営業時間を考えると気持ちもどんどん焦りどうしても鍵がかからない、、「鍵かからない、UBERを呼ぶから、まずはMちゃん先に行って」とUBERを呼びます。が、悪いことは重なるもので到着は少なくとも30分後との表示、、この案はボツ。だんだんアパートを予約したことを後悔しはじめます。ホテルであればドアは当然閉まるし、タクシーも呼んでもらえるし、そもそもホテルの人が相談にのってくれるだろうし。旅慣れたつもりでしたが、アパートはまだ早かったかとしょんぼり。
けれど、しょんぼりしているわけにはいかず、もう一度落ち着いて鍵の構造を見直してトライ。すると思いっきりドアを閉めて荒めに鍵を回すと鍵がしまるというコツを習得(なんだか、、)なんだかんだトータル30分以上ロスしてしまいましたが無事鍵をかけてギャラリーラファイエットに出発です。

幸いギャラリーラファイエットへの道は平坦でそこまで凸凹していません。しかもリモワのショップがあるなんて私たちラッキーだよね!と気分がちょっと上がってきます。
途中ちょっと写真を撮る余裕もでてきました。。鮮やかな黄色い建物に囲まれたガリバルディ広場。


ライオンさんもいます。


19時ちょっと過ぎにギャラリーラファイエットに無事到着。まずはカバン売り場を探します。焦りつつも上階にある売り場を見つけ、店員さんに聞いてみると「リモワは1Fよ」
慌てて1Fに戻りますが、店員さんがいない。。とにかく店員が少ない、警備員さんのほうが多いんじゃないかとおもうぐらい。どうにか店員さんを呼んできて、早速スーツケースが開かない旨を話すと「えー?僕はリモワの人間じゃないくてギャラリーラファイエットの店員だから開けられないよ」の一言で終了、茫然。。ただ本当に見るからに開けられそうもないタイプなので(暴言)もう一度、カバン売り場に戻って店員さんに相談することにします。
ところが、今度はその店員さんがいない。他の売り場の店員さんを見つけ聞いてみると、彼女もう帰ったと、、閉店時間30分前なのに!?
日本ではありえないですがここは海外(しかもフランス)そんなものなのですね。
再度、茫然としていると、また大家さんから連絡がはいります。「ラファイエット近くにBemon Sacs, voyages, maroquinerietっていう大きなカバン屋さんがあるから開かなかったらそこにいくのもいいかも」とのこと。ただそのとき19時半でカバン屋さんの閉店時間、明日出直そうとアパートに戻ることにします。
行きとは違って足取りも重く、、とりあえずスーツケースが開かないという最悪のケースを考えよう(そう考えておくと明日すんなり開くような気もしたので)、その場合、まずユニクロ・ニース店があるからそこでお買い物しましょう。スーツケースはある、なにかなくなったわけではない!少なくとも羽田空港に着けば日本人のスーパー職人が開けてくれる!と話し合います。
アパートに戻ってとりあえず最低限必要なものを確認。まず幸い、私のサイズ>>Mちゃんのサイズなので今日寝るとき用のTシャツなどは貸すことができる(逆だったら悲惨でした)、それから私は小心ものなので、充電ケーブルとか電化系は2重化、化粧品も多めにもっているのが役に立ちました。
いつも間にかあたりも真っ暗になり、こんな事態なのですがお腹が空いてきます。そういえばランチはビールとポテチだけだった。。


ただ、私でもこんなりどんよりするのに、Mちゃんの気持ちは、、と思っていると「ごはん食べにいきましょ」byMちゃん。気持ちを切り替えてくれるところ、というかそうふるまってくれるところがさすがです。
日本でチェックしていたアパートから歩いて1分ぐらいのところにあるワインバー、ROUGEへ。外に並べられたテーブルでみんな思い思いに飲んでます。


地元の人が多くて若干アウェイ感のある雰囲気。メニューにはボトルワインがずらり。一瞬グラスワインはないのかと不安になりますが、グラスワインはある?と聞いたところ、「もちろん!どんなのが飲みたい?ドライ?フルーティ?」とフレンドリーに聞いてくれ好みに合わせたワインをもってきてくれます。


まずは白ワインとナスをミンチ状?にしたもの。みかけはいまいちですが、パンにつける美味しく白ワインとの相性もぴったり。


そして香ばしいタコ!下にひかれているクリーミーなポテトとともに滅茶苦茶美味しかった!これはリスボンのあのワインバーの美味しいタコといい勝負です!タコ単体だと超えたかも。


こちら食べ始めてしまってから撮ったので、、な写真ですが、豚の角煮のような感じ、こちらは赤ワインとの相性がぴったりでした。


雰囲気、店員さんの対応、お料理(適量!)、そして勿論ワインどれをとっても素晴らしく満足度高いお店でした。ちなみに気に入りすぎて、この後も2回通ってしまうのでした(詳細はまた別記事で)
さて、部屋に戻って明日の予定を確認し、お酒の力で寝ることにします。ただ、やっぱりなかなか寝付けず..…しばらくスーツケースの鍵の組み合わせに取り組んでみるもののやっぱり開かず、これは構造的に壊れちゃったのかな、明日大丈夫かな、開くといいなぁ、神様お願いします、にしてもどうして私はこうトラブルに弱いのだろう(焦りすぎて空回る)とぐるぐる考えちゃうのでした。緊急事態発生とタイトルをつけましたが、怪我したわけでもなく、事故に巻き込まれたわけでもなく、大事なものがなくなったわけでもないので大袈裟かもしれませんが、やっぱりこの時、私たちにとっては、緊急「大」事態だったのです...翌日どうなったかは次の記事で!

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2 コメント

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>カギ... への返信 (icchu)
2024-10-09 22:32:00
>who さんへ
>カギ... への返信

whoさんの体験談、自分事に感じて、一気に読んでしまいました!✈の時間、10倍に感じそう、、辛、、空港の件はなるほどです。ためになります!!
さて私たちの場合は、、もう少々お待ちくださいませ。
返信する
カギ (who)
2024-10-09 20:10:22
スーツケースの鍵が開かなくなったことあるので、状況わかります(リンクはその時の記事)。僕の場合はまだ日本にいるときで、どうなることかと思いました。
無事に開けられるといいのですが
返信する

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