http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/28/news022_6.html
秋元康氏がよく口にする「女の子の化学反応」って何だろうと思って、ググってみたらリンク先のテキストを見つけた。個別の話については、ほとんどが聞き知った内容ではあったけど、これだけまとまってるのは初めて目にするかな。秋元氏の考え方がよく分かる感じで、長文だけど読んでおいて損はないと思う。
この中に「化学反応」の説明があった。以下引用
女子高生の化学反応というのがあって、女子高生って1人を見て「すごいかわいいな」と思っても、それほどエネルギーを感じないんです。でも、3人、4人と固まるとすごいエネルギーを持ち始めるんです。
それはAKB48でもそうです。AKB48はよく「ひとりひとりってそんなにかわいくないですよね」と、「君、失礼だな」と思いながらも聞くのですが、固まると何かすごくかわいく見えるんです。ある種の乱反射みたいなところがあると思います。
以上引用
これは誰でも心当たりがあると思うし、たぶん現象としては女性特有の心理的な要素が関係するんだろう。秋元氏は「女子高生」に話を絞ってるけど、おばちゃん集団なんかも特有のエネルギーを放つし、女子高生でも、制服かそうでないかで雰囲気が変わるし、化粧の種類とかでもカラーが変わる。何か複数のパラメータが複雑に絡み合った結果のように思われる。
何にせよ、これが秋元氏における「化学反応」理解のスタートラインらしい。けれども、実際の「現場」の用法はかなり違ってるように思う。
以下秋元康ぐぐたす2012年3月24日引用
昇格できなかった研究生たちを心配する声が大きいので、…………………もっと先に発表する予定だったことをお話しますね。
もうおわかりだと思いますが、
チーム8を作ります。
そこを目指して欲しいですね。
AKBもSKEもNMBもHKTもJKTも、
何かチャレンジをしていかないとだめです。
転がる石は苔むさない。
化学反応に期待しましょう。
本番が終わってから、
珠理奈、美優紀と話しました。
SKE、NMBへの愛を訴えていました。
もちろん、わかっています。
SKE、NMBの底力を見せましょう。
以上引用
ぐぐって最初に見つかったのを引用したんで、「チーム8」とかは取り敢えずスルーということで。これ以外にもいろんなところで語っていたと思うけど、ここに出てくる「化学反応」の用法は、明らかに上の説明とは違ってる。メンバー構成によって予期しない変化が現れることをもって、「化学反応」と呼んでいるように見える。秋元氏の考えでは、この「化学反応」と女子高生のそれは同一範疇に属する、あるいは同一概念の拡張の範囲ということなんだろうか。
「転がる石」「チャレンジ」という表現との関係性からは、少なくとも私には同一概念には思えないし、そういう風に考えるのが、より妥当性が高くないだろうか。そして、これが正にチーム4について、そして兼任についての説明である以上、もしかして、この「化学反応」についての、言うなれば「勘違い」が、以前に書いたチーム4の「誤算」の要因となったのではないかと、思われるのだけどね。
秋元康氏がよく口にする「女の子の化学反応」って何だろうと思って、ググってみたらリンク先のテキストを見つけた。個別の話については、ほとんどが聞き知った内容ではあったけど、これだけまとまってるのは初めて目にするかな。秋元氏の考え方がよく分かる感じで、長文だけど読んでおいて損はないと思う。
この中に「化学反応」の説明があった。以下引用
女子高生の化学反応というのがあって、女子高生って1人を見て「すごいかわいいな」と思っても、それほどエネルギーを感じないんです。でも、3人、4人と固まるとすごいエネルギーを持ち始めるんです。
それはAKB48でもそうです。AKB48はよく「ひとりひとりってそんなにかわいくないですよね」と、「君、失礼だな」と思いながらも聞くのですが、固まると何かすごくかわいく見えるんです。ある種の乱反射みたいなところがあると思います。
以上引用
これは誰でも心当たりがあると思うし、たぶん現象としては女性特有の心理的な要素が関係するんだろう。秋元氏は「女子高生」に話を絞ってるけど、おばちゃん集団なんかも特有のエネルギーを放つし、女子高生でも、制服かそうでないかで雰囲気が変わるし、化粧の種類とかでもカラーが変わる。何か複数のパラメータが複雑に絡み合った結果のように思われる。
何にせよ、これが秋元氏における「化学反応」理解のスタートラインらしい。けれども、実際の「現場」の用法はかなり違ってるように思う。
以下秋元康ぐぐたす2012年3月24日引用
昇格できなかった研究生たちを心配する声が大きいので、…………………もっと先に発表する予定だったことをお話しますね。
もうおわかりだと思いますが、
チーム8を作ります。
そこを目指して欲しいですね。
AKBもSKEもNMBもHKTもJKTも、
何かチャレンジをしていかないとだめです。
転がる石は苔むさない。
化学反応に期待しましょう。
本番が終わってから、
珠理奈、美優紀と話しました。
SKE、NMBへの愛を訴えていました。
もちろん、わかっています。
SKE、NMBの底力を見せましょう。
以上引用
ぐぐって最初に見つかったのを引用したんで、「チーム8」とかは取り敢えずスルーということで。これ以外にもいろんなところで語っていたと思うけど、ここに出てくる「化学反応」の用法は、明らかに上の説明とは違ってる。メンバー構成によって予期しない変化が現れることをもって、「化学反応」と呼んでいるように見える。秋元氏の考えでは、この「化学反応」と女子高生のそれは同一範疇に属する、あるいは同一概念の拡張の範囲ということなんだろうか。
「転がる石」「チャレンジ」という表現との関係性からは、少なくとも私には同一概念には思えないし、そういう風に考えるのが、より妥当性が高くないだろうか。そして、これが正にチーム4について、そして兼任についての説明である以上、もしかして、この「化学反応」についての、言うなれば「勘違い」が、以前に書いたチーム4の「誤算」の要因となったのではないかと、思われるのだけどね。