AKB48の旅

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オリコンと数字

2013年06月26日 | AKB
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2025942/full/

50万枚というわかりやすさを逃したのは惜しかったけど、こうしてアルバムに続いてシングルでも数字を出せたことが素晴らしいと思う。

もちろん、複数枚購入とかモロモロのドーピングとか、販売方法にケチを付ける向きもあるだろうけど、オリコンというブランドは現在なお有効なんであり、その集計には(少なくとも大きな)偽りはない。数字自体は公正なんであり、今なお強い説得力を持つことは言うまでもないだろう。

AKBムーブメントの大きな特徴は、その公正性、透明性にある、そういう主旨のことを書いたのはずいぶん前になるけど、これは現在もきっちり守られていて、AKB界隈の数字絡みには、その特徴が良く現れてることが分かる。

先日の32ndシングルのMV撮影でも、参加エキストラの人数を3800人と発表してた。ほぼオープン参加に近いエキストラの人数を、これ以上刻むのは非現実的なわけで、だからこの3800という数字は、正確な実参加人数そのものと考えられる。

けれどもパブリシティとしては、こういうイベントの参加人数は、多い方が何かと羽振りが良いし、キリ数字に揃えたくなるもんだし、実際、AKB以外の場合、ほとんどのイベントの参加人数がそういう扱いになってるのは、敢えて例示するまでもないこと。なのにAKBの場合、丸めた4000人とか、キリ数字の5000人にしないところが、らしいということになる。

去年の東京ドーム公演でも、初日に大島さんが48521人と、観客数を一桁まで刻んで発表してた。東京ドームの収容人数は、ググってみても意外にも謎で、Wikiを信じるなら、球場モードでは46831人らしい。コンサートモードだとどうなるのかは不明だし、客席の設営状況で大きく変わるんだろうけど、たぶん、この48521人というのが、実際に小石川消防署に届けられた公式の数字なんだろう。

仮にメンバーとスタッフが500人前後だったとして、合わせた49000人あたりというのが、消防法などで許容される、東京ドームの収容上限である可能性が考えられるし、これを大きく超える動員数が発表されれば、それは煽りということになるんじゃないか。とか言いつつ、うーん、嵐でも55000人の発表なのか・・・。