ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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循環型社会についてフォーラム、3月17日

2012-03-13 19:35:35 | 明野処分場

2012年3月17日(土)、13時受付開始、講演は13時30分開始です。
 会場・山梨大学工学部(T1-11 講義室)
 主催・甲府ワイズメンズクラブ
 講師・鈴木嘉彦 山梨大学大学院教授
山梨は地球の縮小系(ミニモデル)という話はどこかで読んだことがありますので、環境問題にうとい私はこの機会に学ぶことができれば良いのですが、いつもながら未定。

私の甲府ワイズメンズクラブとのお付き合いは2008年11月3日の第48回YMCAバザーから始まったように記憶しています。その直後に、11月15日、第2回エイズ文化フォーラム in 山梨、さらに、2010年3月13日の「第3回エイズ文化フォーラムin山梨」に参加、5月15日に甲府ワイズメンズクラブ 創立60周年記念行事で内藤いづみさんの講演会にも。
2010年にはHIV/エイズを理解する講演会にも出かけました。エイズと言えば、甲府市では先日記事にした放射能汚染に関わる人権侵害と同様な問題がエイズに関してもあったことは、どこかで読んだ記憶があります。ソースを失念していますので記事には書きませんでした。甲府ワイズメンズクラブさんが提供してくださるリアルの場から、いろいろと学ばせていただける事を感謝しています。
主催団体として参画されておられる山梨チャリティーランは、例年5月開催ですが2011年は10月に延期して開催されました。私は未訪問なので今年こそ観衆の一人として出かけてみたいと思っています。

環境フォーラム

震災がれき処理について、政府が自治体に対して正式に要請するというニュースに気付きました。放射能汚染に関する測定をいつ、誰が、どのような方法で行い、どのように公表するか、焼却炉の性能と焼却時の測定はどうするか、その後処理では何を行なうか。そういう問題に関係する情報が全て信頼できるかどうか、それだけの問題でしょう。放射能は消えない、移動するだけなので、除染という言葉を私は誤解しないようにして色々な記事を読んでいます。私の体内に移動してくることを私は気にしていません。
自然放射線量“平均値”は昨年既に増やされています。子供たちを守ろうとする施策と情報を丹念に打ち出している行政でさえあれば、市民としては震災瓦礫を引き受ける話はきちんと聞いて判断するべきだと思います。
山梨県としては焼却後の処理は全て明野処分場に埋め立てる方針を打ち出すべきです。この意味が分からないような人々が震災瓦礫を引き受けるなどと言うならどこかにまやかしがあるでしょう。焼却灰などを他県に送り出すなどは恥ずべき事になるでしょう。


明野処分場審理で住民側弁護士の答弁

2012-02-09 22:21:35 | 明野処分場

明野処分場に未解明な技術問題? 記事にコメントとして情報追加しながら、この事は別記事にしておこうと思いました。

「ほくと未来ネットワーク」の2012年2月8日記事、梶山弁護士が明野処分場問題で答弁書/この答弁書は住民の声を直截に代弁してくれて痛快、これが痛快なんてもんじゃないです、まるで張り扇が鳴る講談を聴いているような、私はこんな裁判記録を初めて見ました。ちょっと拾っただけでも・・・

◇ 無関係な事実を持ち出して、包括的に誹謗するが如き主張は慎むように。何度も言わせないこと。
◇ いい加減な主張はせずに、明確に特定して主張されたい。
◇ 何を言いたいのかも分からない。ほんとうにウンザリするのだ。
◇ こんな間違った事実が、「職務上知りうる顕著な事実」であるはずがない。
◇ 「何重もの安全対策」と称するものは、全て欠陥対策の積み重ねに過ぎず、全体として「安全対策」としての役に立っていない。
◇ 誰でも、どこでも公表が当たり前のデータについては、公表している部分もあるが、都合の悪いデータについては、なかなか公表しない。
◇ ここに記述されていることは、全部「架空の事実」に基づいた捏造(俗に「でっち上げ」ともいう)である。
◇ 事業計画の失敗と事業経営の失敗のツケを「県民負担」に依存しようとするのはとんでもないことであり、到底許されない。要するに、「不良債権増大の尻ぬぐい」を県民が負担せよといっているのであり、そんなバカな言い分が通るはずがない。
◇ 債権者(注・事業団の意味)の事業計画の失敗なのであるから、そんなことは、本件仮処分とは無関係であるから、仮処分申立書で無関係な「泣き言」を連ねるべきではない。
◇ その数字が計っていないはずなのに、有効数字3桁まで記載され、その数値がぴったり一致している。上記表は、架空の事実を記載して作成されたものであることは明らかである。つまり、明白なる捏造証拠である。
◇ 「搬入トラック」と称するものは、債権者の偽装であり(俗に「やらせ」ともいう)、実態ではない。

3.11 以来、あちこちのブログで同じような発言を何度も読みました、今も続いています。原子力村やそれに同調する人々に投げかけられるのですが、数値の偽装などは例の東京第5検察審査会の事例を思い出します。有権者からランダム抽出した審査員の平均年齢が2度ともほぼ同じで、それも30代になるというバカ話。

にもかかわらず、明野処分場事例については、山梨県環境整備事業団が申し立てた「廃棄物搬入妨害禁止等仮処分命令」は、そのまま認められるでしょう。そして粛々と事業が進み、数年後に40数億かの赤字が県民負担として残る。事業団は公益財団法人になって幸せに活動を続けるでしょう。(やっちまって後からシマッタとなるのって、なんか地域の特性なんでしょうかね、失礼)

私は管理型処分場というのはプールのように側面も底もコンクリートで固められているのかと思っていたのですが、そうでは無いことを初めて知りました。やっぱり環境問題は苦手です。


明野処分場に未解明な技術問題?

2012-02-04 09:54:04 | 明野処分場

別件情報です--
八ケ岳観光圏と、NPO法人清里観光振興会、「寒いほどお得フェア」のホームページ
甲府駅北口のレンタサイクル甲府は2月1日から移転しました


山梨県内で原発震災についてお書きになっているブログなのでリンクに追加していたのですが、「ほくと未来ネットワーク」で、「明野処分場問題が再び燃え上がる。あきれた!ここにもあった安全神話」 として2012年02月03日付けで記事が出ています。

記事を読んで、そうかこの事かと分かったのですが、1月31日に1月のアクセス、見えない情報から観る としてまとめた時にふと思い出して補足を書いていました、下に再掲しておきます・・・・

ちょっと補足しておきたい事がありました。明野処分場の再稼働に関する問題です。
この件は私には苦手な環境問題なのでブログには書かなかったのですが、漏水検知システムが異常を知らせた原因について、山梨大学工学部電気電子システム工学科の坂野 斎 (BANNO Itsuki) 助教から、事業団の説明は科学的では無いとの意見書が提出されていたが、取り上げられなかったという話です。原発震災に至ったプロセスにも同様なことが繰り返されたと私は考えています。山梨県の明野処分場で原子力村の過ちが繰り返されることは避けねばならない。山梨県環境整備事業団ホームページに、この意見書についても掲載されているかどうかすぐには分からないのですが、県民に対してはジグソーパズルではない情報提供を横内知事にはお願いしたいと思います。

「ほくと未来ネットワーク」が掲載した新聞記事のコラム見出しに「住民と情報共有されねば・・・」の部分は素人の私でもなんとなく理解できます。「漏水がなくても電気が流れる」という説明を山梨県環境整備事業団がしているなら、そもそもが、そういう検知器では役に立たないことになると思いました。

坂野さんの1通目の意見書は10月7日付けとのことですから、事業団のページをもう一度確認してみたら、平成23年度第5回 安全管理委員会(開催日時:平成23年11月17日)でアップロードされている資料類がその回答に相当するものかも知れません。
想定外の加重によりシートが壊れて「漏水がなくても電気が流れた」ということなのでしょうか。再稼働してもし再び電流が検知された時には、それが漏水なのか想定外の加重によるものなのか、その都度掘り返すことになるのでしょうか。
今後は想定外の加重はゼッタイにかからないようにします、というのが11月17日の結論なのだと思えます。でもこの世にゼッタイはありえないですね。

それはともかく、11月17日の会議を踏まえて12月18日付けで出された坂野さんの2通目の意見書だと思います。
再稼働を決定された横内知事はこの意見書2通目についても御存じなのでしょうか。ご存じの上での再稼働決定なら、坂野さんの意見に対する知事のご見解も承りたいと思います。
想定内の状況下でしか役に立たない検知器や、それに対する科学的疑問への答えがはっきりしない状況では、搬入をやめてくれという地域の方々の要求は当然であり、仮処分云々の裁判沙汰はおかしいと私は思います。

2通目の意見書とそれに対する回答を事業団は公開すべきです。搬入再開も裁判もその後の話でしょう。

そしてゼッタイ安全だとなった時には、東北大学の調査で分かってきた重金属に汚染されている震災瓦礫を山梨県が引き受けて明野処分場を短期間に満タンにして終りにすればよいです。赤字どころか想定外の黒字で事業を終らせることができるかも知れません。