2011年2月28日の東洋経済オンラインで、「日本の人口、都市圏で増加の一方、地方での減少が顕著、10年国勢調査速報」がでていました。同様なデータは既にどこかに出ていたのかも知れませんが、私はこの記事が初見でした。
2005年との比較で人口の増減数と増減率とで二通りの表があります。
「人口増加率トップは35%増の三重県朝日町、その成長の理由は? 10年国勢調査速報」が分析記事です。『2位の東京都中央区・・・都心回帰にともなう超高層マンションの分譲が寄与。同様に、上位にランクした多くの自治体でマンションやニュータウン開発を背景に人口が増えたと見られる。』
私としては、都心回帰の原因はなにか、マンションやニュータウン開発で人が流入する理由は何か、そういう点に興味があります。
人が「都心」に回帰したがる心、マンションやニュータウンが出来ればその地域に住みたいと思う心、そういう人の心を引きつけるものが何かという分析こそが一番必要だと思いながら記事を読みました。箱物作れば人が集まるってもんじゃない、それを私はいつも思っています。
増減率上位100市区、昭和町、882人とはいえ人口17千人の町に人がやってきた理由は何か、山梨県の町ですからどこかに分析報告が出ているかも知れません。
都心に住んで郊外の会社に通勤する、ラッシュと逆方向だから楽です。甲府市中心に住んで市外の職場に通う、車の流れも逆になり、これっていいんじゃないかと思いますけど・・・・リニアが出来た時、誘致した会社の社員がみんな東京から通勤して来るなんてことは無いだろうとは思いますが・・・