
◇ 東京上空は半分、米軍のもの―― 西から羽田に向かう旅客機が房総半島まで遠回りするワケ(「新潮45」2018年9月号 掲載 gooニュース転載 2018年08月27日 06:40)このブログの親である goo を見ていて気付きました。
『西から羽田に向かう旅客機が、千葉・房総半島まで遠回りするのはどうしてか? 約70年にわたり占有されたままの、1都8県に跨る「空域」について、元防衛事務次官の守屋武昌氏が解説する。』
ところが1980年代半ば、大阪防衛施設局に勤務していたころ、生駒山から徐々に高度を下げ大阪の市街地上空を通過し、さらに阪神高速道路を低空で横切り、伊丹空港に向かう民間航空機を見て驚いた。(中略)
2年後、東京に戻り、航空幕僚監部の運用課長から説明を受けて、初めて横田空域の存在を知ったのだった。首都・東京上空を航空機が飛ばないのは、まったく別の理由があったのだ。
◇ 東京上空は半分、米軍のもの―― 西から羽田に向かう旅客機が房総半島まで遠回りするワケ(デイリー新潮 の元記事です)
「新潮45」2018年9月号 の目次も確認できました。
横田空域というものがあることは、都内で問題になっている羽田空港の飛行ルート変更計画から知ってはいましたが、占領空域の具体的な経緯や実情は調べた事もありません。大田区議会議員・奈須りえさんの関連記事でも書かれていませんでした。
防衛官僚のトップまで務められた守屋武昌さんですら「長い間、私自身もその存在を知らなかった」とお書きになった、『よくそれで防衛官僚が務まりましたね』と申したいところですが、その記事で私も初めて分かってきました。日米の政府情報などを情報源として確認する時間はありませんのでブログに残すだけにします。
岸信介氏の時代からアメリカによる日本の占領体制は何も変わっていない。新潮社のスタンスは知りませんし自民党総裁選が間近な現在、「特別企画」にこの記事も掲載した意味もわかりません。
政治家と公務員が結託した「朝貢」行政はむしろ烈しくなっているのではないかとすら感じる今日この頃。
横田空域の問題は自分のサイトで書いている山梨県北富士演習場とも関係します。北富士演習場地域組織からオスプレイ飛来を拒否する意見が出たと先日報じられました。
しかし、リニア中央新幹線事業を見ていても思いますが、国政、地方を問わず行政からの的確な情報発信が欠如している裏には必ず何かある、「彼等の朝貢先はどこだ」と、一介のネティズンでしかない自分の考え方・・・