
2015年9月1日夕刻にPDFファイルで公開されました。『平成27年3月から各道府県等に対し、誘致の提案募集を行ってまいりましたが、同年8月31日が提出期限であったところ、42道府県から69機関について誘致の提案がありました。』 山梨県の希望先は他県と競合が厳しい。誘致活動はどのように展開するのか。一堂に会してプレゼン競争になるのか?

総理官邸サイトにある 「まち・ひと・しごと創生本部」 に 「政府関係機関の地方移転について」 というページがあります。
2015年04月21日に、「リニア中央新幹線で地域活性化、RESAS を使おう」 と記事を書いた時に「まち・ひと・しごと創生本部」を知りました。
「文化庁、京都に移転を=政府機関誘致締め切り」(時事ドットコム 2015/08/31-21:20)に気付いたので、これまでチェックしていた関連情報が繋がりました。
中央省庁や独立行政法人などの移転候補地は、東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県を除く43道府県。東京一極集中の是正と雇用創出などによる地域経済の活性化が狙いだ。政府は9月以降、有識者会議(座長・増田寛也元総務相)で道府県や各省庁から移転効果についてヒアリングを実施。来年3月末にどの機関をどこに移すか決定する方針。
(以下略)
創生本部の「政府関係機関移転に関する有識者会議」は8月25日の第1回議事録まで公開されています。8月24日現在の要望は岩手県と愛知県だけでした。
締め切られた要望集計について8月31日に会議があったのか、それとも時事ドットコムが独自に取材したのかわかりませんが、「創生事業」関連サイトのどこかで「週内に要望の集計をまとめ公表」されると思えます。
山梨県の要望は、知事記者会見(平成27年8月26日水曜日)で「政府関係機関の地方移転に係る提案について」で発表されています。
私は 2014年09月19日 「国土のグランドデザイン2050」との関係 で書いていました。『相模原には環境省、甲府には国土交通省、飯田には経済産業省、中津川には文部科学省など、中央官庁がそのまま移転して来ることも可能なのだ。リニアという地下鉄があれば彼等が霞ヶ関に居る必要も無い。スーパーメガリージョンの意義は官僚が実現させることで国民が理解できる。企業本社も官庁の後に続くだろう。』
リニア沿線地域からの要望を確認したいと思います。
この記事は「街づくり」カテゴリーで書きましたが、今後のフォローは リニア中央新幹線の情報ブログの「地域活性化」カテゴリーと リニア中央新幹線ホームページ で整理していく予定です。
私の関心空間「街づくり」テーマでは、甲府駅北口のシビックコアによる活性化の現況や中心市街地活性化事業のその後について放置状態ですが、いずれ再構築する予定です。
リニア情報ブログでは、2015年08月31日 北品川非常口及び変電施設の契約手続き開始 が最新記事です。【2015-09-01 追記】