例によって12月の30日分です。今月はマイクロソフトのセキュリティ脆弱性対策の月例更新で問題が生じたので、それに関する記事が爆発的なアクセスを示しました。問題に気付いた時に予想した通りでした、MSセキュリティ問題についてはもうここでは書かないと決めていましたが今回は特例でした。
年末に意外だったのは2009年武田神社の初詣を書いた記事に急にアクセスが増えた事です。Google 「武田神社 初詣 交通規制」 というキーワードの組合わせが多いです。Yahoo! ならこうなります- 「武田神社 初詣 交通規制」 検索された方々が満足される記事がヒットしたかどうかを私は確認していません。検索者が満足される記事をアップロードするのは私ではありません。
1年を振返ってアクセスログから感じる事を書く気持ちにもなれないので、ご関心がおありなら、ICT甲府ホームページにある月次リストをご参照ください。
今年は柄にもなく政治ネタが多かったと自分では感じています。砂上の楼閣じゃないかと感じていたシステムの実態がその通りにどんどん見えてきたのが今年一年だったように思っています。「崩」は私としての今年を表わす1文字漢字かも知れません。
来年2011年は1月に山梨県知事選挙と甲府市長選挙があります。その後は統一地方選があります。首長選挙は結果が見えているので有権者の関心は国政場面になっているでしょう。その情報を何から得るかは有権者それぞれの問題です。政治家を選ぶ有権者が自分達を縛るシステムも決めていることになるのが民主主義なんだと思っています。政治のレベルは有権者のレベルと言われるのはそういうことでしょう。
その政治のレベルが行政のレベル(有権者を縛るシステム)を決めているのか、それとも行政のレベルは政治のレベル(有権者のレベル)とは無関係に定まるのか、そこんとこが未だ私には分からない・・・だから民主主義社会における行政の実態を実は私は分かって無いことになるのです。
行政で、誰が何処で何を何時やったのかはネットから知る事が出来るようになってきています、だが、彼は(その組織は)何故それをやったのか、これを知る方法が私には未だわかりません。言うなれば、そのコトを行なう意義を述べた理念を誰が最初に書いたのか、という部分です。最近の私は「エリーティズム」という単語のことを何かにつけて考えています。
ちっとも片付かない仕事が溜まったままで年を越します。私には大晦日も元旦も31日から1日になるだけに過ぎないという感覚で生活しているので、人並みに初詣にでも出かけられたらそれでOKです。皆様におかれましては 良いお年をお迎えください。