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コロナ禍、静岡県訪問に警戒警報

2021-01-21 23:53:21 | COVID-19
◇ 2021.01.21 静岡移動歴ある患者 検体検査へ(01月21日 17時50分 NHK甲府放送局)
隣の静岡県でイギリスで感染が広がる変異した新型コロナウイルスへの感染者が確認されたことを受けて、長崎知事は静岡県に移動歴のある県内で感染が確認された患者について念のため国の研究所に検体を送って検査することを明らかにしました。
山梨県の隣の静岡県では今月18日以降海外の渡航歴がない男女がイギリスで感染が広がる変異ウイルスに感染したことが確認されています。
これについて長崎知事は21日定例記者会見の中で、「静岡県に移動歴のある患者については、順次、国立感染症研究所に検体を送付し、分析を依頼することにしている」とのべました。
県によりますと今月、県内で感染が確認された患者のうち13人が発症や確認される前の2週間以内に静岡県を訪れていて、県ではこのうち現在入院や宿泊療養をしている数人の検体を国の研究所に送って分析を依頼するということです。
県では、今後、県内で感染が確認され静岡県に移動歴があった場合基本的に同じ対応を行うことにしています。
『県内で感染が確認され静岡県に移動歴があった場合』 だけでは無く、今年になって静岡県に出かけたことがある人は自己申告して検査を受けて欲しいと山梨県全域に広報するべきでしょう。自己申告する方々の個人情報保護については厚生労働省が言うまでもなく山梨県政はもとより全国各自治体が理解している事です。
感染が確認できた方の濃厚接触者調査は大切ですが、感染された方が何時何処でどの様な状況下で感染されたのか、新型コロナウイルスを体内に飼っているのに何も症状が無く知らずにいる青少年も多いのではないかと私は思うのです。感染経路が確認できる事で真のコロナ禍対策が可能だろうと思っています。ネットのセキュリティ対策と同様でしょう。
医療従事者や高齢者などからワクチン接種を始める、若い方々には感染確認のPCR検査などを実施する、それが平行して行なわれると良いのではないかと思っています。
◇ 2021.01.21 新型コロナ英国変異種、60代女性の感染確認 静岡県内で4人目(2021/1/21 22:28 静岡新聞)
 厚生労働省は21日、新たに静岡県内の60代女性が英国で流行する変異型の新型コロナウイルスに感染していたと発表した。県内での変異種感染は4人目。既に変異種の感染が判明していた東部保健所管内の60代男性の濃厚接触者で、国が検査を進めていた。
 同省や県によると、女性は1月中旬に発症した。英国滞在歴や不特定多数との接触はない。現在、自宅療養中で症状は軽症という。県疾病対策課の後藤幹生課長は2人に他の濃厚接触者がないことから「このグループの変異種は囲い込まれた」との認識を示した。
 先に感染が判明した20代と40代の女性の濃厚接触者も確認できているが、2グループの感染経路は分かっていない国は変異種の広がりの有無を調べるため、県全域を対象に新型コロナの陽性者の検体提出を求めている。
◇ 2021.01.21 新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(令和3年1月21日 厚生労働省)
 新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者の濃厚接触者である患者について、国立感染症研究所で検査したところ、英国において報告された変異した新型コロナウイルス感染症(変異株)が1例確認されましたので、公表いたします。
 厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めてまいります。
 また、報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。
【編注】 引用は略しますが、この記事は静岡県の事例を表示しています。国立感染症研究所の発表記事、『感染性の増加が懸念されるSARS-CoV-2新規変異株について (第4報』 にもリンクされています。