久しぶりに開いた「醍醐聰のブログ」2017年3月25日記事で、ゼロ回答ではなく、「口利きの顛末」を報告した文書~安倍夫人付き政府職員発のFAX~ を読みました。『FAXの「別紙」を見れば安倍首相の言いくるめは破たんする』 とのことです。
それでいつもの習慣でソース確認したい思って検索していたら・・・ 首相夫人付職員が「関与」 踏み込んだ見出しつけた新聞は...(J-CASTニュース 2017/3/24 19:13) この記事から各紙社説が取り上げていることを知りました。
◇ (社説)森友学園問題 説得力ない首相の説明(朝日新聞 2017年3月25日)
◇ 社説 夫人付の職員 不自然なファクス送信(毎日新聞 2017年3月25日)、FAX画像をアップロードした記事が社説に付属しています。
◇ 森友問題審議 首相夫人の立場を整理したい(読売新聞社説 2017年03月25日 06時04分)
◇ 真相解明にはさらなる国会招致がいる(日本経済新聞社説 2017/3/24付)
◇ 「主張」籠池氏喚問 国有地売却の疑問とけぬ(産経新聞 2017.3.24 05:03)
私は年度末仕事で忙しく新聞サイトや国会審議などを見ていませんでしたので、テレビニュースの音だけ聞きながらも、何かおかしくなっているなと思っていた程度です。FAXの事は知りませんでした。
醍醐さんが記事で紹介されたFAX画像は、毎日新聞掲載画像とは異なり、下線なども引いてあるので、おそらく国会審議に関係して議員・政党などが書き直したものかもしれません。毎日新聞の画像は小さいですが全文をテキスト化して記事に転載しているのはお見事です。
そして今日読んだ記事の極めつけは、森友事件から見えてくる官僚の知恵の出し方(日々是好日日記・伊藤洋先生のブログ)でした。
リニア新幹線事業でも地域行政のお役人さま達は法令に則り国策事業のお手伝いを粛々とこなすだけの「無重力状態の平穏な日常の中」におられるようです。
米国トランプ大統領について書かれた前段は無学な私には理解が難しいことでしたが、「トランプゲート」は「ウォーターゲート」のもじりなのかと確認すると Wikipedia で ディープ・スロート (ウォーターゲート事件) がヒット。毎日新聞西山記者事件も思い出しました。
水島記事の後段でまとめられた「大阪の学校法人の国有地払い下げ問題」はテレビニュースもナガラ聞きの私には参考になりました。
巨大な「忖度」の構造が存在する との指摘は何かの組織に籍を置いて決定過程に関わったことがある人なら分かることでしょう。 ちなみに 忖度(そんたく)とはネット辞書によると 『他人の気持ちをおしはかること。推察。「相手の心中を-する」』
「その結果に対する責任」 と聞けば原発推進から福島原発人災事故に至った過程、さらにはその後の対応の現状まで考えてしまいますし、「リニアゲート」という言葉がありえる事にも思いが至ります、悲しい事ですが現実はそんなものでしょう・・・
そして、これらの事を考察するに必要な情報へのアクセスまで制約することで全ては無かったことになる日本国が到来する危機感がある・・・このような国情を子々孫々には引き継がないようにしたい・・・いつ、どこで、なにを、斬るか・・・