遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

チャンスのなかった日

2011-08-28 22:24:40 | PARAGLIDER
昨日は東北の人には失礼なことを書いたかもしれません。生まれ育ちが大阪で親が四国出身で最初に働いたのが米国と九州だったので、(その対極にある)日本の北国・雪国の人たちに出会うのが30代後半に北陸に来てからでした。東北の人たちには北陸の人たちよりも強いこだわりと堅い芯、深い根のような物を感じます。それが人間社会でネガティブに出たりポジティブに出たりするのが面白いところでして、そういった経験をふまえて書いた文章でした。ちなみに僕に昨日電話をかけてきた院生さんは福島県出身でした。面白いやつでね。そのお話もいずれ・・・。

今日の風予報は午前中のみチャンスあり。午後になれば北風が入り始めるだろうから、その前にトップアウトしてるのがサイコー・・・・のはずだった。まあ、それに成功したフライヤーは約1名。わしはテイクオフでお世話係をしていたので、当然機会は失いました。まあ、自由に離陸できたとしてもいい思いをしたかどうかの運不運は紙一重。しかしだからといって、その結果に納得するのかどうかは別問題。自分の責任でそうなったのかどうかはとても大切。今日を外すと普通の社会人は次の週末までリベンジお預けなんだから。
入山者の1巡目のTDを引き受けた後、2巡目を待ったのが敗因ですな。2巡目の最後、7ちゃんのOMEGAのアクセルラインが滑車から外れてて修理が必要になって、僕のフロントコンテナを開いてスパナを持ってきてゴチャゴチャやらないといけなくなった。応急修理を済ませて、急いでバラした工具を整理しフライト準備。フロントコンテナをまとめてハーネス装着して振り返るとスペースが空いたままだったので、曲久郎を広げて離陸。フライト条件は最悪で北東風が入ってきて頭から抑えられるように高度を失い5分で着陸。朝から気合い入れたにしては無様でなんにもないフライトでした。
2本目を目指してテイクオフに上がったけども北東風が安定的に入ってフライトはアウト。致し方なくレストハウスできつねそばを食べてから下山。地上にいてもしょうがないので、旧鶴来町のクレインプールで1000M泳。これで気分さっぱり出来たかというとそうでもないので、再び獅子吼エリアに戻りランディング場で立ち上げ練習。相手は黄久蔵。風はすごく気まぐれで、強く入ると翼は地面近くでのたうち回り、上げることができても風向は定まらず、黄久蔵の翼はグナグナと空中で悶絶したあげく風はアッという間に消え失せて翼が力なく落ちてくる。面白いといえば面白いんだけどね。暴れる翼を力でねじ伏せながらストレス解消・・・できるわきゃねー。

本日のお酒:菊姫 吟醸 (平成22年醸造)
コメント
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