東日本大震災では倒壊を逃れ津波に耐えた重量鉄骨造建物がTV等の報道や当社の視察
でも目に留まりました。
3.11の津波の最大痕跡高こんせきだか(建物などに残された津波のこんせきを海抜から
測定した高さ。)は大船渡市で16.7mの記録と聞いています。
重量鉄骨3階建屋上付住宅なら現状地盤からペントハウス屋根≒13m付近までの高さ
の避難が可能です。それから、その土地の海抜高さを差し引くと海抜から何メートルまで避
難できるかわかるという事になります。
当然避難できても建物が倒壊してしまえば命は助かりません。だからといって10m以上も
の津波に耐える住宅を悪条件の計算のうえで造ることは過剰な構造コストなど・・・・非現実
的です。
しかし実際、3.11震災では特に津波の為に補強したと思えない重量鉄骨3階建住宅が1
0数メートルの津波に飲まれても倒壊を逃れているのを私達は目の当たりにしています。
3階建鉄骨住宅屋上に逃げて助かった方々
10m級の津波に飲まれたが耐えた重量鉄骨造3階建(南三陸町4・18視察)
海岸から30m程度の距離重量鉄骨造3階建(気仙沼港4・18視察)
津波に強い家造り静岡、重量鉄骨3階建住宅アイ・ディー・スリーの池田建設
〈masafumi〉