加工場での作業も終わり、いよいよ上棟となりました。
以前、彫刻作業をお伝えした、虹梁(こうりょう)と拳、蟇股(かえるまた)、肘木と斗もすべて組みあがって
『本当に、きれい』と見とれてしまいます。
茨原神社は、こういう興津の山(当社の裏山?)にあります。
懸魚(げぎょ)も取り付きました。
懸魚は、火災から神社を守る目的で取り付けられているそうです
(なので、水に関係するもの魚を模ってるとのこと)
今日は、すでに瓦屋さんが、作業していました。
軒先の瓦は、京花軒瓦。
一般住宅では、あまりお目にかかることはありません。
そして、内部へ……
大きな丸太梁 桧の末口8寸
多分、工事中でないと、神社の内部を覗くことはできません。
外部は、杉の羽目板です。
桧の土台・柱と、杉の色の自然な色のコントラストが本当にきれいですし、
またこれから、経年変化してい姿も楽しみです。
興津は、歴史のある街だと言う事はなんとなく知っていましたが、この山にも
現在建築中の、茨原神社のほかに、津島神社、波切不動尊があります。
『不動の滝』
興津のこんな近くの所に滝があるなんて、本当にびっくりしました。
興津のお不動さんの看板。