文科省の最新調査の結果、不登校児童生徒数は過去最多の34万6000人余という。
小学生で2.19%、中学生で6.88%。つまり、小学校で100人に2人以上、中学校では100人に7人近くが不登校ということに。
小学校は1クラス35人以下学級なので、クラスにほぼ1人の不登校児童が、中学校では1クラス40人以下なのでクラスに2人から3人の不登校生徒がいることになる。大変なこと。
一方で教員不足が深刻に。教員のなり手が不足していて、就職先として敬遠されている。隣の吉川市では担任不在で、テストができない事態とか。どうしてこんなことに。
政府文科省は教職手当を10パーセントに上げて処遇改善策を打ち出したが、問題がずれている。
安倍元総理が強硬に進めてきた愛国心教育の強制と徹底した管理教育。教員の持っている専門性と自由を抑え込み、熱意を奪い、魅力のない職場に変えてしまった。上からの指示に従ってひたすら従順に働く職場に教育としての魅力はない。
管理統制教育を廃し、学校や教員の専門性と創造性にゆだねる教育の再生なしに、日本の公教育の崩壊は続くことに。
本来、子どもたちと学び合う教育ほど素晴らしく働き甲斐のある職場はないと私は思うのだが。
学校と教育の再生を心から願う。
美しい富士の夕景。毎日こんな風景が続く。翻って日本海側は大雪。大変だとなと思う。
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