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先日、我が家のワンコのことをアップしたので、
犬同士の関係について少し書いてみようと思います。
私はペットショップで犬を買ったことはありません。
小さい時、子供にイジメられていた泥だらけの犬を家に持ち帰り、
母に「飼ってもいい。」と許可を得るまで、数時間
玄関に犬を抱いて立ちすくしていたことを思い出します。
これが契機になったのか?公園で捨てられていた犬とか、
犬の交換会でもらった犬、
友達が末期のガンで可愛がっていた犬に
「私より早く死んでくれ。」と
毎日犬に言っているということを聞き、
見かねて11歳で引き取った犬、
そんなワケあり犬ばかり飼ってきました。
もし、もう1匹飼ってもいいと言われたら、
躊躇なくワケあり犬を飼うと思います。
不幸な犬を1匹でも救いたい気持ちはありますが、
年齢的にもう無理😞 。
今いるワンコも、保護犬でどこかのお宅に一旦引き取られたけど、
どうしてもなつかないという理由で、返されて来たそうです。
引き取るとき、
「この犬は慣れた人に飼われないと難しいと思います。」と
犬のボランティアさんが言われました。
確かにやってきた時、大変な犬だったと思います。
余程イジメられたのか、ひどい人間不信で、
特に子供を見たらひどく怖がり、
チラっとでも遠くに子供が見えただけで
スゴイ勢いで逃げ出してました。
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さて、友達から預かった犬は、ヨークシャテリア、名前はイクラ、
大阪から友達のご主人に連れられてやってきました。
犬同士を対面させたところ、あっという間もあらばこそ
イクラはうちのワンコに飛び掛かり、お尻をひとガブリ!
「キャンキャン!」
すごいライバルが現れたものだ。
これで、勝負あり。
それからというものチビのイクラが常に上位に立ちました。
犬の世界は飼われた年数とか、
体の大小は全く関係ないんだと知りました。
不思議なことに、イクラは帰っていくご主人を
追いかけたりしなかったし、
その後も恋しがるそぶりは全く見せませんでした。
賢い犬だったから、きっと友達に言い聞かせられて、
観念して我が家にやってきたのでしょうね。
小さくてもいつも威張って、
ワンコを何となく見下した態度をしているイクラ。
それに対してオドオドして体だけは大きな我が家のワンコ。
いったいどっちが先住犬?
外出先から帰ってきたら、内から外から2匹の犬が大歓迎!
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吠えまくり、歓迎っていうより、
家の中にいるイクラの目線は外にいるワンコに向かっていて、
「オレが吠えてるんだから、お前は吠えるな!うるさい!」と
言っているようでした。
私としては、どちらも可愛いけど小さいころから苦労した
不憫なワンコがカワイイ。
仲が悪いので、一緒に散歩に連れて行くわけにもいかず、
パートしてたので、時間的に余裕はなかったのに、
1日4回散歩してました。
そのころは、体力的に余裕があったんでしょうね。
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私は、ワンコの耳元にコッソリささやいていました。
「イクラは齢いってるから、きっとあんたより先に死ぬよ。」
「そしたら何でも一人占めできるから頑張って長生きするのよ。」
4年後、15歳でイクラは私の腕の中で虹の橋を渡りました。
アレルギーでいつも体をカキカキしていて、可哀そうでした。
それからワンコは10年以上頑張って生きています。