「ダイエットのために腹筋をしている」という人は多いですが、どうしても後回しにされやすいのが背筋です。
腹筋ばかり鍛えて背筋をおろそかにすると、身体のバランスが悪くなり、腰痛を引き起こす恐れもあります。
イルチブレインヨガの「スーパーマン姿勢」で背筋をしっかりと強化し、バランスのとれたカラダをつくりましょう。
腹筋と背筋は、2つの相反する機能を持っています。
背中を丸めるときに使うのが腹筋で、背中や腰を反らせるのが背筋です。
このため、腹筋が背筋より強いと、背中が丸まった状態になります。
そもそも、人間の腰は若干反っているのが本来の正しい形です。だから、背面側の筋力は腹筋よりも強く作られています。
それなのに、腹筋ばかり鍛えていると、本来の姿勢が失われ、骨格がゆがみやすくなります。
背筋が弱くなることのデメリットは、腰痛になりやすいことです。
とりわけ現代人は、仕事で一日中机の前に座りっぱなしということが多く、背中がゆがみやすくなっています。
背中のゆがみを整えるには、背骨の脇を走る「脊椎起立筋」がたいへん重要です。
脊椎起立筋が強ければ、長時間正しい姿勢で座り続けることがラクになり、仕事の効率もアップします。
脊椎起立筋の強化にぴったりなのが、イルチブレインヨガのスーパーマン姿勢です。
ヒップアップにも効果があります。
<スーパーマン姿勢>
1.うつ伏せで横になり、足を腰の幅に開き、腕は頭の上に伸ばします。
2.スーパーマンが空を飛ぶように腕と足をゆっくり持ち上げます。頭を上げて、視線は前方を見ます。姿勢を維持しながら、背骨のわきを走る「脊椎起立筋」とお尻の筋肉の緊張を感じてみます。
3.ゆっくり腕と足をおろして、1の姿勢に戻ります。
4.しばらく休んで再び行います。10回繰り返します。
Point:
・徐々に腕と足を持ち上げる時間を伸ばしていきます。
・呼吸は下腹で行います。
お待ちしています♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます