アイスランドから帰ってソロソロ一ケ月。 まだアイスランド・ラブは続いている。 一ケ月前は、今回の旅行の最後のバスツァー「日本人ガイドと巡る南部アイスランド・・・」というツァーに参加したんだった。 「南部」だから温かい・・ハズはナク、前日から続いている強風、時々雨という悪天候。 海から吹きつける風の冷たいこと! 私はフリースの上にダウンを着て次男から借りたヤッケを着て着ぶくれも甚だしいけど、十分に暖かい。 もちろんホカロンも貼っている。
5つのバスツァーに参加したがいつも独りか二人、日本人がいた。 が、この日のツァ―はナント私独り! ガイド嬢は日本人の留学生。 ドライバー氏はガイドもするが時にドライバーというアイスランド青年。 つまり、私は女王さまだったわけ。 採算ゼロ、否マイナスであろうに・・恐縮する。 マッタクの個人旅行だもの。 彼女のガイド業も随分邪魔したかも。 この日のツァ―で印象的だったのは海岸にそびえ立つ存在感抜群の列柱群と小さな博物館に隣接した教会と民家。 立派で壮大な教会は何度か見たけれど、「村の教会」のようなのは初めてだった。 博物館に展示されていたブーツ(?)の中敷きもカワイイ。 家独自の模様が施されている由。
今のアイスランドの家はドコも潤沢な電力のお陰で暖かく明るいが、博物館の展示品や写真を見ると、1960年ごろまでは厳しい生活だったらしい。 どの家屋もクリスマスツリーに飾るようなシンプルな形、シックでモダンな色合い。 レイキャビックのメインストリートこそ家並みがつづいていたが、中心を少し外れると、付かず離れず感覚で小奇麗な家が点在。 メインストリートに建つ3~4階建てのマンションの二階、若草色の半袖Tシャツで広い大きな窓を磨いていた奥様の姿が印象的だった。