幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

素肌にジャケット ・・・ クール!?!?

2013-09-26 09:25:52 | 日記
常夏・・はハワイの枕詞のようだが、フィリッピンも常夏の国だ。 8月、ダディにアレ・コレ指定して持ってきてもらった服は、当然のことながら夏服ばかり。 なんと沢山! 毎日取り替えてもヨサソウ・・・と思ったら、アチラは年中夏服で過ごすんだった。
先日の3連休は夏物整理。サンドレスやスリーブレスのTシャツを段ボールにまとめた。次にこれを着る時は、連中はマニラに帰っているんだ・・・と、チョット感慨深かった。 まだ、滞在予定の半分にも至ってないのに・・。 で、最近安い物を見つけては買い求めている長袖シャツを引き出しに入れた。 彼ら、毎朝、「ロッラ、今日はサムイ?」と聞いては新しい長袖を着たがる。今は下着を着て半そでTシャツくらいがいいと思うのだが。先日、お洒落な次女は、素肌にカーディガン風な長袖を。帰宅早々、「暑い!」と言って、即、脱いで洗濯機に。 チョイト待て! そう毎日、毎日、何でも洗濯機に放り込むのは辞めてくれ。 一度でも袖を通すと汗くさくなり、洗濯機へ直行が習慣なのだ。カーディガンの前身ごろには繊細なレース地が重なっている。 脇下をそっと洗っておいた。 黙っていると厚手のGパンもGジャンも毎日、洗濯機直行だ。 ただし、末娘は半そで着用を続けている。

もう一つ、マニラ娘たちには「重ねて着る」習慣がない。5年前、ママも来日した際、寒がるので長袖のトレーナーを渡したのにガタガタ震えていた。 なんと、素肌に来ていたのだ。下着を着て、Tシャツを着て、その上に・・・、その上にジャケットを着る・・は想定外なのだ。 秋・冬のシックな装い方を伝授せにゃ・・・。 


もっとも、最近は「ナンちゃって重ね着」が多い。そして、何よりも、皆さん、お部屋が暖かいせいか、とっても薄着。私なんざぁ、年々、ゴロゴロ重ねることが多くなった。加齢現象ですなぁ。

漢字はスゴイ! 

2013-09-24 11:45:30 | 日記
夏休みが終わっても、嫌がらずに通学していることに安堵! 金曜日の夜、3連休は喜んでいたけど・・・オカゲサマです。そして、勉強もそれなりに頑張っているのはエライ!

今回は漢字に限っての感想を。
二年生の末娘、他の生徒と同じ宿題をこなそうとイチバン遅くまで起きていること多々。5年生、難しい漢字テストがあると言って帰宅してすぐに、友達の誘いで外で遊んだ後、夕方も机に向かっていた。 覗くと「組織、交通事故、分厚い、血液、景色・・・」 見ていると書き順は絵画的、細かいミスも少なくない。 イチイチ指摘していたら嫌気がさすだろうけれど、言わねばならない。 飴とチョコとビスケットと・・・ムチが必需品。6年生は依然として特別措置だったが、今週末に宿題が。 が、5年生同様「送り仮名」の認識なし。オマケに漢字には音訓読み方いろいろ。プライド高き6年生に至ってはカナリ不快だったようで「必要なら呼ぶからアッチへ行ってくれ。」 コチラも不快で然らば勝手に! 先生がどの程度の完成度を彼らに要求しているのかを知りたいのも事実。5年生の答案は未だ手元にナシ。 2人に比べて二年生の場合は、「部位部首」に当たる文字から学ぶ。書き順の傾向(?)も少しづつ分かってきた感がある。 「漢字の学習」に至っては「基礎から」が有効かも。


それにしても、日本人はスゴイ文字を操っていると再認識。 日本語が上手な外国人も「文字」となると書けない人が多いことに納得。が、我々も大人になって学ぶとしたらお手上げしそうだ。

6年生、翌日は送り仮名を含めて漢字練習をしていてヤレヤレ。で、褒めちぎりながら見た目(?)のミスを指摘。 「ねぇ、ココちょっと見て。」「アッ、ホント。」
で、合理的に最短距離を結んだ線がチョット回り道をし、省略した部位が加わって完成。チョット難ありも、マッイッカァ!!

3人に共通しているのは、「怒り・不満の意思」が強い! 喜も愛もとっても強いけれどネ。ものすごい剣幕で妹を怒っている・・・と思うと、一転、仲良くシール交換をしている。 ムッとしキッと睨んで「必要アラバ呼ぶゆえ下がれ・・」のお言葉に、立場を忘れてスゴスゴ下がってシバラク、優しい声で話しかけてくる。 私は彼らの「拒否」「不満」を強く感じ怒る反面落ち込んだことが多々あるが、最近、漸く「コチラが感じているほどではでない」ことに気づいた。 どうやら、意思表示が強い・・のだ。が、未だ慣れていない。コレは国民性なのか個人的性癖なのか・・・。 ハタマタ、ウチの子がとても穏やかで従順な子であったということなのか・・・。

ケーローの日

2013-09-15 08:09:22 | 日記
オバアチャン・・・であることは認知していたけれど、5月以来「〇〇のオバアチャン」と言われることで社会的に立派なオバアチャンであることを認識した。今まで、よそのお子さんにも「オバチャン」と称していたけれど適切であるのか否か。 が「オバアチャン」と自らを称すには抵抗があり「ワタシが・・・」と逃げている。

昨日、子ども達は毎金曜日に学校で通訳のボランティアをして下さっている方のお宅へ。 先週、今週と続けてご都合が悪くお見えにならないとのことで、長女が“We need your help.”とメールを送った結果のようだ。然らば、宿題の手伝いをしてもらうように彼女達に伝えた。小2、小5とも算数に苦闘中。小数点のある数字の割り算に至ってはドウ説明して良いか・・ワタシも苦闘。タブン、私は訓練によって疑いもなく計算して答えている。 このアタリをお若いオネエサンのお力にすがる思いだったけれど・・・。3時間ほどお邪魔していたけれど、DVDを見たり公園にちょっと行ったりで、ソコまでは至らなかったようだ。モットモ、余り期待していなかったけどネ。良いか悪いかはトモカク、日本人は「何故?????」と考えるよりも「訓練」が得意だと思う。

子どもたちは、この若いオネエサンが大好き。私は嫉妬している。NZに何年か滞在し、ブリティッシュエイゴを操り、メイクアップをシッカリし、爪をキレイに飾っている彼女は憧れの対象らしい。 5月末以来、髪振り乱し、基礎化粧品だけを慌しくくっ付け、洗濯して乾いた物を交互に身につけている私に比べたら、当然! 長女は話し方まで可愛げ、つまりブリッ子調になっていて、聞いているコチラは一瞬ナンジャ? 若さには勝てないんだなぁ・・・。 この時節のみ、ロージンに労わり、否、敬老精神を授けて下さっている世の中ってイヤだ。 が、「職人の世界」は「敬老」というか、年長者を素直に尊敬している。 ヤッパリ「何か」を持っていないと尊敬されない。 これは若かろうと年寄りだろうと無関係だけれど・・・ネ。


科学的根拠・・

2013-09-11 08:52:03 | 日記
「2020、東京オリンピック」で、マスコミはソレばかり! 東京オリンピックを一度経験した世代たる私、青空に描かれた五輪に、閉会式の入り乱れた選手達の姿に感動したのは事実。

スポーツが如何に素晴らしいものか・・・スポーツ賛歌満載! が、運動オンチの私に言わせると、スポーツ界は非民主的な世界だと思う。「勝てば官軍、負ければ賊軍」の最たるものだもの。つい先日とて、柔道界のなにやらが世間を騒がせていたけれど、柔道界だけではないだろう。スポーツ育成の場においてはナニも珍しいことではないであろう。 非難を浴びるか、賞賛を浴びるかは、当事者たちの人間関係と結果如何なのでは? 贔屓したチーム・人が勝つというコトは快感であるのは事実。自分はナニもしないでも「勝った気分」になってオイシイ。


それにしてもアレから半世紀。世の中の価値観が変わった! 昔はタブン、オリンピックでの活躍は結果的に国威掲揚のためだろう。円谷選手や依田選手・・・早く産まれすぎちゃったネ。今のスポーツ選手、ヒノマルを胸に付けていても自分が楽しむため。 口々に「楽しんで来ま~す♪」と言う。

で、今回のタイトルについて。
オリンピックのために、オリンピック関連事業の一環として汚染除去が完全になされることを祈る。科学の世界も日進月歩。7年間に研究され開発されるだろう・・。 
原発・汚染がオリンピック東京開催決定にとっての最難関と言われていた。IOC委員は思慮深き表情で“汚染除去の科学的根拠を述べて下さい、please.”と。コレに対して、我が総理は、弁舌爽やかに以下のように述べたようだ。
「・・・汚染水は福島第1原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている。・・・福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ・・・健康に対する問題はない。今までも、現在も、これからもない・・・ 。」

TV放映されているのは、この質疑応答の一部だろうが最重要ポイントであろう。IOC委員が納得する科学的根拠ってコレで十分なの? 彼にとっては割り当てられた質問、些細な問題だったのだろう。既に丁重な「おもてなし」を受けた彼は、それを世界中に伝えたかったのだろう。

心が満たされていないと、心もひん曲がっている。素直にオリンピック開催を喜べない私。モチロン、世の中、全てが完璧なんてアリエナイし、一色にそまったらコワイ。でも、今回の決定で「東京ダイジョウブです!」がどうしても引っかかる。



ロッラはジツの親で非ず。

2013-09-09 22:34:05 | 日記
子ども達がこの家に来て3ヶ月半・・・まだソンナものかと思う。過ぎ去ってみればアッという間だったと思うだろうと確信している。タブン、特別な光を放っている1年だろう。この間、自分の時間は皆無とは言えないけれど、それは隙間の時間であって自分で作った時間ではない。 ソレが当然と思っている。ホボ全時間を子供第一にしている。ソレも当然と思っている。「親」なら当然だもの。
私はよその子も我が子同然に叱る・・・と言う環境には居たことがない。よその子はよその「お子さん」であって、たしなめる程度が関の山。私も叱られたことはナイ・・・もっともイイ子だったけど。 が、今、ウチにいる3人を親身になって叱ることはできる。キツク言える。 孫とは言え、ヤッパリ「うちの子」なんだなぁ・・・と思う。 否、思っていた。

が、どうしても「ジツの親」にはなれないことに気づいた。「・・・シテアゲル」意識が抜けていないのだろう。彼女たちに代償なんぞマッタク求めていない。彼女たちに日本語の力が付くことを願いつつ、日々、楽しく日本での生活を真っ当してくれることのみを願っている。日本語習得については、お友達が日本語のセンセイ、お友達が居る所が教室だ。 私はいつもの生活をすることで「日本の生活」体験を提供している。

7時過ぎ、中学生のクラスを終え、末娘の算数を見ていた。言葉のハンディもあるのでカッとなる余裕なし。が、どうしてワカラナイノカナァ・・。が、我ながら不思議なくらい穏やかに説明することができる。今度は「音読」だ。音読箇所を探しているうちに次女が「連絡帳が見当たらない」と。帰宅直後から言っていたけれど遊んでいる時は忘れていて、ココへ来て再び気づいたようだ。
「学校に置いてきたのでは?」と言ったとき、長女が言った。「学校にもなかった・・って言っているでしょッ!」
思わずイラついた! 彼女はボードで算数の宿題をしている。宿題の用紙があるのだから、ソレに計算をも書くように・・・と言っているのに。 ナンセ一度に3人が口々に言い出すんだから! ワタシャ、ショートクタイシで非ず! こんな時、親だったら如何するのだろう?

言葉の問題もあって言いたいことの半分も伝えられない。自分の子ではない・・・まさに自覚しているジャン・・から傷つけるようなことは絶対言うまいと思っている。言いたいことは沢山、ノンデイル。コレが親と違う??

末娘の音読は長女が・・・ってよくやるヨ! アンタがイチバン日本語出てこないのに・・! 末娘が音読評価を私に求めてきたので、「アテ(おねぇちゃん)にしてもらいなさい」と素気無く言ってしまった。だってワタシ聞いてないヨ。 「音読指導」できるんだったら評価も可能でしょ?・・・って大人気ない?

我がもの顔、傍若無人、私の物は私のモノ、このウチのものは私のモノ・・の3人の態度をわが勲章と思っているロッラってアホなのか当然なのか・・・。 とにかく、文句も言わずに、我が時間をホボ全面的に・・・しても親の力は及ばない。親同然の「無償の愛」で接しているツモリだが「愛」とはナンゾ? 
下の2人は「ロッラ、大好き!」を始終口にする。が、長女は言わない。
PC使用は週3日。ダディが出した制限時間は30分。時間超過はある程度、大目に見ているが、「ソロソロ・・・」と私が言っても無視・・否、聞こえていない。大きな音で音楽を聞き、一緒に歌い、笑い声を上げているんだから・・。お洒落大好きな6年生。「女性」の時もロッラの反対を押し切って真っ白なフワフワスカートで登校。下着はそのまま洗濯機に・・にはロッラのストップがかかったけどね。自信家。 ロッラの指図は無用! ダディは、ホントはイチバン、手を掛けて欲しいというけれど・・・・難しい。 「親」同様に接して欲しいとは思わないけれど、使用人感覚は捨てて欲しい! 失敬な!!