エアポケットに入っていた昨日。 7時ホテル発・・を何度も言われていたのでソウすべく早起き! お風呂に入って身繕いをして一階の朝食用の食堂へ。 (レセプションは地下) 食事を終えて部屋に戻り、「発つ鳥、跡を濁さず」。 きちんと整理して部屋を出た。 レセプションにキーを戻して昨日と同じ、大きなバスに乗って空港へ。 あ~~ぁ・・・トンだ経験だった。 でも、ランサローテの近くに一日多く居られた・・・と考えよう! 空港に近づくにつれて明るくなっていった。
空港内は相変わらず閑散としている。 昨日のエアヨーロッパのオフィスを見たら昨日の彼女がいる。 ココは挨拶をしよう。 ありがとう! 苦労を共にした(?)戦友とは言えないけれど「記念写真」を。 ナンの記念? そして、早々にゲートへ向かった。 これでマドリッドへ、ローマへ通じる道に! ヤレヤレ・・・・・・
ココで何故か手を見て「ハッ!」 指輪がナイッ! 「どうしよう!」などとオタオタすることもなく、「ココで役立つとは!」と、スマホを出した。 電話機能を使うのは自信ない。メールを出した。 “I have left my ring:Hello! I am K...H..... I've just leave the hotel but I've left my ring in the room. My room No is 144. Could you tell me you find it or not? I put it on the table in front of the mirror.”
これが届くか、そして指輪が見つかるか否か・・・ 祈るしかない。 機内で一度、スマホをみたけれど反応なし。機内モードってことね。 二時間少しのフライトで飛行機は予定通りマドリッドに着いた。 荷物ナシとは言え長~いなが~いターミナル2内を移動。 足早に歩いてローマ行きゲートへ。 出発ゲートについてから、スマホを見ると、ホテルからメールが届いていた!
“Hello. We found it. How do you want to receive it? ” あったのだ! うれしい!
“Thank you. I’m very happy. Could you send it to me in a small envelop? I’ll pay for the postage, of course. The following is my adress. ……………………… ”
チッポケな指輪だが母のバリ土産・・・というより外国旅行にはいつも同行してきた大切な指輪。 かといって小箱に入れて送付となるとドウなんだろう? 送料の支払い方はどうしたらよいだろう・・・・・と考えつつ、再び機上の人に。
一つ空席を置いて隣りは男性。コチラをジッと見て「ドコから来た?」「ジャパンよ。」 彼はローマの生まれのイタリア人だった。 「クーバ」からの帰りとのこと。 「クーバ?」 何度か尋ねて、彼が lonely pranet を見せてくれて漸く、“Cuba “と分かった。“you はドコから?”でおなじみの本だ。 オバマさんが訪ねたばかりのはず。 「オバマさんに会った?」「No.」 彼は「広島へ行ったことがあるか?」 とか 「何故、日本は原爆の前に戦争をやめなかったのか?」 等と硬いことを聞いてくる。 「広島は行ったことがないけれど、長崎は行ったことがある。見ていられなくて、スグ目をそむけてしまった。」 「日本人は間違ったことを知らされていて、負けているとは思わなかったラシイ。」エトセトラ・・・。 目鼻立ちが大きくて丸坊主・・・昔、TVドラマで出ていたコジャック警部みたいな感じ? こわもて顔だったけど、いい人だった。 オミヤゲの話になったら、少し考えて「“ EATALY” がよい!」 “Italy” と聞こえるけれど、何度かこれまた、何度かスペルを尋ねて了解! “EAT”と“ ITALY”をくっ付けたなんてウマイ! ガイドブックの地図を見せると「ココだよ!」。 あら、テルミニ駅と離れている。 電車か地下鉄に乗って行かないとダメらしい。 メンドウだなぁ・・・。 彼、私の記憶力をテスト! 「もう一回、店の名前を言ってごらん」「場所は?」 なんとかパス! が、この時点で私はEataly へ行く気はなかった。 遠いし、きっと高級品ばかりなんだろうなぁ。 テルミニ駅の下のスーパーで十分。 ローマに着いて、彼は大きな手を差し出してサヨナラの握手。「楽しかったよ!」 最初、警戒してしまったが思い出に残る人だった。 ソウソウに席を立って通路を進んでいったが、私も少し遅れて機外へ出た。
さぁ、ローマだ! 空港内の電車に乗るのが前回はオオゴトだったっけ。 ユウジ氏もわかりにくくて・・・と言っていたが、表示に従ってスムーズに電車に乗れた。ただ、思ったよりも料金が高い。 しばらくしたら、男子高校生の一団が乗って来た。バレーボールがバスケット部? 試合の帰り? そんな感じだった。 ソレほどウルサクもなく、かと言ってこの世代の高校生らしく賑やかに話したり笑ったり・・・いいねぇ、このくらいの世代って! チョット、声を掛けたくもあったが、ちんちくりんな東洋のオバサンは若さがまぶしすぎて見ているダケだった。 ローマ郊外を小一時間走ってテルミニ駅着。
前回と同じホテル。方向音痴の私にしては珍しく、スムーズにホテル到着。レセプションのおじさん、見たことある様なないような・・・。 キーをもらってベツのホテルのレセプションの前を通って・・・・コレが不思議?・・・我が部屋にたどり着いた!!!
荷物を広げて整理して・・・夕食をゲットしに駅へ。 駅の地下のスーパーでピザとワインとサラダと水を購入。パック入りのワイン・・イタリアだなぁ! やっと、ワインが飲める! 焼きたてピザはとても美味しかった! 特に写真の中央、カラフルな生野菜がイッパイのっていて美味しかった。 2日掛かりで着いたローマ。東京からよりも遠かった!?
明日はどうしよう? バチカンは休館。 なんせイースターの日曜日。 混んでいるんだろうなぁ・・? が、バチカン最大のお祭りの日だ。行けたら行こう! そうそう、「明日から夏時間」・・・との表示発見! そう言えば、前回は電話で起こされてポンペイツァーのバスに遅れかけたっけ!