幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

奇跡の再会・・・大げさと言うなかれ!

2015-09-29 17:38:17 | 日記
昨日、マイクロバスツァーで尾瀬に行ってきた。 私にとっては尾瀬デビュー。 「募集20名」という小規模に喜んで申し込んだが、アソコは大型バスの乗り入れ不可とのことによる、「小規模」だったようだ。 結果的には人数は無関係。バスの到着地「鳩待峠」を起点に、各自が自由に尾瀬のかの有名な木道を歩いて決められた時間までに戻るようにというツァー。 私は「鳩待峠」→「山の鼻」→「牛首分岐」まで行き、そこで引き返した。 相変わらず一人参加の私、バスの隣席だった「お一人さま」と時に一緒に、時に離れて4時間の尾瀬散歩を楽しんだ。 この隣席女史、山〝元”ガール。 今もアチコチの山を歩いてらっしゃるご様子。 「一人で行くのが一番イイわ。」とのことなので、私も思わず「友人が全く同じことを言っているのよ」と。 山歩きに慣れていない私にとって、「単独」はチトできん。 荷物は軽量・小型がベストの私に対して、彼女は手作りの佃煮、果物、飲料(冷水・熱湯)をご持参。 で、私は彼女からいただくバカリで恐縮の限り。 ご馳走さまでした。
で、彼女、大変なオシャベリ? 「話題が豊富」と言おう。 帰りの車中で、私が「欠伸が止まらないわ」というと、「じゃぁ、お休み・・。私はバスの中では眠れない人なので数独をするわ…」と言って、これまた持参の本を取り出していた。 私、熟睡まではできなかったが、暫しトロトロ・・。 関越に入ったころ、覚醒! 彼女、「私も寝ちゃったみたい」と言いつつ、また、イロイロと・・・。 「グループでの山行はメンドウだ。 会で行くとリーダーが、力もないのに威張って禁止事項ばかり・・」が大筋の彼女の話。グループと〝会”はとのこと。 「会」となるとリーダーという地位(?)が好きな人がいるのよねぇ・・・で意見一致。 お喋りはトモカク、ナカナカ面白いイイ人だった。

で、本題はココから! マイクロバスのシートは「2+1人掛け」。 暫くして、隣りの一人席の女性が「〇〇さんに似ているなぁ・・?」。 ○○さんは10余年前に、あることで知り合った人。 その時、私は初の海外旅行でイギリスのボーンマスでの「熟年の英語研修」に参加。 「英語研修をしたい」からではなく、通り一遍の名所旧跡めぐりよりも、「滞在したい」と言う理由で選んだ初の外国旅行だった。面白いことに、こういう旅行はホボ「お一人さま」参加。 空港で、現地で仲間が出来る・・・という素晴らしい旅行(?)、体験(?)はこのブログの初期(2013年3月)に記してあるので、そこをご参照下され。 
 
ボーンマスで私はルシアンという癖のあるドイツ紳士と常にペアを組んだことで親しくなり、ケンシュウ終了後もメールが何度も往復、ついには彼は来日し、彼は拙宅で2泊した。初日の夜、彼と縁のあった日本女性が3名集った。2人はボーンマスの仲間。もう1人はルシアンのマラガでのスペイン語研修時の仲間のH子さん。 ホームステイを好む彼は、「マラガでスペイン語研修をした際、親しくなった「H子」とコンタクトを取ってくれ・・」とのご要望。 広い日本の中には膨大な数の「H子」さんがいるハズ。 が、たっての要望とあればコンタクトを取らないワケにはいかない。 で、なんと「H子」さんは、拙宅から自転車で10分もかからないトコロに在住だったのだ。なんという奇遇なんてものでなく、まさにキセキ!
彼女は旦那サンの車で5分ほどで拙宅に来られ、ルシアンとの対面が実現したのだ。 キセキ1のお話し。

もう1人は、ルシアンとステイ先が同じだった○○さん。彼女のお姉さまが私と同じ市に在住とのことで、都内からいらした。夜も遅くなり、H子さんも〇〇さんもそれぞれ、旦那さまやお姉さまに車の迎えを電話で依頼し、H子さんは翌日での都内での食事会への参加を再会を楽しみに帰られた。 が、○○さんのお迎えの車がなかなか来ない。私は外に出てみたところ、当時通い始めたスイミングでの友人に出会った。 「あらっ! ・・・・」 ナント、彼女が○○さんのお姉さまだった。スイミングでは新米の私は話しをする人も少なく、まして名前まで存じ上げている人はごく僅か。その僅かのうちのお一人だったのだ。 コレがキセキ2。

話しを戻すと、ツァーバスの方は〇〇さんご自身だった。 「似ているなぁ・・・」と思いつつも、隣席との絶えまないオシャベリで、確認する間もないまま、私は隣席との話題の中に少しづつ、「エイゴと私との関係」をソレとなく入れていた。 〇〇さんも少し気にしている様子にみえたから・・。 で、バスツァー解散となると、〇〇さんが先に「どこかでお会いしませんでしたか?」と声を掛けて下さった。 キセキ3!・・・と言ってもいいでしょ?

直ぐに帰宅せず、新宿でビールで再会を祝ったのは言うまでナイ! 私としては上出来!! 

それにしても、人をつなぐ糸はイロイロだ。 何色? 先日はウィーンのスーパーで・・。


2015 夏 「・・・それは ”ウィーン” です!」

2015-09-23 22:45:30 | 旅行

Roman holidays の 王女さまは、どこが一番…と尋ねられて 「それはローマです。」と仰ったけど、ワタクシは、ただ今は・・・それはウィーンでございます。」と申し上げたい気持でゴザイマス。

今までの旅と比べたら、衝動的なくらいのオーストリア旅行だったが、初めての単独での徘徊旅。あまり不安も感じていなかったのは事実。 私って一本、神経が欠如しているのかも。 否、一本どころではナイ??

9月のはじめ、オーストリアの高速道路に泊まっていた保冷車の中に・・・。その後、すぐ、ブダペストのケレンティ駅が盛んにTV画面に登場。 一か月前、私は美しい駅舎に魅了されていた。チョット汚れていたけどブダペストの街並みも味わい深かったのに・・・と思い出すままに・・・


20150831
帰ってから一か月たった。 いつものことながら、昨日の今頃は・・、 一週間前の今頃は・・・、一か月前の今頃は・・・と思い出しては、その時の気持ちをまざまざと思い出してニヤニヤする私。

何度 “Excuse me、could you show me the way to…?” を使ったのやら? 一生分の・・・というと、次がないので「いっぱい使いました」に訂正している。 英語だけを使っての旅だったがホボ順調に、否、十分に順調に旅ができたと思う。 なんせ、一か月前に決めた旅。意外と簡単に飛行機のチケットがゲットでき、宿舎も予約でき、準備をする間があったような、なかったような・・・。 

当初、プラン作りの時間もないのでツァーに参加のつもりだったが、「おひとりさま」は 「+アルファ」が必要。 元々、チケットと宿舎代のみのツァーだったので方針変更。 「チケットとホテル」を自分で探せばいいのでは? ホテルは「シングル」を予約すればいいだけのこと。 オプショナルツァーを参考に「遠足」も決定。ツァーだと日帰りのツァーであるザルツブルグにも2泊でき、おまけにハンガリーまで行けた!

ブダべストについては、ネットでざっと見て印刷しただけ・・・だという付け焼刃! 予想通りの、言って帰ったダケ・・のとんぼ返りの旅だったが、満足。 あの煤けたビルが印象的だが、色鮮やかなパブリカはハンガリー料理の目玉私は、帰国後、お肌のため盛んに食している。

その他を箇条書きにすると・・・
* ガイドブックを丹念に読むべきだった。私の場合、免税・グルメ系統はホボ不要。 
* ユーレイルなり、〇〇カードをしっかり有効に使うべく研究をすること! 見逃している特典多々あり。
* 化粧品はもう少し待って行ったほうがイイかもね。夏の場合はお肌の手入れも大切。
* 一か所滞在型は洗濯が可能。 バスタオルで水分を絞る!
* 水・毎日30度以上の暑さゆえ、毎日ボトル二本を用意。 一本はタップウォーター。 一本は冷たいのを購入
* アイスブレークを兼ねて “Could you take a photo of me? ” を多々使用した。
* おまわりさんにはご用心!
* 単独旅では食事はスーパーで十分の私・・・・哀しいネェ。
* しっかり予習したうえでのレストランはイイかもね。
* エネルギー補給にはアイスクリーム!

ウィーン、ザルツブルグは私が最も身近に感じている人物ゆかりの地・・・ということが、旅を楽しめた最大の理由だろう。 全くの一人旅だったが、思いのままに十分に堪能した・・・と思っていたが、見逃した場所も多々ある。 ベートーベンのお葬式をした教会行ってみたかったなぁ・・・。  彼らがいた場所にいる・・・が嬉しかったなんて単純! 
だから、今回は「歩く」、「行ってみる」がメインだったが、「観る」余裕もあればよかったなぁ・・  「私、ウィーンに住んでいます」って言ってみたいなぁ・・。


2015、0907 
9月4日、週末のTVニュースで盛んにケレンティ駅が登場。 シリア難民がドイツ・オーストリアを目指して国際列車に乗るべく駅に集まったが列車動かず! 4日夜になって徒歩でこれらの国を目指し始めたとのニュース。そのうちに移送のためのバスが用意されたそう。 先週はハンガリー・オーストリア国境周辺のトラックの中に大勢のシリア難民の遺体があったと・・・・・。 ついひと月前、楽しい思いで、この辺りを移動した私はナンと言ってよいやら・・。
今朝のニュースでは2万人の難民がミュンヘンに到着とのこと。 難民の表情が明るい! 良かった! でも、まだまだ・・・・・・・・・・・・。


今回お世話になったカード、チケット、買ったお土産・・・ 

              

オーストリア9日目、つまり帰国の日なれど・・・

2015-09-23 21:51:51 | 旅行
相変わらずの落ち着きのナサ。 「余裕」とは無縁でお恥ずかしいけれど、そんなこと言ってられない私です。

20150726 / 20150727

帰国の日。 11時20分までに空港へ行けはヨイ。 相変わらず朝、早く起きた。さぁどうしようか? ホテルに居ても仕方ない。ココは初日に戻って早朝散歩・・・ヴェルベデーレ庭園にもう一度行ってみよう。

7時ごろホテルを出る。 肌寒い。 人っ子一人いなかった前回よりも一時間遅いせいか、今朝はジョギングの人もいれば散歩の人もいる。 やっぱり安心する。 ドンドン前に進む。 グラマラスな美女スフィンクスがお待ちかね。 今朝は正面の建物の後ろ…つまり、正門側まで行ってみる。 ココが前庭! 広い立派な池が広がっていた。ただし、裏にあたる庭園のほうがずっと奥行があり、地図で見ると見事にシメントリーになって美しい。

      

池を半周すると正門(?)らしき門の上に一対の獅子が! 「阿吽の獅子」と言ってよいだろう。 私には威厳あるというより、獰猛な表情に見える。 「近づいたら襲うぞ! 食ってやる!」・・・島国の仁王様のほうが人間的??  が、門扉は美しかった。 扉の向こうは観光バスの駐車場かも? 池の方に戻ると女性2人が男性に写真を撮ってもらっている。その後、その男性は自撮りを・・・。彼女たち、申し出る様子もなく花畑に入って2人でお互いに撮影し、去って行った。 で、私、男性に声を掛けた。“Can I take a picuture?” 彼、ちょっと躊躇ったけれど、「お願いします。」 他人様のカメラは苦手だけれど、ココはお互い様。「私もお願い・・・。」聞けばジャカルタから来た兵隊さん。休暇を利用して友人と来たそうな。お友達はまだ寝ているとのこと。 もったいないこと!
美術館見学用の出口(?)を右折して宮殿を出た。 大きな道路に立派な建物が並んでいる。 トルコやスペイン、オランダ(?)の旗が出ているということは大使館が入っているのかな? そして気になる例の黄金に輝く飾りのついたビル・・・(フランス大使館・・・後日判明)をとおり、初日の噴水広場を通ってホテルのほうへ戻った。 ヴェルベデーレ宮殿をホボ一周したようだ。 が、まだ8時。 さぁ、どう過ごそう。 

そのまま、再度、トラムに乗って中央墓地へ行くことにした。 もう一度、ミンナのところに行こう。 あの墓地、あれぞ公園墓地だ。 実はWienカードは一昨日で終わっている。 昨日は販売機で買ったけれど、トラムはどうするの??・・・思いつつ、中央公園第2門に到着。 ゴメンナサイ。 

 
カジュアルながらキチンとした服装の女性や紳士が数人、お花を持って電車を降りた。 家族のお墓詣りなのだろう。 先祖代々のウィーン市民? いいなぁ・・・と意味もないのにアコガレル! 
今日は慣れた足取りで名誉32A 区へ。 前回はカメラの電池の残量が心もとなかったが、今日は十分。 私が好きな作曲家の個々のお墓、ついでに 「私も入れてぇ?」

    

「また来たわ。」とご挨拶。 数時間後、頭上を通らせていただきますネ。再びトラム71に乗ってホテルに帰還。 よく乗ったなぁ・・、この電車に。 初めて乗ったころが遠い昔に思える。 ウィーンカード、ホントにありがとう!

スーツケースに茶色のバッグを入れ、今度はピンクのショルダー」バッグを手荷物とした。 ビール缶3つ、ワインの小さなボトル1本・・・なんだかとっても重く感じる小心者の私。重量オーバーしたら、アレとコレを出して・・・なんて考えつつパッキング終了。 部屋をロックして8階から降りていく。
10時前、チェックアウト。 お世話になりました。

ごろごろ転がしてレンべーグ駅へ。来た日のことを思い出す。 はじめに右へ行ったのはright と recht の聞き間違え? 親切な紳士のこと・・・。 レンベーグ駅からはSバーンだから、ユーレイルパスでOK。 が、ホームを間違えると空港ではなくマイドリング駅へ行ってしまう。飛行機のマークで確認。ホームにはえんじ色のユニフォーム姿の若者が大勢いる。大きなリュックを背負ってる。ボーイスカウト・ガールスカウト? 夏のキャンプ? この時点では彼らがどこへ行くのか知るハズもない。
空港近くに燃料基地? そして空港着。 到着した日はスッカリ遠い過去になっていた。 無事チェックイン。 スーツケースの重量は3kgほどの余裕あり。我が母はいつもお土産をドッサリ、それも大きなモノもあったけれど、ドウだったんだろう? お土産の質もだいぶ高級だったなぁ・・・。 出国のスタンプを押してもらい、先ずはゲート確認。

どこに居たのか、家族、母娘、カップル・・・日本人が集まっている。 免税品には全く興味はないが、お店をウロウロ。
“お姫様”が「モーツアルト」を一粒づづ配っている。コレは昨日、スーパーで購入済み。 ザッハトルテ・・・買いたいけれど、丸いホールは不便だなぁ。店員さんが日本語で話しかけてきた。「個包装のザッハトルテはありますか?」小さなもの5個入りのモノがあって2箱購入。 彼女は大学で日本語を勉強、一年間、日本留学したそうな。 正直言うと、それで空港の店員さん? もったいないなぁ・・。コレはバイトかな?


今回はTシャツはパス。 カンガルーが描かれた、「オーストリアにはカンガルーはいません」なんて書かれたキーホルダーがあって笑える。 さぁ、朝ごはん、ナニにしようかなぁ・・・。 当初、パンのつもりだったのだが、「rice pudding」という文字が目に入った。 聞いたことはあったけれど・・これにしよう! で、コーヒーとソレを所望。 ミルクプリンの中にお米がムチムチ・プチプチ入っていて食感もナカナカよろしい。 美味しかったから、ウチで試したいけれど・・ダレカさん、食わず嫌いで終わりそうネ。

        

ゲートの方に戻ってみると、アララ・・。 レンベーグ駅で会った若者集団がいる。集団となると賑やか。私のすぐ近くのグループは地べたリアン(?)になってトランプに興じている。 楽し気にしゃべっているグループもすぐそばにいる。迷いに迷ったが、声を掛けた。「アナタたちは何のグループ?」「スカウトです。」「どこへ行くの?」「ヤマグチ・・・・・」なんとレアなところへ行くのだろう。スカウトの世界ジャンボリーがヤマグチで開催される由。オーストリアからは250人もの若者が3週間の滞在予定で行くのだそう。「ヤマグチは今のプライミニスターのホームタウンよ。」 ジャンボリーは二週間だが、そのあと、ヒロシマへ行ったり・・とのこと。「写真撮ってイイ?」 学童保育と異なって、ミンナおとな。喜んで写真を撮らせてもらい、私は彼・彼女に依頼されて彼らを撮った。 少しすると眼鏡をかけた可愛い女の子が「クミコサン、“今日は昨日よりもアツイ ”ってどういうんですか?」らしいコトを日本語で尋ねて来た。 「クミコサン」という呼び掛けがとても新鮮に聞こえた。 普通だったら「クミコゥ・・」って呼ぶであろうから・・・・。 は、ともかく、正しい言い方を言ってから、いくつかの日本語を英語を介して説明した。聞けば、インターネットで日本語を二年間学んだのだそう。だから、「クミコサン」が出たのだろう。 彼女の名は「クリスチーヌ」。17歳でグラーツに住んでいる由。 グラーツはウィーンの南でオーストリアでは二番目に大きな街。」などと話したけど、とっても心地よい時間だった。

搭乗時間になって別れたが、メールアドレスの交換をしようか否か迷いつつも、わがアドレスが不確かなので言い出せなかったのが残念。飛行機の中や成田ではもう会えなかった。 きっと、ヤマグチでお友達を見つけただろう。


1時ごろ搭乗、1時20分離陸のはずだが飛行機は動く気配ナシ。そのうちにアナウンス。 「乗務員の都合で離陸が遅れる」そうな。 乗務員が遅刻? 交代?? その辺りは分からないが、ちょっと信じられない。 以前ツァコンのサワさんから「添乗する際は、万が一のことを想定して成田では2人体制」と聞いていた。一人は交代要員だそう。結局、一時間遅れで離陸。まぁ、それだけ長くウィーンに滞在できたってこと!
一時間ほどして、食事・・夕食が出た。ラザニア・・・美味しかった。 朝食は、お腹がすいていないし、卵も多すぎて・・。今回も真ん中は空席。ちょっとラッキー。通路側の席は日本人男性。機内は夜間という想定なので暗くて睡眠がメイン。 成田へ着く直前に少しオシャベリ。ウィーンに単身赴任中で、今回は夏休みで帰国とのこと。「音楽関係ですか?それともビジネス?」 ビジネスとのこと。 イイなぁ。 やっぱり「ウィーンに住んでいます」って言ってみたいワタシ。


20150727

映画もみたけれど、相変わらず地図を見て、朝方になると窓を少し開けて夜空? 夕空をチェック。きれいだなぁ・・。 ワタクシ、10年ほど前にマンチェスターからベルリンのテーゲルに飛んだ時の夕空の美しさが忘れられないのであります。昔、外国旅行がまだ夢に近かったころ、「ジェットストリーム」という午前零時に始まる番組があって、始まるときのナレーション・・・・あれは「日本航空」提供だったっけ。

           

(タブン)8時前、成田着。なかなかスーツケースが出てこなくて「今度こそアブナイカァ・・・」と不安が掠めたが無事、周ってきて手元に届きヤレヤレ。 適当なバスがなくて、やはりいつもながらの電車利用。アクセス特急を利用してみたが、思ったよりも時間が掛かった。 一度じっくり研究せにゃならんが、要するに成田が遠いということに変わりない。こういう時に限って、西武線も準急に乗ることになる。成田で我が家に電話をしても予想通りの留守電。 12時半ごろ、駅からタクシーで帰宅。 ケンが出てきた。「ただいま!」 「電話が来るかなぁ・・と思っていたよ。」 「ありがとう。」



オーストリア8日目、 なんとハンガリーへ行っちゃった!

2015-09-23 21:51:37 | 旅行
出掛ける10日前、ユーロレイルパスを購入しようとした時、もしかしたら隣国へ行けるかな??・・・と衝動的に思い立ってオーストリア&ハンガリーのパスを買った。 オーストリアから数時間で行ける別の国ということダケの理由。 でも、ブダべストの「ドナウの真珠」というニックネームは魅力的な響き! 


20150725

窓を少しダケ開けても暑い。 大きく開けたいけれど、か弱き女の一人旅、度胸ナシ。 トランクを開けてチェック。 チーズが気になる。 脱脂チーズ・・・。  まぁ、仕方ない。 で、また閉じた…と思ったら閉らない。 何度やっても開いてしまう! エッ? ナンじゃ? どうして? 焦りまくる! 鍵が壊れた?  困った時はレセプションへ・・・も、度重なると気が引ける。 もう少し後で・・、 イヤ、今は暇を持て余しているハズ。 意を決して、パジャマを着替え、レセプションへ。 「僕はできないが、直せる人がくるからその時・・」 こうなると、ブダペスト行きは断念するか・・・。 が、シツコク、何度もチャレンジ。 ・・と、ロックできた! どうも、ロックの仕方が間違っていたようだ。 御粗末! ヤレヤレ・・。

6時過ぎ、いつものバッグだけを持ってレセプションに鍵を預けてウィーン西駅へ向かうべく出発。 受付氏には「鍵はOKだった!」と伝えた。 彼、このお騒がせおばさんに辟易しているだろう。
思ったよりも時間がナイ。 ココで西駅でなくマイドリング駅に向かおうと決心。 ランドシュトラッセ経由でU3に乗り換えるよりも、Sバーンで直・マイドリングへ行ったほうが確実! 昨日、ザルツブルグからの帰りにマイドリングを通って西駅着となったので、上記のように思いついた次第。 西駅だと6:48発。 マイドリングは7:03発だ。 もはや、私はウィーンの人ヨ!! 
(ウィーン西駅が一番大きいかもしれないが、手前にウィーン・マイドリング駅(地下鉄だとフィラデルフィアブリュッケと言う名?)が、もう一つ手前に ウィーン中央駅(hauptbahnhof)がある。ランドシュトラッセ駅も「ウィーン・ミッテ」という名称もあるようで、慣れない者は戸惑う。 国鉄か市営で名前が異なるのかしら?? ワカラン。)


無事7:03到着の列車に乗り、車両の出入口付近の端っこの席に着いた。 暫くして回って来た車内販売でサンドイッチとコーヒー、ジュースを購入。 売っている若い男性に尋ねた。、「この席は指定か否か」。「ココでは分からないけど、ダレカ来たら移れば可」 そして、ネットから印刷した写真をみせて、「ブダペストのどの駅で降りるのがベスト?」を尋ねると、「ケレンティだよ。」と。 「どの駅舎もすばらしいわねぇ!」 「イエス。 が、キミの降りるのはこの駅だよ。」 感じの良い青年だった。 指定席については、以前乗ったイギリスの列車は、小さなカードが座席の背もたれの角に挟まれていたっけ・・・。 途中停車の駅もナイので私は落ち着いて朝食を。 ツナのサンドイッチ、あまり美味しくなかったけどイイさ。 窓の外はマッ平ら。 牧草地が続く。 人も民家も見当たらない。 一時間ほどして、ようやく人の手が加わった・・・・刈り取られた牧草地が、そして踏切が。 出勤途中の車かな? 

列車内の表示や地図、時速を表す画面もある。 8時37分、とうにハンガリーだとは思っていたが、ココはスロバキアとの国境に近い? 8時41分、左手に川が・・ドナウ川? 渓谷に非ず。
そして、9時50分、ブダペストケレンティ駅着!  美しい駅! 素晴らしい! 

        

ショッピングモール併設の駅ばかりの昨今、線路のオワリは駅の出口・・・という明瞭・簡単な駅。 停車場だ。 オマケにヨーロッパの駅には改札がナイ。 私も列車を降りて、前に進む。 右手にインフォメーションセンターがあって、飛び込んだ。 「私は3時ごろまでブダべストに滞在する予定。 数時間の滞在で観光するにはどうしたらよいか?」 「市内観光のバスがある。 乗り降り自由。」「ハウマッチ?」 「〇〇・・・・。」かなりの高額に聞こえたので「エッ?」 「△△ユーロだよ。」 ホッ! ハンガリーではユーロの他にナントカも使われているのだと思った。 が、帰国後、調べるとユーロではなく、ナントカを使っている由。不勉強だった。 ネットで見ると 8月23日現在、1Ft=約0.45円、€1=約294Ftとある。 “フォリント”という単位のようで、確かに桁違いだ。 メモをみると19ユーロと記してある。 


瀟洒な駅舎を出て直進・・・とは言え、駅前は複雑。 地図でみると三叉路の一角。 (だからかぁ・・・ 直進すべき通りに出るのに手間取った。) が、言われたように行くと観光バス用のバス停が。 普通のバスも来る。 私の他にインド人カップルがバスを待っていた。 しばらくして来た赤いバスに乗る。 ピンクのユニフォームのガイドさんが可愛い。 日本語のオーディオガイドがあって助かった! 直進。 道路沿いのビルが素晴らしい。 どれも装飾つきだ。 が、ウィーンや今まで訪ねた都市と異なって建物がひどく煤けている。 エディンバラのまっ黒な塔・・・とまではいかないが汚れて(?)いる。 リバプールの一角のさびれた町並みとも違うが、異質な趣であった。 まさに「古色蒼然」!  

         

三つめのバス停はドナウ川の手前。 クルーズに乗りたい・・・と思い下車。 橋の名は 「エリザベート橋」。 バス停から、すぐ階段を登ると目の前に立派な橋がある。 が、船の乗り場は下だった。戻って、川に並行に走る電車の線路を、信号を押してから緑にしてから横断。 右手に行くとドックがいくつも並んでいる。 クルーズがどこから出るのか分からないまま、アチコチ尋ねて 一つのドックが「ココだ!」と。 いそいそと飲み屋を兼ねたような小屋(?)を通って乗船するが、誰も乗る気配ナシ。 聞けば一時間後に出発とのこと。 で、一旦降りて、 再び線路を横切って一段高くなっている緑地をウロウロ? セグウェイを使っての市内観光を募っている二人組がいるが私には声がかからないワ!  アイスクリームでランチにしちゃおう…と思ったのだが、ウィーンと違って売っていない! 実は今回、ランチ代わりにアイスクリームを何度か食べたのだが・・。 ココはウィーンほどの賑わいはナイ。 “東側”だった影響が残っているのかしら?  漸く出発時刻が近づき乗船。 ヴァッハウに懲りたので、今回は先ず、船内にいた。 涼しい! 11時半、出発。

川沿いの建物のナンとすごいこと! これでもか、これでもか…というくらい装飾が施されている。 繊細・華麗にして豪壮・壮麗。 ウィーンやザルツブルグのどの建物よりもスゴイ。 圧倒される。 遠くから全体を見るからかしら? 今までもお城の部分・部分を見て感心しきっていたが、少し離れて全景を見れば同じだったのかしら? そのうちに、有名な「くさり橋」が目の前に。 重厚などっしりした橋だ。 もちろん、彫刻入り。 次にくるマグリット橋。 これは橋の両サイドにズラリとならぶ街路灯のデザインが繊細で優美。 中に浮かぶマグリット島を右側から一周して再びマグリット橋、くさり橋・・を通り、前方の小高い丘にそびえる女神像をみながらエリザベート橋のたもとに帰着した。 ネット上の地図で検索するとブダの王宮、聖アン教会、バッチヤーニ広場、国会議事堂・・と名前が載っているが、一つ一つは分からない。 名前を知ったところで、ドウというわけではないが、やはり知りたい。 が、とにかく、どれも繊細・華麗そして荘厳、壮麗・・と言ったあらゆる美辞麗句で語れそう。 誰が? 誰のために?・・・と、へそ曲がりは思う。 王侯、貴族、高僧・・・は文化の伝達者???

      
  
1時、下船。 実は一時間ほどのクルーズと(勝手に)思っていたので、気が急いていた。 バスでの市内観光が出来るかしら? バス停に急ぐ。 ブラックの背の高いお兄ちゃんはチケットを売っているのか案内をしているのか?
コレと思うバスに乗ろうとすると、ソレは「ジラフだからチガウ!」 ピンクのユニフォームのガイドさんのバスに乗ろうとしたら、「チガウ!」 一見、どのバスも同じに見える。 30分近く待っていたが、このままだと市内観光をしていたら15:10のウィーン行きの列車に間に合わない。 で、駅へ向かって歩き始めた。 駅まではまっすぐ歩けばイイはず。 タブン、時間は十分ある。 道の両サイドに並ぶビルにシャッターを向ける。 どのビルも重厚そのもの。 古びているが装飾が優雅で美しい。 趣きたっぷり! 私は好きだ。 ウィーンの明るい色のビルは、私が描いていた「音楽の都・ウィーン」とも、映画の「アマデウス」のころとも異なっているのは当然。 で、ブダペストの煤けた通りは昔のまんま? ブダペストの売りが「夜景」であるのがわかった。 キラキラと綺麗・・・煤けた・・は見えないネ。 
 
      

民芸品を売っているお店を見つけた。 朱色に近い赤がハンガリーアンカラー? 赤い花と緑の葉の縁取りのお皿・・普段使いにイイなぁ。 「ハウマッチ?」 「○○・・。 △△ユーロ。」 「ユーロで払うわ。」「ユーロはダメ。」 ここで、私はようやく、ハンガリーはユーロを導入していないことを知った。 すごく残念だったが購入断念。 また歩き出す。 また、民芸品見っけ! さっきのお店よりも大きい。 そして本格的? 見るダケのつもりで中へ。 お皿やお人形、手芸品・・・。 きれいな刺繍のテーブルセンターはいいけれど、私は実用品がイイなぁ・・。 赤い生地見っけ! そうだ、コレにしよう。 50㎝だけ切ってもらった。 ココではユーロがOK. カードで支払い、お店を出て、ひたすら駅へ歩く。 (二時間後の列車でもよかったかなぁ…と思うのは帰国してから。)

    


2時20分過ぎ、駅着。 表示板で列車を確認。 何番線から出るのか、まだ表示ナシ。 脇のホール(?)に行くと閑散としていて異質。 駅なのにまるで博物館。 高いところに絵画が飾られ柱の上部装飾は金色! 戻って車内で食べるランチを購入。15:10発の列車はミュンヘンへ行くのだ! ハンガリー・オーストリーそしてドイツへ・・国際列車なのだ!   
    

 15:10の列車は9番線から・・と分かり、列車に乗り込む。 意外や今度は座席指定を取った人が多かった。
 2度ほど、席を移って出入口付近の4人掛けに座った。 間もなく山ガール風な若い女性が、そのうちにもっと若い男性が座った。 女性は、何やら厚い本を読んでいる。 学生? 研究者? 邪魔しては悪いので話しかけないで、窓の外に見入る。 相変わらずの平原。 本を読んでいた女性が突然、帽子を脱いで髪がバラり・・・・と。 あら、案外女性らしい方! 「どちらまで?」  「ミュンヘンよ。」   男の子に「ドチラまで? どちらの方?」 彼もミュンヘンまでだった。 で、アフガニスタン出身とのこと。 「タリバンが・・・で、ボクは家族と離れてミュンヘンで働いている。」
「友達と一緒に住んでいる」 もっとイロイロ話したい。 おとなしい子だったが、紛争の地でドウ生活していたんだろう。 私の想像を超えた生活だったんだろうなぁ? 苦労したんだろうなぁ。 怖い目にもあったんだろうなぁ・・・。  彼の顔をじろじろ見るわけにはいかないけれど、本当はマジマジと見たかった。 もっと話したかったが、ドイツ女性もいることもあって、我々3人は静かだった。 
ウィーンに近づいたころ、 男の子にキャンディを出して「どうぞ!」と言ったら ニコッとして「Thank you!」 ドイツの山ガールにも「どうぞ」。 3人の中では私は年長者。 見るからに異人種。 先に立ってリードして、もっと話せばよかったなぁ・・・。 イヤ、読書の邪魔をしてはイカンね。

窓の外は晴れたり曇ったり、小さな雨粒が窓を打ったり・・・。 発電用の風車もいっぱい並んでいた。 どのくらいのパーセンテージで風力発電をしているのだろう。 原発は? 
遠くに山が見えてくるとオーストリアかな? 帰路は西駅まで行って、ランドシュトラッセのスーパーでソーセージのお土産を買って7時ごろホテルに帰った。 ウィーンカード終了につき、チケットを購入。 


ホテルに戻って、今度はホテル付近を散歩。ホテルの向い側の裏・・ナント、Sバーンが通っていた。丸ノ内線同様に地下鉄と言ってもこの辺りは地上も走っている。線路の上の遊歩道を通ってレンベーグ駅付近まで行き、ケンへのお土産としてビール缶を3つ購入。ホテルに戻ってウィーン最後の晩餐とした。
明朝、どうしようかなぁ・・?

9階我が屋根裏部屋(?)から見た屋根・屋根・屋根 ベートーベンの頃は何階建てだったんだろう?  

      



オーストリア7日目 ザルツブルグからウィーンへ

2015-09-23 14:06:29 | 旅行
旅も終わりに近づいたことを意識し始めたのはこの辺りから・・・。 が、1分1秒も無駄にしたくないというアサマシサ!
ユトリをもって旅を・・・なんてまだまだだ。 ヘルガさんにドレスデンに連れて行っていただいた時、なんと3泊4日、イビスホテルに滞在したっけ・・。 半日、どこかを見学した後、ギャルドさんとヘルガさんはホテルでお休み。私独りでフラフラふらついたっけ・・。 この日はウィーンに戻ってから「初めてのレストラン!」体験。



20150724

昨夜は旅行中にしては遅い就寝だったからか遅い起床。シャワーを浴びてお召替えをして(?)、食堂へ。昨日、気になったものがあって今日は撮影。 色とりどりのレンズマメのサラダ。セロリー、トマト、パセリ、玉ねぎが一緒。 左は小さなパプリカにチーズが詰めてある。 オサレだなぁ・・。 朝からワインを所望したくなるなぁ! 部屋に戻って、パッキング。2時過ぎまでバッグを預かってもらい、午前中は・・・ 昨日のトラップ大佐のお屋敷のあるところへもう一度行こう! 前進しよう・・でなく、「もう一度」が多い私の癖デス。  

8時半、ホテルを出て、つつがなく昨日のバス停へ。 
湖畔に到着すると、今度はまっすぐ進んでお屋敷の湖面に接したお庭を見よう…と思ったら、それは不可。然らば、この辺りをグル~ッと歩こう! お屋敷の後ろも別世界。 用水路(?)、小川(?)が流れていて接している牧草地や畑を潤している。 緑、緑、緑・・・みずみずしいことこの上ナシ! ホーエンザルツ・・要塞も見える。 周囲に広がる景色に見とれつつ、このまま歩き続けようか、戻ろうか・・・・。 向こうから自転車で近づいて来た女性に「この道は池を一周しているのか否か・・」と尋ねると一周出来るとのこと。 彼女は、「向こうのvillage に住んでいるよ」と言っていたけど、私もこんなトコロなら住みたい。 左手に用水路、右手に池がしばらく続いたが、池を4分の3周のところで川は左のほうへ、私は右手、池の周囲を巡る道へ戻った。 その付近にちょっと大きな園芸用品店があり、覗くと、我が家近辺のホームセンターとは違った雰囲気。 商品の配置によるのかな? ココで私は、ベートーベンの墓地に売っていた蝋燭に似たもの見っけ! 赤い容器に入っていたダケだけど購入! 1ユーロ也。 池沿いに右折してバス停に戻った。 池の周り一周のスバラシイ散歩だった。 11時過ぎ。 昨日同様に充足感でいっぱい! バスが来るまで付近のお宅をちょっと拝見。 バス停の前のお宅の破風には鹿の大きな角が。 窓辺にもお花が、お庭には実のなる木が。 何の木かしら? 

         

11時半、カラヤン広場で下車。祝祭劇場をしっかり眺めてから、今度はザンクト・ペーター教会に。11:45、突然、鐘の音が大きく鳴りはじめた。結構長い、聞きながら、教会の中へ。私にはドコの教会も同じように見える。ココの教会、アソコの教会、祭壇の違いが分からないが、天井がとても高く荘厳な雰囲気は同じ。天井が白いからか清潔感もある。仏教のお寺は重厚ではあるが、暗いせいか清潔感というのは持ち合わせていない。12時になると神父様がお出ましになってミサが始まった。 チョット興味本位で見ていたが、「観光客はご遠慮を」と張り紙があるのに気付き、辞した。脇の墓地へ行く。ここにはモーツアルトのお姉さんのお墓がある・・とガイドブックには記されているが、どれがソレなの分からなかった。 が、どれも、現代のお墓も手が込んでいる。彫刻や彫像、文言・・が彫られている。
12時半ごろ、墓地を出る。 通路のような所で若い女性が民族楽器(チッターでない)を演奏していたっけ・・。  

        

  
さて、本日のランチは・・と思って辺りをみると、特大のプレッツェルを売っているスタンドがある。アレは大きすぎるけど、一度はトライしてみなきゃ・・。モーツアルトさんちのスーパー内のパン屋さんで普通サイズのソレを購入。スーパーで…ビール見っけ! ミラベル庭園で食べよう・・・としたところで気がかりが! 日本では戸外での飲酒が許されている・・お花見が典型・・が、外国では許されていない・・とか聞いたことがアル!! 真偽のほどは知らん・・をイイことに、我ながらアサマシク思いつつ、プレッツェルを齧りコソコソとビールを飲んだ。塩加減は冷たいビールに合う・・・が、500mlは一人では飲めん。 残りをこれまたコソコソと捨てた。


ホテルへ帰還途中、気になっていたミラベル宮殿を見学する予定でいた。金・土は午後からオープンとガイドブックにあったので、午後まで待っていたのだ。 が、チケット売り場や出入口が見つからない。 どういうことなのか・・・。 ザルツブルグカードだと無料ゆえに、今さらチケット売り場なんぞないのかしらん? 気になりつつ、大きなドアを開け、エレベーターで上に行ってみる。実はエレベーターの入り口で職員らしき人に遭遇したが、何も言わない。行っちゃえ! 広い部屋(ホール)のまえに「ホールには入るな」という表示がある・・・ということは「ホールでなければイイ」と解して、見学。 ダ~レも来ないし居ない。心細いのは事実。 が度胸を決めて見学。 真っ白い壁に金色の装飾。 華麗というより荘厳!

          

1時半、ホテルに戻り、バッグを持って駅に向かった。 来るとき、苦労したっけ・・・とたった二日前のことなのに懐かしく思える。 2時8分、ザルツブルグ発。ジェットレイルというこの列車の車内表示は面白い。 もっとも、私は日本の新幹線を知らないのだが・・。 国際列車だ!飛行機並みに今の所在地、そして時速が出る。4時35分 ウィーン西駅着

5時半、ホテル着 「ただいま~!」 預けていたスーツケースを受け取って、新たな部屋の811号室へ。日本流で言うと9階。最上階だ。窓枠がアーチ型・・・・コレって「屋根裏部屋」? 窓が大きく開けられて嬉しいけれど、バスタブなしでベッドはシングル。コレはOKだけど、前の部屋よりも値段が高いのはチョット合点がいかないなぁ・・。 まぁイイけどね!

スーツケースを開けて整理し、階下のレセプションへ。 リーズナブルなおすすめのレストランを尋ねると 「ココがいいわ。 コレを渡すとウェルカムドリンクがつくわよ。」 ヴェルベデーレ庭園の近くのアソコかな?  

最終日前々日にして初めてのレストランデビューとは! 仕方ないネ。 日本でだって、おひとり様はできない私だ。 まして異国・・・メニューがワカランが一番の理由。 シャワーを浴びて小ざっぱりして、7時前、イザ出発!
やはりアソコだった。ギャルソン殿、民族衣装の皮の半ズボンだ。 「相席でもよいか?」「もちろん。 なんせ当方はおひとり様ですもの。」 4人組の席にお邪魔した。ギャルソン殿、メニューをもってきてくれたが、私はノートを見せて「コレを・・」。 その後、値段も見ずに頼んだことも気になったし、確認したくて、再度、彼を呼ぶ。「私、何を頼んだの? メニューを見せて下さる?」 間抜けな質問に4人組も笑っている。ギャルソン殿、英語のメニューを持ってきてくれて、「これだよ」と。私、納得! 間抜けな質問はアイスブレーク! ベルリンから来た二組のご夫婦だった。 毎年、旅をしているそう。 すぐお隣りの女性は英語OKなのだが、ご主人はダメとのこと。 だが、彼は何かと話したそうで、奥さんが時折通訳。英語は大切だぁ! いとこ同士、親戚同士、友達同士のカップルが集まって旅行する人たちに、今回何組かに出会ったがイイねぇ! 私にも出来立てのビールが来た。 4人とも乾杯! 美味しい! そのうちにシュニッツェルも。 大きい! 食べきれるかなぁ・・・。 向いのおじさんも心配そうに見ている。 パセリ付きのポテトにはほとんど手を付けずに本命(?)だけをゆっくり食べた。 8時過ぎ、頭上のテントをたたんだらまだ青空が・・・。 あまりお邪魔してもナンなのでそろそろお暇しましょう。 ペイしながら、ギャルソン殿に尋ねた。 そのズボンを洗濯するの? 「できないヨ。 一年履いてオシマイ。」だそうな。 ブルワリーの写真を撮って、まだ明るい道を帰った。 

          

明日はブダペストへ行こう! せっかくユーレイルパス買ったんだもの! チョット興奮する。 寝る前に帰国に向けてパッキングにトライ。 よしよし・・・大丈夫!