今、ドナーレポートって言って、資金提供してくれた国への報告書をせっせと何枚も書いているんですけどね、
その中の一つに、2004年12月26日のインド洋大津波への支援をしてくれた国へのレポートがあって、ひとつひとつ、何に使われていたのかを調べていたら。。。
Sanitary napkins って。
・・・何かわかりますか?
女性の月に一度の必需品のことです。
しかも○百万円分。
・・・
これはオフィス内でちょっとした議論を醸し出しました。
ユニセフが sanitary napkin 配布?
私たち、子どものための機関だけど・・・ 確かに妊婦や出産や母子保健などでお母さんたちの支援も沢山するけど・・・
女性の月に一度のモノまでユニセフがサポート?
ご存知のように、国連機関の中には住み分けがあり、こどもはユニセフ(国連児童基金)、食糧はWFP、難民はUNHCR、などと役割がわかりやすくなっている。
そうすると、女性の必需品配布はWHO(世界保健機関)とか、UNIFEMだろう、となるんだけど、
でもこれらの機関はあまり緊急支援をする機関ではない・・・
というわけで、ユニセフが学校の教材や水や医療物資だけでなく、sanitary napkinsを配布するのもまあうなずけるか、ということで一同落ち着いた時、、、
ある同僚がまくしたてた。
「考えてもみてよ!避難先のキャンプでnapkinが手に入らなかったら・・・ 一体どうなっちゃうのよ!!!」
一同「確かに・・・ 考えただけで恐ろしい」
というわけで、ユニセフだろうがなんだろうが、誰かが配布をしなければならない!ということに皆、大きく頷いたのでした。