地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

オンナの子の公欠

2009年07月13日 | sri lanka
今回驚いた話。

学校の出欠状況をチェックしていたら、ある女の子が2週間ほど休んでいる。
理由を先生に聞くと、
初潮を迎えたから休んでいるとのこと。

驚いたので何度も聞き返して、
さらにその辺にいた女の子たちに聞いてみたけれど、
皆に当たり前のような顔をされる。
行ってはいけないということではないけれど、文化的なもので、普通は来ない慣習なんだそう。
なぜかは誰も知らなかったけれど。
学校に来ないで何をしているの?と聞くと、
特に何もしていないけれど、みんなにお祝いされて、ご馳走が沢山出てきたりするらしい。

そんな理由で休んだらみんなにバレるではないか。
私の少女時代は、というか日本では、恥ずかしくて誰にも言えないものなのに、、、
多分恥ずかしいことではないんだろう。
おめでたいことなんだろう。

しかし。

なんで学校を休まなあかんのや。

resilience

2009年07月13日 | sri lanka
日曜日の夜。
明日のワークショップの準備がまったくはかどらぬ。
こういうときはブログの更新です。。。

出張はスリランカの最北端のジャフナでした。
飛行機乗って行ってきました。
2月以来だったのですが、まだ国内避難民がやっとこさ出てきたばかりの当時よりもかなり環境が変わって、
今は1万1千人くらいの人々が居て、
3000人の子どもに学校の支援をしています。

ワウニヤと比べると、かなり環境が良い。
学校はキャンプの外にあるのです。
それだけで精神的な安定度が違います。
外に出られるというだけで。

先生たちはそれでもかなり参っている話を聞くのがとても辛かったけれど、
子どもは、強い。
Resilient という言葉が思い浮かぶ。
弾力性のある、回復力がある、という意味だけれど、
脆いけれど、バネはあるというか、強い。