地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

ハイチアンマッサージとアルゼンティーナ注射

2011年05月20日 | haïti

一昨日の午後から何か左肩が張ってきて

寝違えたみたいな痛さが

どんどん大きくなっていった

寝違えた痛さって起きてすぐわかるのに

おかしいでしょ?

おかしいなあと思ってストレッチとかしていたんですけれど

朝起きたら!

左首から肩が全然うごかない!

動かしていなくても身もだえる痛さ!

とにかく筋肉ががっつり硬直して

全然動かせない

 

痛さでそのうち失神するかと思いました

わんわん号泣の私

おろおろする友達

 

昨日は祝日だったので

前日からビーチに行っていたの

だからすぐに病院に行くこともできず

立つことももってのほか

 

するとその村の人たちが

マッサージ師を呼んできてくれて

現れたのは90歳くらいのおじいさん

彼は私をなんとか寝かせ

背中をそっとさわり

優しくマッサージし

時折クロスみたいのを背中に指でなぞって

お経みたいなのを唱える

最後に私を椅子に座らせ

首を引っ張られたときは

分娩中の妊婦さんみたいに悲鳴をあげて泣きましたが

終わったら

少し痛みは残るけれど

ちゃんとまっすぐ座れるようになって

顔も笑えるようになりました

 

ハイチで初めて遭遇した奥の深い体験

みんなのやさしさ

 

その後でこぼこ道に顔をしかめつつなんとかポルトープランスに戻り

アルゼンチンの国連軍がやっている緊急病院へ

ここはスペイン語しか通じないという、むちゃくちゃな病院

ハイチは仏語なのにですよ?英語でもなく・・・

幸い、付き添いの私の友達はスペイン語ぺらぺらなので

通訳してもらって

筋肉をほぐす注射をお尻に2本打ってもらった

1回じゃ効かなくて

 

ズボンの前のチャックも開けられず

スペイン語しか話せないナースに

「失礼します」と言われ ズボンを少しずらされ

乙女の心、やぶれたわ。。。

 

注射の甲斐あり

7時間くらいたっぷり深い睡眠に陥り

起きたら自分で起き上がって歩けるようになった

 

次から次に舞い降りる体調の変化

何か対策を打たなくては・・・