2012年の不運は続く。
デング熱は回復してきているものの、まだ私の体を蝕んでいて、体がすぐに疲れるし、手はかゆいし、毎日水がぶ飲みしても脱水症状は治らないし、手足はカサカサというかパサパサだし、お腹はゆるみっぱなし。
なんか私、体中の養分を吸い取られた枯れ木のようだ。
疲れたから寝ようと思うと、平気で12時間くらい寝てしまう。
おばあさんみたい。
そんな中、先日自衛隊のメダルパレードに行ってきた。
ハイチには日本の自衛隊員300人が勤務してくださっているのですが、その方達がメダルを授与されるということで、以前からお招きいただいていたのだ。
浴衣を着て欲しいと前からお願いされていたので、もう病人生活も飽きたし、気合いを入れる意味で外出。
でも日本から届いたという浴衣はあまりイケてなかったし、帯も合ってなくて変だった。
でも交流を楽しみにきていた世界中からのピースキーパーたちには、大ウケだったみたい。
2時間ほどの宴の間中、ずっと写真を取られていた。
日本隊の他には、ブラジル、チリ、ウルグアイ、アルゼンチン、バングラデシュ、スリランカ、インド、フィリピン、韓国、などなど実に多国籍。
そんなこんなで、写真を取られるたびに満面の作り笑いをしながら、真剣に流しそうめんを楽しんだり、お土産を山ほど頂いたりして、宴は楽しく終了。
さて、災難はここから。
帰りにお友達をお家に送っていく途中、大雨に降られ、その間にタイヤがパンクした。
大雨だし、外は真っ暗で危ないので、彼女の家についてからタイヤ交換を試みる。
彼女の家のガレージに車を停車する際、庭のでっぱりに後ろのタイヤカバーをぶつけ、ヒビ。
嗚呼。
弁償だ。
凹んだけど、とにかく今はタイヤを交換せねば。
幸運なことに、彼女のアパートにはタイヤ交換を得意とする人がいた。
でなければ、私の運転するいかつい男前ランドクルーザーの入り組んだセキュリティ・システムの謎を解いてスペアタイヤを装着するのは不可能だった。
ところが、何もできなくても、何かしようと一応仕事を探すのが日本人でしょ。
私も日本人のはしくれ、交換済みのパンクタイヤを車に積もうと試みたところ・・・
なんか柔らかいものに手が触れた。
匂いを嗅ぐと・・・
う○ち。
そう、まさかの。
ぎゃっ。
慌てて何度も石鹸で手を洗う私。
お友達は仕方なく、「『うん」(運)がついたということで・・・」となけなしのフォローをしてくれるものの、もう立ち直れないくらい凹んだ。
タイヤは交換され、心優しい男性にお礼におせち料理(自衛隊パーティからのお土産)を渡し、気を取り直して帰宅。
これ以上悪いことが起きるわけがないと自分に言い聞かせながら、シャワーを浴びようとするも、お湯が出ない。
なんで。涙
忌々しい思いで床につく。
きっと2012年はこれからいいことだらけに違いない。よね。