私がアメリカに留学していた時、同じ大学に二人のスーパースターがいた
ひとりはスウェーデン人の Lars Frolander
彼はシドニー五輪100mバタフライで優勝
もうひとりは私の練習ライバル(笑)で親友 スロバキア人のMartina Moravcova
彼女はシドニーで銀・銅ふたつのスロバキア初の五輪メダルを獲得
母国ではマイケル・ジョーダン扱いだ(←例えが古くて歳がバレる)
二人ともまだ泳いでる
正確にいうとマルティーナは
出産してから泳いでいなかったんだけれど
6回目のオリンピックが間近に迫って数ヶ月前に泳ぎ出して
でもやっぱりちょっと差でだめだった
50m自由形選考レースで 0. 何秒か足りなかったけれど
25秒8くらいで私の現役時代ベストより速いんですけど~ ちょっとぉ!
「残念だったね」って言ったら
「別に~」
ってそんなに気にも留めていない様子だった
もう一人のラーシュは
ずっと泳いでいて
大会の度に「まだやってんの~」「うん なんか速く泳げちゃうんだよね」ってさらりと言ってた
昔から努力を人前に見せない天才だけれど
影でものすごく頭を使って努力していることを知っている
彼は先日 人類初の6度のオリンピアン・スイマーになった
ていうか・・・
半端なくない?!
6回とかさー
初めて言ってから20年ですよ?
私 たった1回じゃん!
しかも38歳だよ!
まだ100フリー52秒で泳げるなんて!
このくらいのレベルになると
もう技術とメンタルのレベルがずば抜けていて
若い子と比べるとすごく面白い
何を考えているのか
じっくり聞いてみたい
ご学友たち
私の誇りです
ああ ロンドン楽しみだ