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一番腕の良いドライバーでも
かなり苦戦してる
道はでこぼこどころじゃなくて
雨季だからグチャグチャ
ぬかるみにはまらないように
下りていちいちチェックしてから行く
途中で何回かあきらめようかと思ったけど
チャレンジを強いられれば強いられる程
その奥の状況が悲惨に思えちゃって
本当は楽園かも知れないのに
なんかこう
あー しんどい
もー帰りたいーと思いながら
あきらめるのは癪だから
とりあえず行ってみようよ、となる
もう一校 もう一校
だけど辿り着いた先では
明らかにニーズは大きくて
生徒がかわいそうなんだけども
掃除全然されてなかったり
トイレがメチャメチャ(もはや汚さは言葉にできない)だったりすると
しっかりしろ!と怒鳴りたくなるし
たまに校長に説教じみたコメントを送ってしまう
守衛がいないから…
あのね!日本は生徒が当番制で掃除するんだよ!
そういう慣習この国皆無
公共の福祉って考え方
ゼロなんだもん
一言め、二言めには
国が何もしてくれないからって
今までの人生で何か国にしてもらったことないのに
いつまで待つんだろう?
自分たちでやらなきゃ何も変わらないことに
どうしたら気づくんだろう?
でも中には
私と話すために19時まで雨の中待っててくれて
話し終わって
これから1時間かけてバイクで帰るっていう教育省役人とかもいる
こういう人がいるから
私も踏ん張れる
あー 帰ってお湯シャワー浴びよう!