日本で呑んだくれてばかりいられない理由がひとつある。
ガザのこと。
ラマダン断食明けの祝日になったのに、戦闘が収まらない。
パレスチナ側の死者は1065人。
イスラエル側は50人。
イスラエルは子どもを狙ったばかりでなく、
市民に避難しろといい、
その避難先の国連運営の学校を爆撃した。
Shell fire kills 15 in Gaza School
私の知り合いもガザにいて、必死に子どもの心理ケアをやってる。
なぜハマスは12時間の停戦合意を破ったのかという問題に、
パレスチナ人の政治家はこう答えている。
「イスラエル政府はパレスチナをテロリストと呼ぶが、
パレスチナ軍が放ったミサイルによるイスラエル人死者の27人のうち、25人は軍人。
対するイスラエル軍は、1000人以上を殺し、うち90%が市民。
パレスチナは、国際法のもと、平和のために戦っていて、必死の交戦をしているだけ。
我々にどうしろと言うのか。
武器を捨て、無惨に殺されろ、と言うのか?」
イスラエルの中では、情報が操作され、軍がパレスチナの市民を爆撃していること、多分あまり知らされていない。
Gaza conflict: an Israeli soldier's question
そしてイスラエルの同盟国アメリカの調停は不振、米国内はほとんど黙視している。
意義を唱えているのはコメディアンでニュース・キャスターのJonn Stewartくらいだ。
The Daily Show: 'We need to talk about Israel'
どうしてこんなことが起こって良いの?
どうにもできない怒りと悲しみで胸が張り裂けそう。
一分、一秒でも早い停戦を。