問題は日本と世界が繋がっていないことなんだけれど
いきなり世界に目を向けろと言われてもそれは無理なのはもちろんわかります
ではどうしたらきっかけが作れるのだろうか?
まずは身の回りのことでいいから考えて欲しいと言っても
身の回りのこと(たとえば差別とかいじめ)と世界の平和は自然に繋がるのか?
教員でもそこまで考えられる人がどのくらい居るのだろうか?
最近ユニセフの日本人の同僚が 朝日小学生新聞の取材を受けて 中央アフリカ共和国のことを記事にして下さったらしいのだけど 見出しが「アフリカの赤ちゃん、かわいそう」っていうタイトルで ちょっとこれは。。と 「かわいそう」っていうのは自然な感覚だろうけど 見出しからそういう入り方じゃなくて こういう現実があるっていうことを わかりやすく伝えて欲しい と我々は思うのであって 日本での伝え方にも まだギャップがあるある
小学生が世界の紛争に関して目を向けるのはまだ早いと思う反面
以前にやったNHK Eテレの「ようこそ先輩」の番組では
わが母校の子どもたちが
ハイチの学校に行けない女の子のために
どうしたら彼女が学校に行けるかを
体系的にしっかり考えてくれたし
他の学校でも素晴らしい理解度、関心度だったこともある
たとえば足立区の小学校では
ストリートチルドレンのことを学ぶことを生徒たちが事前に決めていて
それについて私がお話に行ったり
小6の授業で国連について学ぶ中で
実際の国連での仕事を話したり
予めきちんと準備がなされていたり
ちゃんと学習に沿って私もお話できたときに初めて
関心がさらに高まったというものだった
一度中学校でも
私の載っていたハイチの地震後の復興に関する内容の記事を担任の先生が取り上げてくださって
それについて予め真剣に考えてくれていたので
とても話がしやすかったし
終わってからの作文も書いてくれて
その内容が素晴らしかった
当然のことだけれど
準備が必要だし
一回ぽっきりにならないように
継続して考えていけるような仕組みを作らなければならないのだろうか。。
それも学校にお任せではなくて
こちらからちゃんとお膳立てしなくては
でもどこにそんな時間が。。。
といいながら
時間とは作るものだと思うのです
とりあえず中心は中高生くらいがいいのではないかなー