
やばいやばいやばい。
開始前に色んな人と喋ったり写真を撮ったりして気を紛らわせる。
そうこうしているうちに、宴はスタート。
すぐ私の番だよ・・・。テンポ速っ。
みんなジャガイモ、ジャガイモ、ジャガイモ、誰も私のことなんて気にしていない・・・。
と思いながら、自分の映像が流れ、名前を呼ばれて席を立ち、壇上に上がっている時のこと。
ひ、ヒール片っぽ脱げたよ・・・。
脱げると思ってたんですよ。
膝下ストッキング履いていたから。ちょっと滑るから。
一瞬頭が真っ白になるも、
すぐに前に立っていたお姉さんが手を貸してくださったのでつかまって、
履きなおし、
壇上に上がったものの、
恥ずかしさのあまり、自分で爆笑が止まらない・・・
しかしこれで、緊張が一気に解けました。
もう開き直るしかない。
アワードを授与され、
そのままスピーチへ。
本当はインスピレーショナルなことを言おうかどうかちょっと迷いました。
でも「社会貢献活動」を16年間仕事にしている、言わば周りの比べてプロの私が、
あまりアツいことを言っても、
あまり「世界的な」ことを言っても、
余計に溝ができてしまうような気がしたし、
上から目線になってしまっても嫌だし。
だから今回は、私がよく感じている、「アスリートと開発課題の接点」をお伝えしたかった。
それは私にとって、
「スポーツに恩返し」とか「スポーツを通じて」ではないのです。
それは私がやってきていることとは違う。
私のメッセージは、アスリートの凄さは、困難な開発課題への挑戦に、極めて必要なものだ、ということ。
本当はもうちょっとうまく言えれば良かったと思うのですが、
あとで「スピーチ良かった」って沢山の方に言って頂けたので、及第点。
次回もっとがんばろう。
その後は、もうリラックス~。
あと一回壇上に上がるみたいなので、
膝下ストッキングをテーブルの下でこっそり脱いだ。
だから次は万全ですんなり上がれましたー。
4組の中から1組だけ選ばれる「オブ・ザ・イヤー」は、
絶対に自分はないと思っていたので、
とても気楽でした。
心の中で「多分あの方・・・」なんて想像してた。
呼ばれたのは、北澤さんが会長を務める「障がい者サッカー連盟」で、物凄く驚いた顔をしていらっしゃいました。
壇を下りて、セレモニーは終わり、ドンペリで乾杯し、あとは楽しい宴!
沢山の方に話しかけて頂き、
おめでとう、感動した、と言って頂き、
終始フワフワでした。
母の席に言ったら、案の定ゴクゴク飲んで食べて、ほろ酔いになってる。
宴は遅くまで続きました。
続きはまた。