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今日 オフィスで全体ミーティングがあり
北部のキリノッチ全域が治安フェーズ4になったと告げられた
フェーズ4は「退避勧告」
今まで治安の悪い中踏ん張ってきた国連機関もNGOもみんな撤退を求められた
これ以上残っていても 身の危険は保証しませんよ とのこと
実は明日からそのあたりの地域に出張する予定だったのだけれど
今日の時点では「渡航禁止」になった
子どもたちを守るためのエージェンシーの我々が
子どもたちを残して撤退するのは 屈辱以外の何物でもない
政府がLTTE掃討作戦を実施するのを 指を加えて見ているしかできない
市民は 子どもたちは どれだけ巻き込まれてしまうのだろう・・・
実は 私にとっては初めての「EMERGENCY」である
こういうときに何をしなくてはいけないのか 少しでも多く学んで 少しでも役に立ちたい
現場には誰も入れない今 私たちにできることは「PREPARE」だと
こういう非常事態になるとアドレナリンが出るという 典型的なEMERGENCY専門の同僚は言う
国内避難民が大量流出するときのために
戦争が終わってすぐに「復興」フェーズに入るために
しかしこんな状況にいても 普通の「開発」の作業を夜な夜なやっている私・・・
「支援物資の目安」とかのアドレナリンほとばしる中のソロバン作業ではなく
「あの支払いは・・・」とか「来年度の計画は・・・」と呑気にやっている
大学院は一応「紛争」とか何とかのコースで学んでた筈なんだけどな
絵に描いた餅というか
宝の持ち腐れというか・・・
まぁ前者でしょうな(-_-)
協力隊に参加して、『国際協力とは・・・日本の国際協力・・・そして、開発について・・』などなど、これまで考えたことの無かったことについて、考えさせられることが、協力隊に参加して感じています。
難しいです。正直言って。
でも、私は、協力隊に参加してみて強く感じたのは、自分は国際協力のようなマクロ的な視野で物事を捉える能力がないということ、やはり自分が一番かわいくって・・・ 正直、ミクロ的にしか、考えられないなーという事でした。
こういう自分が、協力隊、ましてやボランティアなんていうのに参加しているのは、おこがましいと言うか、場違いな気が、赴任当初からずーーーっと感じて、1年半以上経ちました。
ま、参加してみないと分からないことではあったし、それが分かっただけでも、良かったのかもしれません。
何はともあれ、健康で任期全うしたいものです。
すみません。。。意味不明なコメントを・・長々と・・・・
>赴任中
素晴らしいと思います
ご専門はわかりませんが赴任先から笑顔で帰国されますよう秋めいた東京から祈っております
ps.
井本様
ふとB&G・・・
マット・ビオンディ選手との2ショット・・・
凛々しいですね
私にしてみれば、協力隊は素晴らしいです。大尊敬です。自分は汚く、偽善者に感じます。
それから、ミクロの観点は基本で、一番大事なことだと思います。ミクロの観点なしにマクロ単位で成功させることは絶対にできないと思います。
この世界、向き不向きはあると思いますが、普通の人が見られない世界を見て、触れていらっしゃるでしょうから、その経験を思いっきり楽しんで、全うしてください!