に行ってきました。
スリランカでオペラ。どんなもんじゃ。
豚に真珠? ・・・はい。私もそう思う。
まあ、いいじゃん。行ってみるべー。
場所はバンダラナイケ(元大統領の名前)・メモリアル・ホール(BMICH)という、それはそれは大きなシアター。確か中国が建ててあげたんじゃなかったかな。中国は象徴的な美術館やスタジアムなどを建てる援助が好きなのですね。支援が目に見える形で残るもんね。
The Pearl Fishers というそのオペラは、フランス人の監督だったのですが、内容はフランスとインドとスリランカのコラボ。
全然上達しない私のフランス語が、オペラになんかなるとただの音にしか聞こえず、
隣のスクリーンの字幕を(タイで眼鏡を失くしたために)目を凝らして読みながらだったので、何だか落ち着いて観られなかったな。
歌も演技も踊りもめっちゃめちゃ感動したわけではないけれど、
スリランカにしてはまあまあかな。なんて。笑
オペラって必ず誰か死ぬんだと思い込んでいたのですが、誰も死なず・・・ 呆気ない幕切れ・・・
なんだか物足りないのは気のせいか。
でも一緒に行ったオペラ好きのフランス人は楽しんでいました。
女性の衣装が色とりどりのサリーで、スリランカっぽくて良かったです。
とまあ、初のオペラでしたが、内容より印象に残ったのは・・・
元首相で今は第一野党の党首のラニル・ウィクラマシンハ氏をエントランスホールで発見!
おお!ラニルだよ!
でも政治家の近くには居たくないよ。暗殺が続いてるんだから・・・
なんて思いながら着席したら、
なんと彼が私たちの席の通路を「ちょっとすみません」とカニ歩きで歩いていくじゃないですか!!
きゃー 目の前に元首相のお尻が・・・!!!
そこでむんずと掴んだら大したものですが、さすがの私もまさかそんなことはしません
代わりに「あなた、いい加減にしなさいよ。」と言ってやればよかったかな。
滑稽な夜でした。