地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

ふるさと回帰

2009年07月12日 | sri lanka
日本人の方と沢山お会いする週末だった。
「ハァーイ」と握手するのではなく、
「どうもご無沙汰しております」と頭を下げる。
そんないつもと少し違う、少しフォーマルな世界へのギャップが面白い。
そういうときは決まって、忘れていた文化を思い出したり、自分の変化を見つめ直して「こりゃいかん」と戒めることがしばしばなのです。

先日の夜は、大使公邸にお招きいただいて、沢山の援助関係者の方々と豪勢な和食を頬張りながら、会話が弾んだ。
スリランカ中あちこちで、色々な分野でご活躍されているみなさん。
とても勉強になるし、刺激になる。
日本語でマシンガントーク。
あー 喋りまくったー。楽しかったー。

この会合に、我々国連の愉快な仲間たちは一緒に公邸へと向かったのですが、
普段はパーティなどの内輪の会合には1時間遅れなんて当たり前の、超ルーズな私たちも
「こういう会は時間前に行くのかな。7時きっかりかな。」
「遅れちゃまずいでしょ」
「でもさー 夕食会だから最初はきっと飲み物でくつろぐだろうから、きっかりじゃなくてもいいでしょ」
と色々な意見と性格を披露した挙げ句、15分遅れで到着。

かなりオンタイム!誰もまだ来ていないんじゃない?

と思いきや、、、

すでにほぼ全員集合しているらしい。

さらに、書記官には「もう~ ヒヤヒヤしましたよ~」なんて言われる始末。

こ、こういうものでしたか・・・。

そのあとに遅れてきた数人の方々もやはり国連関係者でした。

いくら何でも15分は許容範囲というか余裕セーフでしょう?と思うのですが、
ここは日本人たる者。
気をつけよう。。


そして昨日はめずらしく日本人会の盆踊りなるものに参加してきた。
広いグラウンドの真ん中に、あれ、なんて言うの?踊るところ。
その上に浴衣姿が艶やかなたくさんの日本人女性たちと、マイクの声がけたたましいMC(協力隊の方?)。
スリランカにこんなに日本人がいたのかと驚き、
日本女性の潤いのある美しさにうっとり。←オヤジか。
反面、私ってば、ビール片手に、露店のお寿司と焼き鳥を頬張りながら
盆踊りに「こんな踊りをみんなで一緒に踊って何が楽しいのか?」と悪態をつく。
↑少しは浴衣のお姉さんたちを見習いなさい。

ところが。

♪つっきが~ でったで~た~

がかかった途端、やはり血が騒ぎまして。。。

掘って掘って、また掘って。
掘って、かついでしまいました。
2曲連続で。
もちろん振り付けもばっちり覚えていますとも。

楽しいわ。風情があるわ。炭坑節。

締めくくりは、豪華景品の待ち構える抽選会!
こーんな沢山の人が居て当たるわけ。。。と思ったら。
普段まったくこういうことに縁のない私に何が起こったのか、
なんと3等賞が当たりましたぁぁぁ

中身は

シンガポール往復は当たりませんでしたが。。。

日本食屋さんNIHONBASHIのコース券 しかもペアで
あとはアメニティのトヨタさんのテディベアーとか、傘とか、Tシャツとか、時計とか、ボールペンとか

写真がそれです。

夏の真っ盛りの(1年中だけど)ほんわか楽しい夕べでありました。
日本の良さを失わないように、
浴衣の似合う女性になれるように、
今後精進したいと思いまぁす

物忘れウィルス

2009年07月11日 | sri lanka
今日のお弁当は

わさびふりかけのおにぎりと 
この間日本人の方に頂いた いわしの煮付け
お味噌汁
サラダ
マンゴー

わーい 和風だ♡

と思ったら


お箸を忘れましたとさ。。。

なんか 出張から帰ってきてから
物忘れが激しい

出張から帰ったその日
キャリーケースをタクシーに3回忘れました

タクシーの運転手や一緒にいたお友達が気づいてくれたけど

そして今日は 教育省にお金を入金するための大事な要請書を
ごっそり会議の場所に置いてきてしまいました
あとで慌てて取りに行きました

どうしたのかな?と思ったけれど

驚くことはない

いつもの私ですな。。。

心の声

2009年07月05日 | sri lanka

この絵 国内避難民キャンプにいる子どもが描いたの

学校で男の子と女の子を描きなさいと言われて

キャンプの外に張り巡らされる有刺鉄線の中で 泣いている男の子を描いた子

 

心の叫びが聞こえて 目の奥が熱くなった

 

 

さて 気を取り直して出張行ってきます


またスリランカ人と食の話。

2009年07月04日 | sri lanka
またお弁当のハンバーグをスリランカ人の同僚に食べてもらおうとしたら。。。


同僚「何入ってるの?」

私「ビーフだよ。何か食べないのあるの?」

同僚「豚肉は食べない」

私「なんで?あんたクリスチャンなのに」

同僚「イスラム教徒と結婚したから」

私「・・・。そうきたか。」


いろんな落とし穴をかいくぐってお料理を食べてもらうのは大変だ。

ありきたりな夜

2009年07月03日 | sri lanka
今日もたくさん働きました

今はNEWボスが国内のフィールドに出張中なので

たくさん仕事が。。。

サイン(署名)の山、山、山

JICAのときもそうでしたけれど、すべてにおいて沢山の署名が物事を動かす要です

BUREAUCRACY!We are talking about.

それでもって、ボスが出張から帰ったらすぐにニューヨーク本部に出張なので

シコシコと3億円ドナー向けのプレゼン作成。。。



前述のブランカと帰宅途中

マーケットに寄り 新鮮なお野菜いっぱい購入

安。

玉葱1キロ 80円

そしてさらに インテリアショップに寄り

今度ワウニヤ(緊急支援のメッカ)に新しく誕生するゲストハウス(いわゆる社員寮)の家具やインテリアグッズの下見

彼女とはたまに、というか often 意見が合わない

なぜならば

私「ソファーは生成り。カーテンも生成りかベージュ。クッションはブラウンか黒」

彼女「ノー ノー NO WAY. クッションは赤。ベッドシーツは紫」

私「それはアリエナイ。ベッドシーツは白かカーキ」

ド派手 vs. シンプル

どちらも譲りません

しかし最終的に決定権があるのは彼女

オフィスのお財布を握るのは彼女

お お お ぉ ぉ ぉ  念願のブティックホテル風社員寮が。。。 ラテン系に。。。

つい最近 社員食堂のインテリアも二人で選んだのだけど

散々議論の結果

ベースは赤と黒になりました

What a surprise!

社員食堂が闘牛場に!



夜は、もう一人の親友である同居人と外食を予定していたのだけれど

「遅くなりそう。。。 8時にはなっちゃう」と彼女

結局、二人で8時帰宅

「軽い」夜ご飯と称して

私の好物。。。 冷しうどんとサラダ(←料理と言わない)

。。。と赤ワイン

つくづく思うのです

お醤油ベースの和食と赤ワインは合います

そしておしゃべり

どんな些細なことも延々と語ります



そんな感じで

いつも彼女は10時に寝ます

8時間睡眠を1日たりとも怠らない彼女

明日は朝からジムに行くと誓って

私も10時に寝ます

おやすみなさーい

日本が誇るカレーの評価

2009年07月03日 | sri lanka
懲りずにまたカレーをランチに持っていって スリランカ人同僚たち(モスリム以外)に食べさせたら

一同 口を揃えて


「とっても美味しいけど・・・ TOO SWEET!!!」


・・・辛口なんですけど。

まあ私でももう辛いと感じないくらいだからね

さて私の味覚はどこまで発達するのでしょうか?



Blanca-nisation

2009年07月01日 | sri lanka

同僚のブランカは 一言で言えばとにかく濃い~人

メキシコ人で バツいち

ユニセフ勤務歴は30年近い

私より20歳以上年上のこのオバさん かなり凄い人なのである

お化粧がめちゃめちゃ濃くて

服装もかなり奇抜(透け透けのブラウスの下にブラ丸見えとか!)

彼女が30秒と黙っているのを見たことがないし

性格は白黒はっきり グレーな部分がまったくない

仕事もめちゃめちゃできて

サルサ・ダンスの先生で

週末は私たちと一緒にパーティして 踊りまくって

とにかくワイルド

とっても優しくて 面倒見がよくて 太陽みたいな人

 

20歳以上も年上なのに  私たちはいつの間にか親友となっていた

毎朝彼女をピックアップして

毎日ランチをどちらかが作って 一緒に食べて

終業後一緒に帰る

週末も1回は必ず会っているし

何でもかんでも話して

毎日お腹抱えて笑って

とにかく姉妹のように波長が合う

 

彼女とつるむようになってからというもの 私にちょっとした異変が。。。

ラテン音楽を聴きだしたり スペイン語を片言操るようになったのはお決まりだけれど

(でも「そのズボンとパンツを脱ぎなさい。早く!」とか「服を脱がせてください。暑いから」とかですけど)

この辛いものまったく嫌いだった私が お料理にスパイスを使うように・・・!

先日生まれて初めて グリーン・チリを買って

グヮカモレ(アボカドを使ったメキシコ料理♡)に入れてみたり

パスタには赤唐辛子を入れたり

中華には豆板醤を入れたり・・・

自分でびっくりしているのです

 

そして今日は 生まれて初めて目の下にアイライナーを入れた

出勤前 私が「夜遊びに行くんじゃないんだから」と嫌がるのに

彼女が「すごくかわいい。わーお。モデルみたい」というから 

そのまま恐る恐るオフィスに着いたら

オフィスの男性陣から「今日は目が違う。」と・・・

これが結構好評でして。笑

ブランカみたいにどキツいメイクはぜったい無理だけれど

段々とお化粧が濃くなっているような・・・

 

これを私は「ブランカナイズ」(ブランカ化)と呼んでいる

50歳を過ぎても 彼女みたいに誰からも信頼されて

キラキラ輝いていたい

 

レストランでメキシコ人の歌手と一緒に熱唱するブランカ