東海日本語ネットワーク主催の研修会が国際センターで開かれ出席した。
テーマ:とりあえず日本語で
-もしも・・・あなたが外国人と「日本語で話す」としたら
講 師:荒川洋平(東京外語大学 留学生日本語教育センター准教授)
〈要旨〉
これからの日本は、外国人が今よりもさらに増えていくことが予想され、日本語学習者も
確実に増えていくはずなので、私たちは外国人と話す機会が増えていくことになる。
でも、実際外国人と日本語で話すとき、どのような話し方、接し方をしたらいいのか。
不安に思う人も少なくないのでは。
外国人と日本語でやりとりする、さらに外国人どうしが日本語でやりとりすることを
「対外日本語コミュニケーション」と名づけ、いろいろな場面で実際に起こりうる例をもとに
視点の相違や日本人の思い込み、外国人の誤解などユーモアを交え話された。
① 言いかえの技法
和語 漢語 カタカナ語
(決まり) (規則) (ルール)
(ひるめし) (昼食) (ランチ)
(頂き) (頂上) (トップ)
② こんなシチュエーションの時、日本語ではなんと言いますか?
などの問いかけもあり、興味深い内容の90分だった。