3/15 熱田文化小劇場で開催(毎月第3木)の「あつたモーニングコンサート」に出かけた。
平日の朝に上質な音楽とトークを気軽に楽しむということで、「蓼科バスーンカルテット+1(ピアノ)」の
5名の演奏であった。
“バスーン”とは英語圏での呼称で、イタリア語で“ファゴット”どのこと。
私はファゴットだけの演奏会は初めてで、結構大きい楽器で、分解し持ち運びしており、
吹くことによって、2枚のリードを振動させて音を出しているとの説明があった。
ファゴットをやり始めたきっかけは、4人とも中学、高校で吹奏楽部に入った時に
ファゴットを担当する人が誰もいなかったり、じゃんけんで負けてやむなく担当し、
今に至っているとのことでやはりピアノ、ヴァイオリン、ギターなどに比べて
知名度が低い楽器なのだろう。
低音の柔らかい音色であったが、私にとって、朝のこのひとときは贅沢な時間である。