観たいと思っていた映画を、なかなか時間が合わず、最近見逃してしまっているので
今日は、家事をすっぽかして思い切って出かけることにした。
空は秋晴れ、絶好の行楽日和なので、行きに途中下車して東山動植物園に立ち寄った。
動物園は孫を連れて何度も行っているのだが、植物園は一度も行っていないことと、
今日は植物園エリアの「合掌造りの家」の中で知人がハーモニカ演奏をするという情報を
得ていたためでもある。
家族連れで賑わう動物園内を縦断し、星ヶ丘へ通ずる自動車道を横断し、目指すところは
思いの他、距離があり、辿りついたときは半分くらい演奏は終わっていた。
演奏曲目は 「別離」「てんとう虫のサンバ」「ロング ロング アゴー」「船頭小唄」「箱根八里」
「ふるさと」etc.
ススキ、 萩、など秋らしい植物や、水辺には珍しい名前の種々のスイレンが美しい花を
咲かせていて、やはり来て良かったと思った。
午後、その足で名演小劇場で映画「ソハの地下水道」を鑑賞した。
この映画は1943年ナチス政権下のポーランドで迷路のように張り巡らされた地下水路に
ユダヤ人をかくまった1人の男(名前:ソハ)の感動のノンフィクション。
ナチスによるホロコーストの悲劇は、多くの映画や小説のモチーフになっているが、過去に観た映画
「シンドラーのリスト」「戦場のピアニスト」など、どの作品も、実話であるので、心に迫るものがある。
ネズミが這いまわる灯の光のない、劣悪な環境の中で生活するユダヤ人を演じる俳優も
撮影も大変だったであろうけれど、内容も暗いが、全編、うす暗いシーンの連続だった。
グループ「ブラック ボックス」のハーモニカ演奏 「合掌造りの家」
オオオニバス カミカヤツリ