今年は家族とスケジュールが合わず、旅行も出かけず夏が過ぎてしまいそうだが、
そんな中、相変わらず映画だけは定期的?に鑑賞。
「自尊を弦の響きにのせて98歳のチェリスト 青木十良」 名古屋シネマスコーレ
戦前からチェロ奏者として活躍している青木十良の90歳からの6年間を追ったドユメンタリー。
彼の名前も全く知らなかったのだが、中日新聞・朝刊(7/30付)の“米寿過ぎ開花 感動の連鎖”
との見出しで書かれた記事に惹かれて観てみた。
たまたまレディースデー の木曜日で女性は¥1,000-ということも重なり、補助椅子も出す
満席で、音楽関係者も多く訪れているように思われた。
90歳を超えてチェロ曲の最高峰に向き合い、空気を震わせるような人間味溢れる音色に魅了と
あったが、音楽、特にクラシックに疎い私には、チェロの音色の良さも解らず、鑑賞したものの、
残念ながら「猫に小判」「豚に真珠」の状態だった。
ただ、忍び寄る老いとの闘いの中でも高みをめざす姿は凄いと思った。
「トータル・リコール」 ミッドランドスクエア・シネマ
短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、ヒットした映画をリメイクした
SF大作とのこと。
超高層ビルのはざまにホバーカーのハイウェイが何層もあり、空中カーのカーチェイスが繰り広げられ
スリルを楽しむ娯楽映画で時間つなぎに観てしまった映画。
「ヘルタースケルター」 ミッドランドスクエア・シネマ
“ヘルタースケルター”題名の意味が解らす調べてみた。
→ Helter Skelter は英語で「狼狽」や「混乱」などを意味する言葉で、原義は「螺旋状の滑り台」
とのこと。
マスコミで話題となった沢尻エリカが主演。
彼女が演じるのは全身整形のトップスターりりこが「キレイになって幸せをつかんでやる」という欲望の
果てに修羅を経て辿りつく世界を描いた映画。
原作は同名の漫画で、登場人物もストーリーもほぼ原作通りとのこと。
沢尻エリカは同性からみても若さ・顔・形・プロポーションすべて美しく、どんな衣装も着こなし
容姿のみならず体当たりの演技も素晴らしく彼女以外の女優では考えられないほどぴったりの
役だった。
映画の中では「ヘルタースケルター」を“シッチャカ メッチャカ”と台詞の中で訳されていたようだ。
沢尻エリカの衣装と併せてほとんど極彩色のタッチの画面が多かった。
トータル リコール ヘルタースケルター
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