・ 「飾る・贈る・花あしらい
デイリーフラワーズ」 平松美加 著
・ 「日々のくらし、日々のはな」 並木容子 著
お客様が少なくなる暇な日が続いてしまうと、
店内にいや~な空気が漂い始めます。
ちっちゃなお花でも、
そこにあるだけで、ずいぶんと空気が和むものです。
テーブルがあまり広くなかったので、
カウンターの上や、棚の上のスペース、レジの横などに、
オイル瓶などに挿して、小分けにして飾っていました。
とはいえ、お店の経費で買うお花なので、
できるだけ、日持ちのするもので、
1本から、2~3個に分けられるものを選んでいると、
自然と、同じようなものばかりになってしまいますよね。
これではいけない!と思い立ち、アレンジの本を買いました。
どちらも、ページを開いて、そのまま本を飾るだけでよさそうな、
かわいらしいアレンジがたくさん。
うしろの方に、水あげなどのケアの仕方も載っています。
結局は、購入時の目的からはずれて、
おもに、私の心のケアに使われてしまったのでした。
『 日曜日の遊び方 魅惑のチョコレート 』 大森由紀子 著
~本場に習うおとなの味~
季節柄、街はもうチョコレートでいっぱいですね。
最近は、お菓子メーカーの”どこどこ産カカオ何%チョコレート”といったものが、
気軽にスーパーなどで手に入るようになりましたよね。
この本を読んだころは、8年から9年ぐらい前で、
ショコラ・ショーとか、ボンボン・オ・ショコラといった、
自分にとっては新しい言葉にこころ踊らせ、
果ては、「 ショコラティエになりたい 」などと、思ったりしました。
残念ながら、いつものことで、
その思いは、熱意までにはいたりませんでしたが・・・
この本は、チョコレートの魅力や、
味わい方、楽しみ方、作り方などが、
著者の大森さんのフランスでの体験などを交えつつ、
やさしく、解説されています。
『 九州・山口の西洋館 』 白石直典 著 ・ 西日本新聞社 発行
レトロな街で生まれ育ったアイリスは、古い西洋館に郷愁を感じてしまうのです。
お気に入りの本であるにもかかわらず、
なぜか、カバーもかけずに、角もぼろぼろになっています。
九州・山口各県の西洋館の写真といっしょに、
名称、最寄り駅、設計者などが紹介されていますが、
発行から10年近く経っているため、
名称などが、変わっている可能性もあります。
とくに、門司港などは、建物が移転されていますので・・・
門司港駅を出て、旧門鉄会館が見える光景は、
久しぶりに訪れた故郷というには、個人的にまだ、違和感があります。
滅多に、戻らないもので・・・
昨日、食料品の買出しに行きました。
主な目的は、牛乳と塩と納豆。
そのはずが、
水も買っとこう、そうだ、大根もいいね・・・
などと、買い足していって、かなり、袋にぎゅうぎゅう。
たった、歩いて10分程度の我が家まで、
何度も、右手左手と持ち替えました。
「どうしてこんなに重いのだろう?」
荷物を持ち替えるのと同じくらい、重さを計算しました。
水が2kgで、牛乳が1kgで、大根も1kgぐらいかな~?
あと、何を買ったっけ?
何回計算しても4kg~5kg程度、
袋の食い込みもありますが、
たった4~5kgで音を上げるなんて、チカラなさすぎです。
店に入りたてのころに、いちばん最初に買った本は、
役に立ちそうなので、職場(トラットリアC;仮名)に置いてきました。
そのころ、知っていた料理といえば、主に、スパゲッティで、
ボンゴレ、ラグー(ボロネーゼ)、カルボナーラ、ポモドーロ。
ファミリーレストランのフェアに出てきた、
マチェドニア、アフォガート、ミラネーゼ程度。
フェットチーネ、ペンネ、フィジィリ、コンキリエ。
エスプレッソ・カプチーノ・カフェラテ。
イタリアンが好きな方は、
そのくらい、誰でも知っているとお思いでしょうが、
入りたての新人アルバイト君たちは、意外と知らないものです。
料理好きな女の子の場合は、当てはまりませんでしたが・・・
たとえ、アルバイトの志望動機が、
”イタリアンが好き”や、”イタリアンに興味がある”であっても、
「このくらいは、知っているだろう」と考えるのは禁物なのです。
考えてみれば、
親元を離れて生活費を稼ごうとしている学生さんたち、
しょっちゅうファミリーレストランに行ったり、
食べ歩きをしたり、
勉強と、アルバイトの合間に
料理雑誌や料理番組などを熱心に見たりする
余裕なんて、そんなにないですよね。
やっと、メニューの料理名を一通り覚えたところで、
”本当に”仕事に興味を持ち始めた人は、
実際にパスタを見せながら、ひとつずつ茹で時間や
特徴などを説明していくだけで、
自分から意欲的に「イタリア料理」を勉強し始めてくれます。
明日、その”トラットリアC”にちょこっと顔を出す予定(ヘルプです)ですが、
その本が、少しでもスタッフたちの役に立ってくれるとうれしいですね。
私の本棚にはもうありませんが、その本は、 この2冊です。
『 レストランのメニュー 』 村上信夫・監修
と
『 イタリア料理 100のおいしいキーワード 』
落合務・著
本屋さんに行ったとき、いっしょに買ってしまいました。
雑誌の多い我が家、
本棚からあふれた本ですごいことになっているにもかかわらず。
ファンタジーも好きなんです。
お気に入りは、長編でシリーズ物が多いので、
最近はちょっと、お休み中です。
ブログを始めるまでは、
料理や、店内の撮影にしか使われていなかったデジカメ氏。
今まで、そんなことはなかったのに、
最近、すぐ、電池切れを起こすようになりました。
だいたい、我が家のファックスの上が撮影現場となります。
被写体を置いて、構図を決めて、さて・・・といいところで、
赤い電池が点滅をはじめ、画面は真っ黒に。
しかたなく、そのままの状態で、充電開始。
今のところは、放っておいても
腐るようなものじゃないからいいですけど、
料理とか、お気に入りのお店にいるときだったら、
ショックですよね。
「イタリア幸福の12か月」
「イタリア幸福の食卓12か月」
~1月から12月までの月ごとのイタリアの行事や
それにまつわるお料理などが紹介されています。
アイリスの勤めていたトラットリアC(仮名です)では、
グランドメニューのほかに、月替わりのシェフのおすすめ料理がありました。
シェフから、新しいメニューをもらうと、
お客様用のメニューを書き始めるのですが、
ただ、文字だけではさみしいので、
季節にまつわるイラストを書いたり、背景に写真などを入れたり。
そのときの、参考にさせていただきました。
「ナポリ、シチリア、サルデーニャ
イタリアは南が楽しい!」
~タカコさんや友人の倫子さん夫妻の旅を例に挙げながら、
南イタリアの楽しみ方や、ちょっと注意したほうがいいこと、
こんな場面で使えるワンポイントイタリア語会話風・・・などが紹介されています。
「イタリア おばあちゃんの倹約の知恵」
~この本は、めったにない大阪出張のときに新幹線の中で読みました。
いつまでもチャーミングなイタリアのノンナ(おばあちゃん)の
生活の知恵がいっぱい。
粗食・お掃除・お洗濯・しつけ・生活の楽しみ方など、が紹介されています。
読んでいる間は、家事って結構楽しい!と感じましたが、
残念ながら、そのほとんどはまだ実践されていません。
イタリア語の新聞紙が欲しかったのですが、
見つけることができませんでした。
スタッフのイタリア旅行のお土産にもらったものを、細々と使っていましたが、
包装紙のように、プリントされたものも含めて、
イタリアに行く以外に、手に入れる方法は、あるのでしょうか?
当時は火曜日だったでしょうか?
ちょうど、帰宅したころが『イタリア語会話』再放送の時間でした。
残念ながら、普通に番組として楽しんでしまったので、
アイリスの会話力は”ゼロ”です。
そのころは、山口もえさんが出演していました。
ジローラモさん、ダリオさんはそのとき知りました。
「極楽イタリア人になる方法」は、
ものすごく長い間、部屋の奥に埋もれておりました。
埋もれていたので、最後までは・・・おそらく読んでいないでしょう・・・
「食べちゃおイタリア」は、
食べ物のお話だったのもありますが、
自分が、だいぶん、イタリア料理にもなじんだからでしょうか、
日曜日のドルチェのために奮闘するお父さん、
ディスコテーカまで大行進?学校サボりパーティーを企画した高校時代・・・
ジローラモさんのイタリアでの思い出とか、
家族や親戚やご近所の方のエピソードが詰まっていて、
とても楽しく読めました。