台風が過ぎ去り、梅雨明けも近いようです
右膝の痛みがなかなか引かない患者さん。
初見では、右太ももの前・後ろ・横の筋力が低下し、完全に膝を伸ばせません。
太ももの筋肉は内臓との関連があるので、食生活を聞いてみると
そんなにおなかが空いていないのに、薬を飲むために取りあえず
食べている・・・とのこと。筋肉の調整と食べ過ぎに注意して
もらうと膝の痛みは和らいでいました
しかし、今度は左の膝が痛み出しました
筋力検査、靭帯、半月板等には異常がありません
サポーターで補助すると痛みが治まるので、しばらく動くときだけ
サポーターをしてもらいました。
人間の筋肉・神経はあまり長時間固定されていると、脳が慣れてしまい
固定を外せなくなってしまいます
もう一度しっかり検査していくと、胃の反射点で反応が出ます。
最近ストレスになっていることがあるそうで、そのことをイメージ
してもらい筋力検査をすると、膝回りにまったく力が入りません。
カイロプラクティックの頭蓋治療で頭蓋骨を調整し、胸郭を拡げる治療をして
もう一度筋力検査をすると、しっかり力が入ってきます
次の回には膝の痛みも取れ、サポーターもいらなくなりました
ストレスで胃の粘膜が荒れ、元々症状の出やすい膝に痛みが
現れたのだと思います。 持続するストレスは身体に反映されるようです
膝の痛みには色々原因がありますが、慢性的に痛い場合は脳の神経が
しっかり働いていないことがあります。
脳を活性させるには、酸素・栄養・刺激が必要です。
膝痛には関係ないようにみえますが、背骨・胸郭(肋骨・肩甲骨)に柔軟性をつけて、
肺に酸素を取り込み、しっかり頭に酸素を送れるようにすると
痛みも治まってきます。
アイリス整骨院
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