2017年 2月13日(月)
寒波で鈴鹿や台高にたくさん雪が積もっている。
登山口に行くのに凍結した道路を走るのは嫌~(笑)
雪で車がスタッグするのも困るー。
登山口に行けたとしても登山道ラッセルも嫌~ (笑)
なんとか楽して樹氷見物したい・・という気持ちでいっぱいの私たち。
三峰山なら、その思いに応えてくれそうだ。
メンバー:のぶりん・さなりん
奈良県、みつえ青少年旅行村に到着した。伊勢の自宅から車で2時間弱。
こんな曇り空で平日なのに、駐車場に次々と車が入ってくる。
隣の車は岐阜から来られたご夫婦で旦那さまは毎年、ここに霧氷を見に来られているとか。
奥様にアイゼンを装着してあげていた。
私たちはお先に出発~。
道路は除雪されているが、橋から先は雪が積もっていた。(最初からアイゼン使用した方がベスト)
ここに登山ポストがある。
霧氷まつりの幟が風に揺れていたが、今日は平日なので霧氷まつりは開催されておらず、バス運行もなし。
マイカーの登山者ばかりだ。
今年の霧氷まつりは2月26日まで。(土日祝開催)
雪道は締まっていて歩きやすい。サクサクとアイゼンの爪が刺さる。
ルリビタキがちょんちょんと跳ねていた。ジッとしていて~って心の中でつぶやくも、すぐに行っちゃった。
登り尾分岐。木橋を渡ると「登り尾ルート」。
私たちは直進して「不動の滝ルート」で登る。
林道を歩いていくと、橋の先にトイレが見えてくる。
橋の手前に「不動の滝ルート」を示す標識があるので、見逃さないようにする。
橋を渡ると「登り尾 ルート」に合流する。
不動の滝ルートの取り付き。先行者が3名いた。
すぐに赤い鳥居が見えてくる。作業小屋の右を廻り込んでいく。
目の前に不動の滝が現れた。
落差21m。
滝の横には、小さなツララが出来ているが、標高が低い所なので氷瀑は見られない。
記念撮影はしていこう。(笑)
滝の落ち口の近くに、不動明王が祀られている。前まで行けるが雪の時は注意してね。
滝を背にするようにルートがある。
植林の中を登っていく。雪景色で寒そうだけど身体はぽかぽか^^
汗はかきたくないけど、暑い~。首に巻いたスカーフをとって丁度よくなった。
植林帯を登りきると、避難小屋が見えてくる。
中に入って、ちょっと休憩した。雪が多くなってきたので小屋でスノーシューに交換した。
よく歩かれているので、アイゼンで充分であるが、スノーシュー歩きも楽しみたいのだ。
人が歩いてないフカフカ雪を選んで歩く。
歩きやすい~
霧氷見ながらスノーシューハイクの始まり~
霧氷が段々とりっぱになってきた。
霧氷のトンネルを潜って進もう~ 首に枝をひっかけないようにね。
雪の中の大日如来碑。お帽子に雪が積もってしまった。
御嶽山は見えないわ~真っ白。
山頂・八丁平の標識。かなり雪で埋まっていた。
山頂に着いた。標高1235m。
三角点は何処だ~? 所在が判らないくらい雪の中に埋まっていた。
山頂の近くの霧氷がきれい~。かなり成長していた。
山頂からの展望は望めず、真っ白で何も見えないから八丁平に向かうことにした。
八丁平もガスガス~
この向こうに、いつもならパア~ッと景色が広がる筈だが・・。
わぁ~真っ白だーーー。
振り返って山頂方面を見た。
白いガスが流れている。霧氷は素晴らしいけど、モノトーンの世界。
シンボルツリーのシロヤシオには、特に霧氷が付いていた。
いい感じ、素晴らしい!
来たからには楽しもう~(笑)
他の登山者の皆さんは、風を避けて木の下に。
私たちは、トレースのない雪面をスノーシューで歩き廻った。
八丁平を右へ左へ。
そろそろランチにしよう。
木の根元の窪地にランチ場を作った。少しは風がしのげそう。
次回は雪洞を作らなきゃ。
今日のメニューは、のぶりんはキムチ鍋うどん。最後にうどんを投入。
さなりんは鶏鍋の後、うどんを投入。
夫婦でも山御飯は自分で準備するのが基本。
いいダシが出て美味しかった~。身体もあったまる。ぽっかぽか
ランチしてゆっくりしていたら、登山者さんが増えてきた。
ソリ遊びしている若者たちも居る。
しばらくして・・あら~ついに小雪が舞ってきた。そして急に寒さが増してきた。
急いでお片付けして下山しよう。
そこの、お二人さん、どこに行くの? そちらは「ゆりわれコース」だよ。
吹雪いて来たから帰った方がいいね。
午後から登山指数Aの予報だったが、今日は青空は期待できない。
避難小屋まで下りてきて、☕を飲んで(´▽`) ホッと一息つく。
避難小屋の中には、たくさんの登山者がいた。みなさん、ここでカップ麵食べたり、お茶したりしていた。
ここまで下りると、風はなくなった。
雪が舞っている中、短時間で降りられる登り尾ルートで下山することにした。
トレースはしっかりと付いている。
登り尾のコースにある5本杉のお地蔵様に手を合わせて。
段々と少なくなってきた霧氷を名残惜しく見ながら下山する。
前に見えるのは御杖村森林組合の三畝山林展望台(みうねさんりんてんぼうだい)だ。
展望台に登って見える景色。御杖村とかすかに大洞山が見えていた。
3面ある展望台の他の窓からは、これから降りていく方面も見える。
雪は止まず、さらに降ってくる。
展望台下のトイレもある避難小屋に着いた。
林道まではあと少しの距離を下るだけ。
小屋横から植林帯へ。
ここまで来たら、もう霧氷は見られない。とっとこ下る。
登り尾コースの木橋が見えてきた。橋を渡れば林道に出る。
空を見ると、青空も見えるんだけど・・。雪も降る。
無事に駐車地まで戻ったら、雪が止んだ。
駐車場の車は半分程度になっていて、岐阜のご夫婦の車もなかった。
同じくらいの時間に2パーティーが下山してきた。みなさん、さっと登って、さっと下りたようだった。
青空がなくて少し残念ではあるが、霧氷の森とスノーシューハイクを充分満喫できたから、ヨシとしよう。
素晴らしい景色に出会える山があるから、また山に登ろう。
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