昨日の安倍首相の記者会見を聞いて感じた。
今までの彼の説明では、デフレは解消しつつ
アベノミクスは成果を出しているはずではな
かったのか。
消費税延期の理由を世界経済に責任を押し付
けている。
「最高責任者」、「きっぱりと物事を言う」、
「決断ある指導者」像を演出してきた結果で
はないか。中身がともなっていないから、彼
の言葉に重みがないと感じる。
彼のまわりを極右のお友達で固めてしまった
ため、国民の世論との乖離がどんどん進んで
いる。秘密保護法、「戦争法」などなど。
戦後初めて消費が2年連続落ち込んでいる。
実質賃金は5年連続減少だ。
格差は極端に広がっている。国民生活の底が
抜けつつあるのではないか。
そして一部大企業と富裕層は、パナマ文書が
明らかにしているように、富を持ち出し隠し
ている実態が暴露された。
99%から富を吸い上げ、1%をさらに豊かに。
これがアベノミクスの結果だ。
記者会見で、これをさらに前進させるといっ
ても、もう無理だ。
国民の声を聞かない「暴走」を止めるのは、
安倍首相の「退陣」しかない。
その決定打が、参院選だ。
32の全一人区で野党共闘が成立した。
さあ、政治を変えるチャンスだ。