雑誌「経済」の1月新年号は誌上シンポとして「グローバル資本主義を問う」として4人の人が登場。
ラテンアメリカ:所康弘 明治大学教授
バングラディッシュ:長田華子 茨木大学准教授
マレーシア:井出文紀 近畿大学准教授
チュニジア:山中達也 駒澤大学准教授
「新自由主義」が世界を席巻して久しい。
いまグローバルサウスといわれる国々の問題点がよくわかる座談会だ。
ラテンアメリカといえばデフォルト(国家破産)を繰り返し、アルゼンチンタンゴを踊ると称されたほど「新自由主義」の影響を受けている。
シカゴボーイの責任こそ問われている。
(小泉純一郎元首相の時代に日本も・・・)
政府がこのまま「底辺の競争」を走り続けるのかと問題提起した長田氏。
東南アジアを含めた途上国は、彼らの利益の「草刈り場」となっていると井出氏。
中国がかつてのアメリカのような「グローバル資本主義」のようにふるまっている現状も告発している。
(この点からいっても中国は「社会主義」とはいえない)
日本も小泉+竹中平蔵の「新自由主義」がいまだに猛威をふるっている。(日本のシカゴボーイ)
依然として「規制緩和」を錦の御旗にして政府を動かしている。
直近では「ライドシェア」のUberがくい込んでいる。
変革のカギは、それぞれの国の歴史のもよるが、共通したものもある。
まずは自公政府、それを助ける維新、国民の4党連合の実態を知らせなければ。
自民党の「腐敗」が明らかになったいまこそチャンスだ。
雑誌「経済」1月号をぜひ!