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マッカーサ元帥の日本観

2023-12-02 07:40:33 | 日記

むかし生命保険に加入したとき、「思い出新聞」として誕生日の朝日新聞のコピーをもらった。
あらためて見ると、当時の記者がアメリカでのマッカーサ元帥とのインタビュー記事が掲載されていた。

マッカーサ元帥の日本観
「日本人は他のすべての東洋人と同じように、勝者にへつらい敗者を軽視する傾向がある」
「日本人は現代文明の基準からいえば、まだ12歳の少年である。」

同じ侵略側であったドイツについてはアングロ・サクソンとしてアメリカの白人と同等の年齢としている。

白人優位の人種的偏見がすさまじいことがよくわかる。

さて、マッカーサがみた日本人観「勝者にへつらい敗者を軽視する傾向」は70年以上経過しどうなったであろう。

歴代の首相、自公政権の政治家、アメリカ、大企業言いなりの姿をみて「変わってないな」と思うであろう。

屋久島沖のオスプレイ墜落事故。米軍はまったく飛行停止処置をとらない。わがもの顔で飛行訓練を続けている。

米国防省のシン副報道官は「日本政府から公式の飛行停止要請は受けていない」・・・日本政府の言っていることと違う。

謝罪や反省はいっさいなく、日本国民の安全すら考慮していない。

これも岸田首相ともども、日本政府の「アメリカには言ってはならない」という卑屈の姿勢が際立っている(勝者にへつらう)。

唯一の被爆国なのに、核兵器禁止条約にふれられない。
イスラエルのジェノサイド的空爆にたいしてもアメリカのおうむがえしだ。
どんな悲惨な事件を米兵が起こしても「日米地位協定」を変えようとしない。「運用」などのごまかしがひどい。

やっぱり「マッカーサ元帥の日本観」の通りではないか。

いや、すべての日本人ではない。
国民の声、住民の立場から、どんなに攻撃されても不屈にたたかう日本共産党がいる。
日本共産党の101年の歴史が証明している。

ここに未来がある。